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勝てないとわかっていても斧を振り上げて抵抗し、自分より大きな相手に向かっていくカマキリと、戦う写真家福島さんの姿がどこかダブって見える、そう福島さんに水を向けてみると。(福島菊次郎さんの言葉)----------------------------------------------------------人間ちゅうのは本来、人間の生存の本能とはそういうものではないの。自分の生存に危機を与えるものに対して、もし逃げる人ばかりだったら人類ないわけじゃん。逃げないで、勝ち負け考えないでつっかっかって倒す奴がいるからさ歴史と言うものはそうだと思う。僕は。-...
黒木町日記 | 2013.11.21 Thu 22:30
大東亜戦争において、日本軍の組織行動としての失敗がとくに顕著だった六つの作戦を振り返って、何が無条件降伏という惨敗をもたらしたのかを、組織論、軍事行動などの専門家が検証した大ベストセラーである。私は、その本質をまとめた第二章を読み進める前に、各作戦を概観した第一章を読んでみて、自分なりにまとめてみた。以下は、戦争というテーマを扱っているが、広く組織行動に当てはまるように解説されていることをまとめたものである。だからこそ、敗戦から約70年が経過した現在でも十分に通用するテーマであるはずである。---...
黒木町日記 | 2013.10.31 Thu 00:47
RKBで多くのドキュメンタリーを世に出した木村栄文は言った。 「美しくて悲しいものを撮りたい」と。 松林監督はそのデビュー作で、「悲しくて美しいもの」を作り出す道を歩み始めたようだ。 私が、松林作品に出会ったのは、「相馬看花」を見たことである。 福島第一原発事故によって避難生活を余儀なくされている住民の人とともに、 避難所で生活して、彼等の懐に入っていく彼の姿は、ただ凄いの一言だった。 それは、この花と兵隊の作品作りで、長い間未帰還兵とその家族に触れて、 彼等から自然に溢れ出す感情を捉えたから...
黒木町日記 | 2013.10.27 Sun 01:13
2013年9月14日東京都府中市の府中グリーンプラザにおいて、福島菊次郎さんの映画上映、写真展、講演会が開催されました。http://hmw.or.jp/~fukushima/私は仕事のため残念ながら、夜の講演会にしか参加できませんでした。現在開催中の新聞博物館での写真展とは異なる構成の写真展が見られなかったのは、残念でしたが、福島さんの力の入った言葉を聞けたのは幸せでした。今一度、福島菊次郎さんについてプロフィールを簡単にご紹介します。1921年 山口県下松市に生まれる。1945年 二回目の召集で広島市内の部隊に配属されるも8月1日宮崎...
黒木町日記 | 2013.09.15 Sun 13:44
もしかしたら、福島さんとお会いできるのは、今回が最期かもしれない、そう思って山口県柳井に赴きました。「ニッポンの嘘」の上映の後、福島さんは自身の足跡をたどり、最後にこの国が戦前に戻りつつあるのを強く警告していました。そして、以下の1946年文部省配布の「新しい憲法のはなし」を朗読させてトークショーは幕を閉じました。------------------------いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もあり...
黒木町日記 | 2013.04.22 Mon 09:15
昨年8月から全国で公開された『ニッポンの嘘』で福島菊次郎というフォトジャーナリストに脚光が当たりました。私もその映画で彼を知りました。映画の公式サイトの紹介文言にこうあります。---------ジャーナリスト界で「伝説」と語り継がれる報道写真家・福島菊次郎、90歳。そのキャリアは敗戦直後、ヒロシマので撮影に始まり66年になる、ピカドン、三里塚闘争、安保、東大安田講堂、水俣、ウーマンリブ、祝島--。レンズを向けてきたのは激動の戦後・日本。真実を伝えるためには手段を選ばない。防衛庁を欺き、自衛隊と軍需産業内部に...
黒木町日記 | 2013.04.14 Sun 13:09
福島さんが残したバトンを受け取ります。自分に何ができるのか、全く自信はありませんが。それが日本人として、独立国家を維持していくための使命であるならば。私は、来週柳井市に福島さんを訪ねます。その後、広島市に行き彼の原点を訪れたいと思っています。MBS毎日放送2010年6月20日(日)放送−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一人の老写真家がいる。福島菊次郎、89歳。二等兵として敗戦を迎えた彼は、42歳のとき、家庭を捨てて上京し報道写真家になった。その後、反動化する世相に絶望して瀬戸内海の無人島で暮らしたこともあったが、い...
黒木町日記 | 2013.04.12 Fri 22:33
東京新聞2013.3.10の筆洗欄を読み、積ん読の山から取り出したのは、岩波新書「抵抗の新聞人 桐生悠々」です。彼がこの論を世に訴えた時期から80年の時間が経過していますが、決して彼が訴えたことのメッセージは色あせなていません。残念ながら、それが良いことではないのですが。。。以下、悠々の代表論「関東防空大演習を嗤ふ」1933.8.11の口語訳です。--------------------------------------------------防空演習は、曾て大阪においても、行われたことがあるけれども、一昨九日から行われつつある関東防空大演習は、その名の如く、...
黒木町日記 | 2013.03.16 Sat 23:07
この本は、2009年8月に公開された東南アジアの地で暮らす 「未帰還兵」をテーマにした映画『花と兵隊』の取材場面を綴った、 制作ノートです。 松林監督は1978年生まれです。つまりこの映画の取材が始まった 2005年当時、まだ27歳であったわけです。 本著の最後にも監督自身がメッセージを発していらっしゃいますが、 20代で太平洋戦争(戦前用語で大東亜戦争)について、まともに 考えてみようとするひとがどの程度存在するでしょうか。 ましてや、積極的に元軍人達にインタビューを試みる人はわずかだと思います。 松林...
黒木町日記 | 2012.03.12 Mon 22:28
JUGEMテーマ:第2次世界大戦本日は大阪府知事選挙に当たり、大阪維新の会の知事候補者の個人演説会に行きました。話している内容の半分は自分たちのやりたい内容なのでしょうが、半分は他陣営批判です。そのことを聞いていると、どうも、この文章が頭をよぎりましたので載せます。 日本人のこの本を読めばすっきりとわかる、というものが見当たらないのです。たぶん、日本語で記載されたものとして一番うまく説明しているのは、市丸利之助海軍中将の「ルーズベルトニ与フル書」が最適であろうと考えここに掲載します。 原文は、カタ...
税理士 松井孝允のブログ | 2011.11.16 Wed 23:59
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