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科学

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能面で、ひとのこころを見すかす装置。

能で使うお面って、見る角度でいろいろな表情に見えるそうだ。手に取って見たことはないけど、言われてみれば、そんな気がする。そんな能面の特徴を活かして精神鑑定しちゃう装置が登場しました。モニターに能面を映し出し、被験者はお面の角度変化にあわせて自分が感じ取った「怒り」「悲しみ」などの感情を選択肢から選ぶ。その回答内容や回答までの時間をデータに、被験者の精神状態について、心理学的な判断を行なうというもの。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.27 Tue 14:13

「脳」を持ってる賢い海藻がいる？

「ニッポンウミシダ」という赤っぽい海藻みたいな生き物は、海底に固着する根っこのところに脳があるそうだ。植物みたいに見えても立派な動物で、光合成はせず、プランクトンを食べる。ウニ、ヒトデの仲間です。その「ニッポンウミシダ」を飼育することに日本が初めて成功し、世界の研究機関へ提供する体制を整えた。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.26 Mon 19:44

1000分の1ミリしかない“クラゲ”。

肺炎を引き起こす細菌の一種が、クラゲの足のような構造を持つことがわかった。細菌の名前はマイコプラズマ。もちろん生物的には細菌であって、クラゲじゃないけど、見た目がクラゲそっくり。こんな小さな世界にも、よく知る生き物と似た形のものがあると思うとちょっと楽しいな。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.26 Mon 10:10

白い“クロクマ”仕留められる。

アメリカで、クマだとわからず撃った生き物が、白いクロクマだったという。アルビノ個体らしい。体重21キロとあるから、あんまり大きくないのかな。アルビノ個体ってのは、生まれつき「メラニン色素を作る遺伝子」が欠損してしまった個体のことで、体が白く、目が赤い。ちなみに、ホワイトタイガーやホワイトライオンは、正常な遺伝子発現によって白くなるので、ちょっと違う。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.25 Sun 10:14

臓器を培養できちゃう時代。来ました。

京都大学の先生がとうとう、さまざまな体の臓器や組織に成長しうる『万能細胞』を、人間の皮膚細胞から生みだすことに成功。つい先日、あのクローン羊「ドリー」の研究の第一人者が生殖細胞から『万能細胞』を生みだす研究をあきらめたのが記憶に新しい。（同じ京都の先生がマウスの皮膚細胞で成功したのがキッカケだった）この技術が定着していくと、きっと医療も大きく変わる。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.24 Sat 09:02

ガラスを鏡に、鏡をガラスに。

電圧をかけるだけで、ガラスのような『透明』状態と、『鏡』状態を変更できる調光ミラーが登場。いろいろな使い道がありそうで面白いな。たとえば、遊園地にある鏡の迷宮が、スイッチひとつでガラスの迷宮に！とか。どちらにせよ出れないの罠。お化け屋敷のトイレで、化粧鏡がいきなりガラスに変化、その向こう側にはゾンビ係の人が！とか。トイレまで心休まらないホラーは賛否両論か。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.23 Fri 11:48

ゴキブリに告ぐ。人類は君らを滅ぼすロボットを開発したぞ。

ゴキブリを誘導し、ぞろぞろと後に従えて移動する小型ロボットが誕生。見た目には、ゴキブリと似ても似つかない四角い物体だが、匂いや動きが本物に似ていて、しかも集団内でリーダーシップを発揮できるそうだ。ゴキブリどもを死の淵へと誘いこむハーメルンの笛吹きロボ。そこまでするか人間！という感じもするが、たぶん、生物の行動を研究した技術の副産物なのでしょうね。ね？ね？ちょっと気持ち悪そうだが、見てみたいなあ。

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.22 Thu 17:26

地震がホントに予知できるかも？？

砂場で作る砂山の崩れかたと、地震発生のメカニズムに共通点があるようです。ぱらぱらと砂を落として砂山を作っていくと、ときどき斜面の一部が滑るように崩れたり、たまに砂山の一部が削れるように大きく崩れたりする。この「崩れ」の大きさと頻度をグラフにしてみると実際に発生している地震のパターンとよく似ているんだって。砂山＝日本の地盤、落ちてくる砂＝日本の地盤に外から加わる力と考えればいいのかな。砂山が崩れるときに、内部にかかっている力を観察すればどんな状況で砂山が崩れるのか...

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.22 Thu 11:08

二酸化炭素排出、アメリカが世界の23％という計算に。

米政府より、北米地域の二酸化炭素排出量と、同地域の森林による二酸化炭素吸収量が発表された。北米のCO2排出量が世界に占める割合は27％。うち85％がアメリカ由来ということだ。てことは、アメリカだけで世界の23％ってことみたい。もう1/4じゃないすか! 伐採跡地に再生した森林による二酸化炭素吸収が、期待したほどには大きくなかったようだ。そうそう。ときどき、大きい森は二酸化炭素吸収量が多い、と思っている方もいるけど、そうじゃないのです。長期視点で見れば、 CO2の吸収量を決めるの...

理科と広告とコピーのおはなし | 2007.11.21 Wed 10:27