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昔話

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昔話
このテーマについて
 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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大食らいの三太郎

                                         きょうの江戸小話 「大食らいの三太郎」 若者たちが六、七人、それぞれ食べ物を持ちよって宴会をすることにしました。ところが大食らいの三太郎は小さなにんじんを一本持ってきただけなのに、どっかと大なベの前に座り込んでガツガツと食べています。ほかの若者たちは、おも...

まつもとJIN | 2014.08.30 Sat 17:38

死んでから、一人前

              きょうの江戸小話 「死んでから、一人前」 ある墓場を通りかかった男が、ふと思い出しました。「確か、知り合いの源七(げんしち)の墓が、ここにあったな。あいつはお坊ちゃんで、おつきの者がそばにいないと、一人では何一つ出来ない男だったな。死んでからは一人だから、さみしがっているだろうな。よし、たまには墓参りをしてやるか」男は墓場に入って、源七の墓を探しました。「おお、ここだ、ここだ」男が源七のお墓にせんこうをあげて、手を合わせていると、♪ヒュウー、ドロドロドローと、墓石の後...

まつもとJIN | 2014.08.16 Sat 14:00

金の鳥居

         本日の日本の昔話「金の鳥居」ある日の事、吉四六さんは村の家々をまわって頼みました。 「八幡さまの木の鳥居が、古くなって壊れそうじゃ。  みんなでいくらかずつを出し合って、金の鳥居を寄付したいと思うが。  どうだろうか?」 「それは良い考えだ。吉四六さんも、たまには良い事を言うの」  こうして村人たちは、吉四六さんにお金を預けました。  さて、それからいく日もたたないうちに吉四六さんが、 「金の鳥居が、出来ました」と、ふれまわったので、 「ほう、...

まつもとJIN | 2014.07.19 Sat 07:20

手足のけんか

  ある日、手と足がけんかをしました。「お前は、すぐひざの上に乗る。まったく、うっとうしいやつだ」と、足が言うと、手は、「何を言っているんだ。兄弟で言えばおれが上にあるから、手は兄さんだぞ。おれがいなければ、仕事も出来ないくせに」「ふん、足が無くては、仕事に行く事が出来まい」 負けずに足がいうと、手は、「そう言うなら、食べ物は手で食べるんだぞ。足では、口へ持っていけまい」  足も、これには言い返せず、「・・・それは、お前の言う通りだ。だが、覚えておけ。今度イヌのうんちをふんづけて、お前にふ...

まつもとJIN | 2014.07.12 Sat 17:56

山伏の占い

              きょうの江戸小話 「山伏の占い」むかし、一人の山伏が伊勢と江戸の分かれ道で、首を傾げました。「はて、どちらに行けば良いのやら」するとそこへ、百姓がやって来ました。そこで山伏が、ちょっといばった態度で百姓に尋ねました。 「こりゃ、百姓。伊勢はどちらか、教えてくれ」その態度に腹を立てた百姓は、山伏に怒鳴りました。「山伏めが、横柄な口をききおって。だいたい占うのは、お前えさんの商売だろう。伊勢がどっちか、自分で占ったらどうだ」「うむ。それはもっともだ」山伏は目をつぶると、...

まつもとJIN | 2014.07.05 Sat 07:00

 「一人かご」 

          きょうの江戸小話  「一人かご」むかしむかし、江戸のはずれに、とてもけちなだんながいました。もらうのはゴミでももらうのに、出すのは舌を出すのも嫌がります。ある日の事、麹町の大だんなに急ぎの用が出来ました。(さーて、弱ったぞ。はよう、いかにゃならんが、かご屋のかごでは高くつく。というて、歩いてもいかれんし。うん?  ・・・おお、そうそう。あの力自慢の権助にかつがせて、家のかごで行くとしよう)そこでさっそく、下男の権助を呼んで言いました。「お前は飯もよう食うが、それ以上に力もある...

まつもとJIN | 2014.06.07 Sat 06:57

じしゃく宿 (江戸小話)

         「じしゃく宿」宿場町の町はずれに、貧乏な宿屋が三軒ありました。たいていの旅人はそこを通り過ぎて、大きな宿屋に泊まってしまいます。 何とか、はんじょうする方法はないものか?」と、一軒の宿屋の主人は、考えていましたが、「おおっ! 良い事がある」と、ポンとひざを叩きました。どこからか大きなじしゃくを買ってきますと、げんかんにすえつけました。そして旅人がやって来ますと、細かくくだいた鉄くずをパラパラパラッと頭にふりかけます。すると旅人はじしゃくに吸い寄せられて、すーーっと、宿屋...

まつもとJIN | 2014.05.31 Sat 04:49

ネコの名 (江戸小話)

きょうの江戸小話  「ネコの名」子どもたちが集まって、おしゃべりをしています。「この間、ネコをもらったけど、名前がまだないんだ。ほかのネコに負けないような強い名前をつけようと思うんだけど、何ていう名前がいいだろう?」「そりゃあ、青空とつけるといいよ。青空は大きくて気持ちがいいからね」 「いやいや、青空は雲にはかなわないよ。だから、雲とつけなよ」「それでも雲は、風にはかなわないよ。風に吹き飛ばされてしまうよ」「それじゃあ、風とつけようか?」「いや、だめだ。風は家の壁にはかなわないよ。家の壁は...

まつもとJIN | 2014.05.24 Sat 18:48

おなら (江戸小話)

きょうの江戸小話 「おなら」風の強い、ある晩の事。泥棒がえんの下にもぐり込んで、みんなが寝静まるのを待っていました。だんだん風が強くなってくると、表の戸に風が当たって、「ぶううー、ぶううー」と、鳴りました。それを聞いた亭主が、「今の音は、お前のおならか?」と、奥さんに聞くと、奥さんは怒って言いました。「まあいやだ。わたしがいつ、おならをしました?!」「そうか。しかし確かに、おならの音が聞こえたのだが。・・・もしや泥棒がどこかに隠れていて、おならをこいたのだろう」するとそれを聞いた泥棒が、あわ...

まつもとJIN | 2014.05.18 Sun 05:05

「貧乏神のご開帳」

  きょうの江戸小話「貧乏神のご開帳」回向院という寺は、いつもは人がいないのですが、今日は不思議と、押すな押すなの人混みです。ここを良く通る旅の男が、不思議に思って尋ねました。「えらい人混みですな。今日はいったい、何の日ですか?」すると、境内の男が答えました。「ああ、今日は、貧乏神のご開帳さ」「貧乏神の? ・・・はて? 貧乏神なら、みんな嫌って、ここに来ないと思うが」すると境内の男は、一枚の張り紙を指差して言いました。「これだから、みんな行くのさ」旅の男が張り紙を読んでみると、こう書...

まつもとJIN | 2014.04.26 Sat 05:16

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