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さあ、いよいよルーブル美術館の建物の内部に入りましょう。ガラスピラミッドを入ると、真下にナポレオン・ホールと呼ばれるホールがあります。ここがすべての入口が統合されたところで、訪れた全ての人たちがこの場所から美術館のシュリー翼、リシュリュー翼、ドゥノン翼の各展示室へ踏み出していきます。 ここから外を眺めると総ガラス張りのため、水中に潜ったときのような感覚で地上に広がる空を味わうことができます。
Photo Je T'aime | 2008.07.26 Sat 03:29
芸術の都パリと言えばルーブル美術館でしょう。世界最大級の展示面積と所蔵作品数を誇るので、一日や二日ではとても全てを見尽くすことはできません。その大きさは、広角レンズ無し私のカメラでは、全体を写そうと思うと、道路を越えたカルーゼル凱旋門あたりまで下がらなければなりません。 ほんとにでかい!
Photo Je T'aime | 2008.07.24 Thu 10:43
ピサロは印象派の最も中心的存在でした。豊かな色彩を用い大胆に筆跡を残す描写法や、パレット・ナイフを用いた絵画技法などによって農村風景などを描きました。代表作『赤い屋根、冬の効果』は、彼が住んだ、エルミタージュ地区の風景を描いた作品です。 カミーユ・ピサロ Camille Pissarro 1830-1903 『赤い屋根、冬の効果(赤い屋根の家々、村の一角、冬景色)』 (Les Toits rouges, coin de village, effet d'hiver) 1877年制作 油彩・画布 54.5cm×65.5cm
Photo Je T'aime | 2008.07.23 Wed 04:42
ゴーギャンは後期印象派を代表する巨匠です。彼は株式仲買人として成功していましたが、印象派の画家たちと知り合い、1883年、株式仲買商を辞めて画業に専念することを決意します。しかしこれが生涯続く困窮や妻との不仲のきっかけとなったのです。フィンセント・ファン・ゴッホの誘いを受け、アルルで共同生活をはじめますが、ゴッホの耳切り事件などもあり、わずか二ヶ月で終止符を迎えてしまいます。その後、ゴーギャンは人類最後の楽園と信じていたタヒチに移住しました。タヒチでの現地民の生活やその姿描いた作品は、自身が抱い...
Photo Je T'aime | 2008.07.22 Tue 12:43
次はフィンセント・ファン・ゴッホ Vincent van Gogh(1853-1890 )です。ゴッホの苦しみに満ちた人生は、よく知られていますが、その苦しみ故に、情熱的ですばらしいものでした。弟のテオが画商をしていた関係で、ドガ、ピサロ、スーラ、ロートレックなどと出会い、彼らから印象派の技法を学びました。独特の色彩感覚は多くの人々を惹きつけてやみません。現在では、誰もがその名を知っている画家ですが、ゴッホがる間、彼の作品を認めてくれる人はほとんどいなかった。 生きている間に売れた絵画は『赤いぶどう畑』のたった1枚だけ...
Photo Je T'aime | 2008.07.22 Tue 11:32
クロード・モネ (1840-1926)は 印象派の中で最も有名な巨匠のひとりです。印象派という言葉は彼が発表した「印象、日の出」という作品から生まれました。彼は自然の美しさに強く惹かれ、その探求と表現に生涯を捧げた画家でした。様々に変化してゆく自然的要素を巧みに表現しようとしました。そのため、モネは同じ題材を何枚も絵画にしています。ここには「ルーアン大聖堂」「睡蓮」など代表作となる連作も多く展示されています。 クロード・モネ( Claude Monet) 1840-1926 『アルジャントゥイユのひなげし』(Coquelicots &agr...
Photo Je T'aime | 2008.07.22 Tue 04:27
さて、上階へ。ここは、印象派の作品を中心に展示してある、オルセー美術館で1番人気のあるフロアーです。このフロアは印象派で埋め尽くされています。教科書や美術書で見た名作がこれでもか!これでもか!!!・・・というほど並んでいます。オルセー美術館は世界最高の印象派コレクションの殿堂といえるでしょう。モネにしろルノアールにしろ私たち素人にもおなじみの作品ばかりです。
Photo Je T'aime | 2008.07.22 Tue 00:55
次はルノアールの作品の展示されているエリアです。四方の壁にルノアールの名画が飾られています!印象派の代表ともいえるルノアールはパリの中流階級の、都会的な楽しみ、余暇の余裕に溢れた人々を描きました。ルノワールは、こういった近代的な光景に美と魅力を感じたのでしょう。これはパリのモンマルトルの丘の上の庶民的なカフェ『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』で過ごす人々です。木々の間から射し込む木漏れ日の表現や、カフェで愉快に踊り、会話する人々の描写は見ている私たちを楽しくさせてくれます。 『ムーラン・ド・...
Photo Je T'aime | 2008.07.22 Tue 00:51
このフロアにはアカデミズムや象徴主義、自然主義の絵画が展示されています。 これは『収穫者の賃金』という作品です。小作農民が一日働いてわずかな賃金を受け取っている情景みたいです。。搾取されているのでしょうか?つつましい農民の生活がリアルに感じられます。 Léon Lhermitte 『La paye des moissonneurs』 1882年制作 油彩 H. 2.15 ; L. 2.72
Photo Je T'aime | 2008.07.19 Sat 05:37
東側には、アール・ヌーヴォーのコーナーがあります。ゆるやかな曲線が美しい家具などが多数展示されています。アール・ヌーヴォーは19世紀末に起きた芸術運動で、ちょうどオルセー美術館に展示されている絵画や彫刻が制作された時代にもてはやされ、次々と製作されました。 この4点の絵はアルフォンス・ミュシャのような感じです。 Pierre Bonnard 1891年制作 テンペラ画 H. 1.6 ; L. 0.48
Photo Je T'aime | 2008.07.19 Sat 05:36
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