[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:文楽 国立文楽劇場で、11月文楽公演を見てきました。「河庄」の段切れの「その一筆の奥深く誰が文も見ぬ恋の道」という詞章に痛く感動しましてねえ。「この段階では誰も知らない、おさんからの文(手紙)の内容」と、「誰も踏み込んだことのない(踏みも見ぬ)恋の体験」という掛詞になっているわけなんですよ。さすが大近松の名作だけあるなあと思いました。そして格子越しに見える小春の後ろ姿がもう、神がかり的に美しくて、痺れました。でも、この美しさは外国の方にはちょっと分からないと思うんです。「...
ふくきち舞台日記 | 2019.11.17 Sun 00:25
JUGEMテーマ:文楽 歌舞伎も能も文楽も好きなのですが、 実は最も難解なのは文楽ではないかしらと思っています。 でも一番ドキドキもします。 難しいのは能じゃないの?普通?と思われる方もいるかもしれませんが、 能は大体のストーリーが決まっていますし 心地よい謡曲を聞きながら美しい面と衣装をみつついつしか眠りについていくという心地よさがあります。 一方文楽は難しい。 その理由は ?ストーリーが超難解。色恋をあつかう心中ものなどは、昼メロ圧縮版で人間関係もフクザツ。 ...
青木淳子の日常茶飯事〜花園居(かぞおのきょ)で信州週末暮らし〜 | 2019.09.27 Fri 15:18
JUGEMテーマ:文楽 『嬢景清八嶋日記』で、日向嶋の景清には、鎌倉からの隠し目付が付いていて、日々の様子が頼朝へ報告されていたと言います。土屋軍内〔つちやぐんない〕と天野四郎〔あまのしろう〕の2人が、わざわざ里人に姿を変えて見張っています。どのくらいの期間のことだったのでしょう。景清は盲目の乞食となっており、もはや謀反を起こす気遣いもないのに、なぜ監視されているのだろうかと思いました。 この2人は、仏教で言うところの「誓いの網」なのではないかと思います。それは、敵方の武将であった景清をさえ...
ふくきち舞台日記 | 2019.09.26 Thu 23:09
JUGEMテーマ:文楽 私が『嬢景清八嶋日記』を初めて見たのは、平成14年1月の国立文楽劇場だったと思います。当時、私は国立文楽劇場の宣伝編集係で働いていましたから、事前に床本を何度も読んでから公演を見たはずです。 作品の存在自体は、もっと前から知っていました。文楽と歌舞伎が同じ舞台で初めて共演した伝説の公演が昭和34年の『嬢景清八嶋日記』で、話には聞いていましたし、断片的な映像も見たことがあったと思います。 しかし、これまで私はこの作品のことを全然、理解出来ていなかった。ある程度、年齢を重ね...
ふくきち舞台日記 | 2019.09.26 Thu 00:24
JUGEMテーマ:文楽 ←クリックして頂けるとうれしいです。 文楽京都公演に行ってきました。 昼の部は、義経千本桜 椎の木の段 すしやの段 夜の部は、義経千本桜 道行初音旅 新版歌祭文 野崎村の段 昼夜通しで観ましたが、通しで観られている方も、結構おられました。 六代君の人形と一緒に記念撮影ができました。 ...
帯屋捨松の日々 | 2019.03.03 Sun 17:51
JUGEMテーマ:文楽 「国立文楽劇場」へ行ってきました。 出し物の 「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちががみ)」は 「天神山」 「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ」は 「胴乱の幸助」 そうです どちらも落語と密接な関係があります。 特に「桂川連理柵」の「帯屋の段」は 落語の中でそのまま語られています。 文楽劇場には「1等席」と「2等席」があって 「一等席」は¥6000 「2等席」は¥2400 今回は「2等席」 会場の後部2列が2等ですが 充分楽しめます。また、舞台上方...
くじらいだー@の [わがまま勝手なことばかり](JUGEM版) | 2018.11.17 Sat 22:13
JUGEMテーマ:文楽 国立劇場2月文楽公演 八代目竹本綱太夫五十回忌追善・豊竹咲甫太夫改め六代目竹本織太夫襲名披露 第一部 「心中宵庚申」 第二部 「花競四季寿(万才・鷺娘)」「口上」「摂州合邦辻」 第三部 「女殺油地獄」 2月16日 東京新聞 襲名の織太夫、大奮闘 倉田喜弘氏 2月19日 朝日新聞 織太夫の「合邦」に高揚感 内山美樹子氏 2月19日 毎日新聞 勘十郎、艶と凄み 水落潔氏 2月20日 読売新聞 老練さも体当たりも 富岡泰氏  ...
伝統芸能備忘録 | 2018.02.22 Thu 23:31
JUGEMテーマ:文楽 4月の文楽公演は「2代目吉田玉男襲名公演」で、演目が歌舞伎で見逃しまくっている「熊谷陣屋」なので、工務店さんに 「どうしますか?久々の襲名ですよ〜。」 と、勧められもし、かなりスケジュールがぎっちりだったのですが、行ってきました! 行ってよかったです!!よかった!! 先代の玉男さん、もうっっっっめっちゃ好きでした! 人形は非常に感情豊かに表現されているのに、ご本人が至って無表情に淡々と操ってらっしゃるのが、好きで、よく見に行ったものでした。 何だかんだで...
N県綴り | 2015.04.19 Sun 01:30
力輝ばい。3月の共演は新内の名曲「関取千両幟」か、駒之助さんが人気力士の「猪名川」、私が猪名川の女房「おとわ」と猪名川のライバル「鉄ヶ岳」ばやるたい。 文楽や歌舞伎で上演されておるたいが、新内節ではおとわのクドキ(聞かせどころ)や猪名川との別れの場面の描写が評判となり、新内ば代表する曲の一つとなりたい。 義太夫と新内は太夫の語りしこでなく、使う三味線も違おるたい。 義太夫は腹の底にズンと響く太棹、新内は透明感があり音色が美しい中棹ばい。 一体どげな音楽ば奏でることになるのね、今けんばり楽しみ...
こぶかい力輝のおしゃべりばい。 | 2015.01.14 Wed 12:17
画像は公式サイトからお借りしました。 第一部 「一谷ふたば軍記※」 いちのたにふたばぐんき 熊谷桜の段 くまがいざくらのだん 熊谷陣屋の段 くまがいじんやのだん 「曾根崎心中」 そねざきしんじゅう 生玉社前の段 いくだましゃぜんのだん 天満屋の段 てんまやのだん 天神森の段 てんじんのもりのだん ※「ふたば」は女偏に束と欠の一文字です ------------------------------------------------------------------------------------------------ 聴きに行ってきました。 日にちが経ってしまったので...
落穂拾い | 2013.07.09 Tue 12:45
全55件中 21 - 30 件表示 (3/6 ページ)