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JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。8』 長い付き合いである桂にすら、銀時は十四郎とのことを告げていない。何事にも理解はある彼相手でも、恋人の立場を考えるとそれとなく口にすることも憚られた。 「まあ、とにかく危なくなったら言えよ。決して一人で無茶をするな」 「おぉ……あんがと、ヅラぁ」 「ヅラじゃない、桂だ」 ふと視線を移せば、歳郎が相変わらずニコニコ顔で女子に囲まれている。対応が柔らかな分十四郎のファンを自称していた女の子たちもだいぶ彼に流れていた。 当の...
Runbleレポート | 2013.03.01 Fri 18:21
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。7』 そして、新学期をどうにか無事に迎えられた二人だったが、新任の教師紹介で壇上に並んだ見覚えのある顔に、銀時は堪らずその場に引っくり返りそうになった。 数名佇む緊張感に満ちた顔立ちの中に、歳郎ののほほんとにこやかな顔が混じっていたからである。 体育館に入った際、やたらと十四郎の顔が険しい仏頂面だとは思ったが、まさかないだろうと言う性質の悪い冗談のような展開に、銀時はただただプルプルと戦慄くことしか出来なかった。 基本的...
Runbleレポート | 2013.02.28 Thu 18:45
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作詳細は決まったらお知らせします。ちょっとまだ自分でもあんまりよく解ってなかったり。 『真の悪魔は天使みたいな面をしている。6』 ※まだまだ裏シーン。 白濁を吐き出してヒクヒクと余韻に震える銀時の身体は、そのままずるりと脱力した。支えてもらわねば掴まっているのもしんどいほどに、全身が激しい悦楽に痺れている。 ーートコロテンとか…… 同じ男として悔しいことこの上ないが、これでもかとばかりに蕩ろかされたせいで心は充分過ぎる...
Runbleレポート | 2013.02.27 Wed 18:10
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。5』 ※裏シーンだよおおおっ!! 「んむ……」 ちゅ、と可愛らしくキスをすると銀時は十四郎の口唇をペロペロしながら彼のベルトに手をかけた。身体は既に限界まで押し上げられていて今すぐにでも突き入れて欲しかったが、それはいくら強請っても叶えて貰えないことはよく解っている。 酸素の代わりに悦楽が巡る脳みそは上手く思考回路が働かなかったが、本能に任せた方がいいとこれまでの経験が唆して来る。 ジッ...
Runbleレポート | 2013.02.26 Tue 18:41
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。4』 ※大人の人以外立ち入り禁止。 まるで歳郎が触れた痕を消そうとでもするかのように、十四郎の愛撫は執拗だった。 丁寧に舌を這わせ、指先を滑らせ、銀時の感じる部分を焦らせ、蕩ろけさせる。己をその細胞一つ一つに刻み込む仕草は珍しく彼から余裕を奪っている。銀時は指通りのいい黒髪を梳いて撫でると、まだかけたままだった十四郎の伊達眼鏡をそっと外した。 「ああ……忘れてた」 「がっつき過ぎだよ……...
Runbleレポート | 2013.02.25 Mon 18:36
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。3』 銀時は思わずドン引いた顔を晒してしまった。 確かに土方ーー十四郎はあまり自分のことを話す性質ではないが、それでも何だか取ってつけた設定のような話に胸中で「うわー、ないわー」と独りごちる。 まあ、浮かべた表情さえ除けば鏡に移したようにそっくりなのだから、嘘ではないのだろうが。 歳郎、と呼ばれた青年は、背後から蹴り飛ばされると言う暴挙を受けたにも関わらず、ニコニコした笑みを崩すこともなく間に立つ十四郎を完全に無視して銀...
Runbleレポート | 2013.02.24 Sun 16:06
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。2』 「やあ、いらっしゃい」 にこやかに笑みを浮かべて半身をズラした土方に、銀時は一瞬物凄い違和感を感じた。 こう言っては何だが、土方は顔立ちこそそこいらの芸能人などへのへのもへじに見えるほど整っているが、壊滅的に愛想と言うものを知らない。普段から眉間に皺を寄せたキツい眼差しで相手を見遣るものだから、必ず初対面の人間にはビビられるし、ニコリともしない。流石に自分といる時は少し柔らかい表情をしているはずだと銀時は自負してい...
Runbleレポート | 2013.02.22 Fri 19:47
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『真の悪魔は天使みたいな面をしている。1』 期末テストは無事に終わった。 まあ、「無事に」と言うのは決していい成績を納められたことと同義語ではないのだが、銀時の場合は今回補習やら課題やら何やら罰則がかかる赤点がゼロだったのは、史上稀に見る奇跡だった。 それと言うのも現在秘密で交際中の担任教師土方十四郎が、担当である数学以外の教科も地獄の鬼もかくやと言わんばかりの徹底したスパルタっぷりでビシバシ指導してくれたおかげなのだが、返された答案を見せると鼻先で笑われた。...
Runbleレポート | 2013.02.21 Thu 19:02
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『青春プレイボール6ー5』 土方はまだその目標に追いつけていない。その先にはプロ野球があり、世界があり、まだまだいくらでも強い輩はいると言うのに。 ーー俺はこんなところで立ち止まってる訳には行かねえんだ…… 「まあ、とにかくさ」 銀時の声でハッと我に返る。 「今回はもう決まっちゃったから仕方ねえよ。俺もベンチには入れて貰えると思うし、お前のバックアップは出来る全てで持ってやるからさ」 「………………まあ、俺だって自分の経歴に泥つくの嫌だから全力でやるけどよ」 「うん、よ...
Runbleレポート | 2013.02.19 Tue 15:17
JUGEMテーマ:*銀魂*二次創作『青春プレイボール6ー4』 銀時から初めてそう問われ、土方は真っ直ぐに彼の顔を見遣った。 相変わらず色素の薄い相方はもっさりした表情を浮かべていて(疲れているせいもあるのだろうが)、グラウンドで見せる顔とはまるで違う。 「面白くねえからだ」 「………………は?」 「小手先で勝っても楽しくないからだ。作戦?知らねえよ、そんなもん。チームに貢献?どうでもいい。野球はチームプレーなんてよく言うけどな、あそこだけは違うんだ。あのピッチャー板のあるマウンドだけは違うんだよ」 「……...
Runbleレポート | 2013.02.18 Mon 18:19
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