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ところで、ブラジルのシガー、葉巻が旨いことはあまり知られていない。サルバドールから150km内陸に入ったところに、マタフィナ領域とよばれ、葉巻のフィラーに適したタバコの葉が育つところがある。1842年にはタバコが生産されていたという記録が残っているので、タバコ生産の歴史は長い。1900年までは1億本以上の葉巻が作られていたという。砂地と粒状の土と年間47インチの降雨量が質のいいタバコの葉を育てる。私の愛煙するDONA FLORは、CRUZ DAS ALMASにある、MENENDEZ AMORINO社で巻かれる。DONA FLORのラベルに...
Road to Brasil | 2012.07.29 Sun 13:56
卵の殻をポルトガル語で『カスカデディオヴォ』という。幼い命は、堅い殻で守られる。ブラジル自然は厳しく、作物の生産は過酷である。自然はいやおうなしに人々に、人を守る堅い卵の殻のことを教える。ブラジル人は生命の魅力、か弱さを良く知っている。正しく言うと、知っている人が多い。弱いものが独り立ちするまで、気長に孵化をまち、独り立ちを手伝う。一人では守れないこと、みんなで守らなければ終わる命も多い。複雑で重い税金、高金利、安定しない為替、道路や湾岸のインフラ整備の遅れ、いわゆるブラジルコストが国内企業...
Road to Brasil | 2012.07.21 Sat 16:10
歌のついでに...「Mulheres」Já tive mulheres de todas as coresDe varias idades de muitos amoresCom umas até certo tempo fiqueiPara outras apenas um pouco me deiJá tive mulheres do tipo atrevidaDo tipo acanhada,do tipo vividaCasada carente, solteira felizJá tive donzela e ate meeretrizMulheres cabeça e desequilibradasMulheres confusas de guerra e de pazMas nenhuma delas me fez tão felizCome você me fazProcurei em todos as mulheres a felicidadeMas eu n...
Road to Brasil | 2012.07.20 Fri 16:32
梱包用のテープの粘着力が足りない、粘着力が弱いのには腹がたつ。結局紐で段ポール箱を巻くように、テープで箱をぐるぐる巻きにするはめになる。ダンボールの強度も足りない。すぐに、形を変えてしまう。すべてのものはあるが、何かが足りない。残念ながら、ブラジルの時間、効率に真正面から立ち向かえる精神修行はできていない。とはいえ、それに慣れてゆく自分が嫌いだ。ブラジル人は,自国を揶揄的に、『バグンサの国』という。バグンサとは、オーガナイズされたカオスということらしい。意味がよくわからない。『神は、ブラジルに...
Road to Brasil | 2012.07.16 Mon 17:21
『ブラジルが好きか嫌いか?』『この街が好きか嫌いか?』と答えに窮す。嫌いだといえば歓迎されないのではないかと心配し、さておいて、好きだと言えないお世辞になる。軽く受け止め『好きにもなれないし、嫌いでもない』と答えることにしている。理由がある。町の渋滞がまず嫌いだ。タクシーには、よく遠回りされ、だまされたような気がする。GPSがついていても信用ならない。後ろから突然襲われそうな、治安、不安も嫌いだ。もちろん約束の時間が守られないのは不愉快でしょうがない。この国の人の言葉をどこまで信じて良いのか不安...
Road to Brasil | 2012.07.15 Sun 17:04
ブラジル人はどこへ向かう。ブラジルを解かりすぎようとしてはいけない。一つの国、ブラジルとしてまとめようとしてはいけない。解かろうとすると、まとめようとすると形を変えて、逃げてしまう。地方の個性は強く、権限も州ごとに強化されている。そのうえ、州は民族も、文化も違う。そのような中、政治と言う機能を一箇所に集めようとしてできたのがブラジリアだとするならば、政治の機能はブラジリアに存在するが、それぞれの州ごとに、勝手にアメーバが増殖してゆくように、成長しているのがブラジルなのかも知れない。もちろん中...
Road to Brasil | 2012.07.15 Sun 16:46
ブラジルの首都はブラジリアに置かれている。リオデジャネイロもサンパウロも政治の中心ではない。ブラジリアはサンパウロから1時間半程度内陸部にとんだ、ブラジル全土の中心、それこそ臍に当たるところにある。リオから遷都され、50年しか経過していない。ブラジリアの建設は歴史の清濁全てを飲み込み、新し国としての出発をかかけた、ブラジル人の手による、ブラジル人のための一大プロジェクトであった。ブラジリアは、人口120万の大都会として政治、司法の町として発展しようとしている。植民地為政者の胃袋と欲望を満たす...
Road to Brasil | 2012.07.15 Sun 16:36
町の中心は一気に内陸現在のミナスジェラエス州へと移る。その結果、ブラジルの中心は金や宝石をヨーロッパに送るための町リオデジャネイロへと移ってゆく。しかしこの金鉱もヨーロッパの欲望に長く対応することができず、一気に埋蔵量が底をつく。 今度は、コーヒーがブラジルの主要作物としてヨーロッパの嗜好を満足するために生産されはじめる。18世紀にコーヒーを栽培していたのはアラビア半島のイエメンだけであった。そして、オランダ人がコーヒーを世界に紹介して行く。20年後、コーヒーがマルチニックやギニアに紹介され...
Road to Brasil | 2012.07.14 Sat 15:25
北東部バイア州にサトウキビの生産に適した広大な土地が広がっていた。昔イギリス(スコットランド)で生活していたころのことを思いだす。イギリスでは砂糖が採れない。寒い気候せいか、甘いものが大好き、必要品である。下宿の主人が、紅茶と,砂糖をこってりと載せた、それにバナナをはさんだサンドイッチをおやつ時によく出してくれた。イギリスでは砂糖がなければ暴動が起こると主人が言っていたことを思い出す、バイヤという格好の生産地を手に入れたブラジルが歴史の表舞台に登場し始める。ところが、こんどは生産のための労働...
Road to Brasil | 2012.07.14 Sat 15:12
フランスのあと追うように、世界貿易で富を蓄えていたオランダ人が上陸してくる。東北部の街 RECIFE の近くに OLINDA という歴史の街、カーニバルの町がある。ここには無数の教会が作られている。 大きな地図で見る 面白い話をきいた。気前の良いポルトガル人が立てた教会には2本の塔が建てられているが、質素で堅実なオランダ人が其の力を持っていた時代に立てられた教会は一本の塔しかないとのことだ。ケチで有名、割り勘で払おうという英語は『GO DUTCH!!』というが、国民の、価値観はところが変わっても、時代が変わっても変...
Road to Brasil | 2012.07.10 Tue 16:23
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