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JUGEMテーマ:お餅 JUGEMテーマ:神輿の作り方 今日は大雪で冬らしい1日がスタートしました。 今日はもち搗きです。29日は当地方(全国?)「くもち」といって忌み嫌い、 正月のお餅は今日つきます。 世嬉の一も本日も餅つきをしていますが、今日はあの震災前に行っていた大鏡餅神輿の復活のためのもち搗きです! 3年前の持ち神輿です!一石の餅でついているので、実は300kg以上あります! 1月1日に行います。水天宮通りを盛り上げようと2年継続したのですが、震災で中断していました。 大きいでしょう。台座には鉄...
世嬉の一酒蔵 蔵元だより | 2013.12.28 Sat 19:14
一段目の垂木を配置し終わると最初の写真のように二段目垂木のガイドの上に軒裏の板を張る。 使う材料は後々反ったり割れたりしないように、節のない乾燥した木目が通っているのを使う。 2番目の写真は2方向が終わっている状態だが、軒裏板の木端(横方向の面)同士は接着剤を使用しないで突き合わせただけだが、隙間が生じても大きな影響はない。 次の写真は軒裏を張り終えてひっくり返した状態で、四隅の垂木と垂木の間を繋ぐ、長押を固着している。 この長押は四隅で角度を付けて突き合わせているのと、軒裏板自体が傾斜して...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2012.11.18 Sun 23:17
左写真は軒裏下段の垂木を張り終えた裏側の状態。 数多い垂木や四隅の角垂木など本来は井桁に彫り込んで取り付ける物だが、ここは強度よりも飾りの美しさと工作の易しさを考え、軒裏板に接着剤と一部ビスを使って固着する。 軒裏板は傾斜があるので井桁側には角度が付き、角垂木も90度で隅に接するので慎重な工作が必要である。 左写真は本来の屋根の状態で、四方の垂木工作が終わり軒裏板の接合状態が分かる。 ここの軒裏板は一枚物を使っているが、幅の狭い板を接いでも差し支えない。 この軒裏板の上に上段の垂木を張るが、...
セブ島工房 cebushima.com :『節電ではなく適電で無駄をなくそう』 | 2012.10.07 Sun 17:51
下の写真は屋根軒裏と垂木の相関関係を実寸で描いたスケッチで、多分こうなっているのだろうと想像を働かせてまとめた。 部材の留め方はスクリュー・ネイルと接着剤を併用したが伝統的な神輿は竹釘で留めるとあったが、見えない所は実際の所分からず、普通の鉄釘で留めているかも知れない。 このスクリュー・ネイルは耐久性を考えてステンレス製を使うが、ホンジュラスでは珍しい材料で、車で1時間半かかる首都まで行って手に入れる。 こういったネジなど日本ではステンレス製などどこでも買えるが、途上国はなかなか手に入りにく...
セブ島工房 cebushima.com :『節電ではなく適電で無駄をなくそう』 | 2012.09.18 Tue 19:07
高倉健の久々の主演映画『あなたへ』が話題になっている。この映画は日本へ行った時の楽しみに取っておくとするが、高倉の役柄設定は北陸のとある刑務所の指導技官となっている。 高倉の指導は何か分からないが、ロケは実際の富山刑務所を使っていて、この刑務所は神輿を作る刑務所として国内では有名で、私も初めてその存在を知った。【写真下は富山刑務所神輿制作工場の様子】 日本の刑務所は『矯正・教育』を基本に置いているので所内で数々の職業訓練がなされ、木工などはほとんどの刑務所で行われている。 作家・安部譲二は...
セブ島工房 cebushima.com :『節電ではなく適電で無駄をなくそう』 | 2012.09.09 Sun 11:00
日本に行って蔵書の整理をしていたら、写真の本が出てきた。『最後の職人 御神輿師 六代目伊豆守則直の技と道具』、発行年は1980年になる。 30年以上前に買っているが、その頃は神輿に興味があったわけではなく、職人の世界を知るために買ったのだと思うが、そういった本が蔵書にあったとはすっかり忘れていた。 改めて読んでみると神輿作りのポイントが書かれてあって、この本を参考にしていればもっと良い神輿が作れたと思うが、これが本当の後の祭り。 本書で取り上げられた職人は栃木県栃木市で建具職の『赤穂新太郎...
セブ島工房 | 2012.08.07 Tue 21:16
写真左に白く見えるのは屋根の角に取り付けられる『野筋』といわれる部材の型紙で、野筋は原図から求めたがきれいな曲線になるように修正している。 厚紙を何度も切り抜いて曲線を決定し、これを合板に移して型板を作った。型紙の内側が屋根の外寸になる。 屋根の軒側にある支え桁が長く飛び出ているが、これは後で曲線に沿って切り取るため、長さはかなり余裕を取っている。同様に芯柱の長さもかなり長く取ってある。 写真右は工作台の上で組み立てているが、工作台に芯柱と同じサイズの穴を開け、そこに芯柱を突き通して加工...
セブ島工房 | 2012.01.31 Tue 09:58
写真左は芯柱の屋根を支える桁の加工面で、4カ所ある。 この部分は芯柱に対して45度の加工になるが、墨付けさえ正確にすればそれほど難しくはない。 写真では上部に見える方がこの芯柱の下側になる。右の方に写るのは日本でいう『玄能』になるが、ホンジュラスで間に合わせで中国製を購入。こういった工具類は中国製とブラジル製が多かったが、品質は良くなかった。 写真右は屋根支え桁の収まり具合で互いのホゾ先が当たらないようにギリギリに加工してある。 このホゾ加工で上下の荷重と左右の揺れは抑えられる。 写真上は...
セブ島工房 | 2012.01.26 Thu 09:53
枡組とは軒下にある支えで、寺社の屋根を大きくせり出し、その重量を分散するためにある。 斗拱(ときょう)ともいい、正方形状の斗枡(とます)と桁になる棒状の肘木(ひじき)の2つを組み合わせて軒から屋根に向かって積み上がる。 いかにも日本的な細工できれいにできれば神輿は映える。まず、枡組の土台(側面)となる箱を制作、それが写真上の御堂の上に乗って四方柱を囲む部材で、枡組で隠れてしまうので構造は3枚組継ぎ。この枡組も上から取り外せ、四方柱の飛び出ている分は屋根側の桁をホゾで支える長さ分になる。 斗枡...
セブ島工房 | 2012.01.21 Sat 08:18
勾欄とは御堂の回廊の周りにある手摺りのことで、高欄とも書く。物の本によると高欄とは欄干のことをいい、本殿や橋の転落防止のための柵のことをいい、勾欄の方の勾とは曲がる意味があって、神輿の場合は四隅で直角に曲がっているので勾欄の字が正しいようだ。 写真上はその勾欄の材料で、柱の材料はホンジュラスで売っていた掃除用モップの柄がちょうど径が合っていてそれを流用した。柱の横同士をつなぐ細い丸棒は手に入らなく、日本の東急ハンズで買って持ってきた。 写真左は丸柱に金属製の擬宝珠を取り付ける加工で、擬宝...
セブ島工房 | 2012.01.16 Mon 17:57
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