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もし一葉が自分に殺意があるのならば、理由を知りたいという礼子に、確かめてみようじゃないか と協力を申し出た聖人。 一葉からもらったお古のワンピースを着て食卓へ向かった礼子。なぜか章吾はそのワンピースを見て怪訝そうな顔をし、視線を逸らす。その表情を聖人は見逃さなかった。章吾に促されて朝食の用意を手伝うサリナ。しかし、手にしたスープ皿が傾き、中味が礼子のワンピースにこぼれてしまう。 ワンピースをクリーニングに出すように路子に頼みに行こうとする礼子に、自分が渡すと言う聖人。聖人は路子に...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:20
章吾から礼子に一葉には気付かれずに研究所へ来てくれと連絡がはいる。研究室に向かうと、和臣の怒鳴り声が聞こえる。章吾の説明で、珠江が水の供給を忘れたために、東谷の湿原が全滅したことを知る。謝る珠江。和臣と章吾は、急いで地主の安達にこのことを報告しに行く。 珠江に事情を聞くと、聖人に恋をしていて、湿原に水やりをすることを忘れていたと告白された礼子。研究所を辞めるしかないと言う珠江に、誰かを好きになるのは素敵なこと、失敗は取り返せると励ます。 居間に礼子が戻ると、テラスで聖人が考え事をし...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:19
父親に東谷の土地を買わないよう説得すると言う一葉に、礼子がお礼をいうと、一葉は満面の笑みで頷く。 翌日、聖人を探すサリナに、東谷の土地を買うための金策に出掛けたのでは?と推測する礼子。 一方、研究所では、珠江が湿原で枯らしてしまった植物を探しに行き、昼休みから遅れて戻ってくる。どこかに自生しているかもしれない、やるだけやってみると言う珠江。エールを贈る礼子と、協力を申し出て断られ、落ち込む小林。 その夜、帰ってきた聖人に礼子が金策の結果を聞く。聖人は、昔の同級生にあたってみた...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:17
一葉の携帯に電話し、秋元の融資を断ったことを謝る章吾。父の呼ぶ声であわてて電話を切る一葉。 和臣は絵を美術商に鑑定してもらった結果、八百万円で売れることを章吾に話す。絵を手放すぐらいなら秋元から融資を受けてくれと反対する。 枯らした植物の自生地を珠江が見つけてくる。六郷谷の小さい湿原にわずかに咲いていたと言う珠江に、よくやったねと温かい言葉を送る和臣。和臣と章吾は珠江と一緒に湿原を見に出掛ける。 桐生家の中庭。聖人が東京へ行ったとサリナから聞く礼子。聖人は以前東京で何をやって...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:12
礼子は章吾に、融資を断ったことで秋元がかなり怒っていることを一葉から聞いたと伝える。改めて謝罪に行くと言う章吾。 聖人に一葉がもう桐生家に来られなくなり、とっても悲しそうでつらそうな目をしていたと伝える礼子。俺は、世の中キレイごとばかりじゃないって親父や兄貴にいいたかったから、一葉に殺されかかったのかもしれないと聞いて首を突っ込みたくなったんだろうなという聖人。 憂い顔で桐生家に来た一葉。扉の前に立つがチャイムを押せずにいる。中から出てきた聖人に、父親から桐生家に近づくなと言われ...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:10
礼子は地下室で章吾と一葉の話を立ち聞きする。章吾自身が結婚相手に礼子を選んだのではなく、和臣の意向だったことを知りショックを受け、無言で階段を駆け上がる礼子、それを追う聖人。その音に気付いた章吾と一葉がドアを開けると、そこには誰もいなかった。 蔵で聖人と礼子。聖人は、この家では和臣は全知全能の神で、和臣の行いはすべて善であり、和臣の判断はすべて正しいと教え込まれてきた、章吾は子供のころから和臣に気に入られることだけを考えて育ってきたと話す。だからって結婚相手まで......と礼子。そこへ、入...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.24 Thu 11:08
桐生家を出て、東京のアパートへ帰ろうと身支度をしている礼子に、わざわざ一葉に看病をさせて見張っていたのは、章吾と一葉の恋の炎が今も燃えていることを確認して身を引くためだったのかと問いかける聖人。礼子は、仕事も家族もすべて手に入れたと思ったけど、章吾の愛という前提がなければ意味がないと答える。失恋して苦しくてこれ以上章吾の顔を見るのが辛いと話を続ける礼子に、聖人は本気で礼子の腕を掴んで「行くな!」と言う。俺はあんたと章吾を別れさせるために協力したんじゃない、心に疑惑を抱えたまま結婚しようとし...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.23 Wed 22:49
東京のアパートに訪ねてきた聖人に無理矢理キスをされた礼子。思わず聖人の頬を叩く。すると、礼子の手に血が......。改めて見てみると、Gパンのひざに穴が開き、革ジャンは汚れている。バイクで曲がりきれずに転倒したという聖人。礼子が手当てをする。礼子のバッグの中でマナーモードの携帯が震えている。章吾からの電話に礼子は気付かない。 礼子から手当てを受けながら写真立てを覗く聖人。礼子は、写真に写っているのは養父母だと説明する。大学に進学する前に2人は相次いで亡くなり、たったひとつの形見、ペガサスが描...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.23 Wed 22:47
章吾のレポート用紙の余白に、大小さまざまな女性の似顔絵を描く聖人。サリナに下手だと指摘されると、わざとだと答える。似顔絵の女性は誰なのかに気付くサリナ。聖人は企みをサリナに話す。 東京の礼子のアパートで礼子と章吾。荷造りをしながら、聖人は子供のころから嘘とまやかしで生きてきた......という話を礼子に話す。章吾が書いた夏休みの宿題の作文をそっくりそのまま書き写し、聖人が県のコンクールで賞をとったときに初めて書き写されたことを知ったこと。さらに、章吾の絵をそっくりそのまま模写して小学生美術コ...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.23 Wed 22:44
グリーンハウスに章吾を呼び出した一葉。章吾を探しにきた礼子がそこに入ってくる。聖人は静かにするようにジェスチャーで伝え、2人で黙って見ている。章吾は一葉に、礼子を愛していると言うが、一葉はあなたは自分に嘘をついている、無意識のうちに和臣に誉められたいと思っている、わたしがあなたを和臣から解放してあげると自信たっぷりに言い、笑顔のまま振り向いて礼子に微笑みかける。一葉はそこに礼子がいたことに気付いていたのだ。せっかく帰ってきたが、章吾はあなたとは結婚しない、と余裕の笑みを浮かべて一葉は部屋を...
小林且弥(コバカツ)応援Blog | 2008.07.23 Wed 22:42
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