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JUGEMテーマ:読書感想文 スーパースーパーカブ シリーズ ようやく始まった小熊の大学生生活は、ミニバンにぶつけられ スーパーカブ52CCの全損の非常事態。 タクシーにぶつけられたときは、入院生活を余儀されたのに対し 今回はスーパーカブ52CCの全損のみで小熊自身は 怪我ひとつしなかったのは幸いです。 でも、危うく保険会社にぼったくられるところでした。 相手が悪いのに少額の見舞金で済まそうなんて もしかして、悪徳損害保険会社でしょうか。 なんとか小熊が...
こみち | 2022.01.08 Sat 06:26
有栖川有栖 KADOKAWA 2021.11 (角川文庫) 【概要】 有栖川有栖のノンシリーズ作品をまとめた短編集。 クリスティの『そして誰もいなくなった』をオマージュした表題作をはじめ、書店での日常の謎や、江戸川乱歩の少年探偵団物のパロディ、鉄道×不思議の国のアリスなどミステリ以外も含む14篇を収録。 【感想】 2022年最初の読了本は有栖川有栖『こうして誰もいなくなった』でした。 なぜこれが新年最初になったかというと、帰省の移動中に読むのにちょうどよかったという身も蓋もない理由...
海市 | 2022.01.05 Wed 22:24
JUGEMテーマ:読書感想文 繕い屋シリーズ 寝不足で食べる量も減ってきて、寝るといつも同じ夢を 見て神経をすり減らしてきた日々。 そんな時に、社帰りに首輪をしている猫が、すり寄って 来ました。これにより上田早紀の人生は好転していきます。 猫の後を付いて行くとビルの入り口に辿り着き、一人の 女性が出迎えてきました。猫の名は、オリオン。 女性の家の中に入り、オリオンのゴロゴロと喉を鳴らす 音を聞いていたら上田早紀は、いつの間にやら眠ってしまい 夢の...
こみち | 2022.01.03 Mon 07:24
JUGEMテーマ:読書感想文 スーパースーパーカブ シリーズ 小熊が高校に入学してスーパーカブに出会ったころから 高校を卒業するまでの話の中で、ちょっとだけ 今までのエピソードを補完するのが本書 『スーパーカブ reserve』です。 よって、一つ一つのエピソードは短編集を読んでいるように 短いのが本書の特徴です。 当然、礼子、椎は当然のことながら登場します。 小熊がサニートラックに乗ってレースに出る、ちょっと 変わったエピソードも載っていまし...
こみち | 2022.01.01 Sat 17:32
BOOTHにて注文しました。毎日お祈り(ブラウザでページ更新)をしていたら祈りが届き、加護は本の形で発送され手元に届きました。ありがとうございました。 テーマは「群れ」。サークル名回収。最終回じゃないですよね? 今回も、読んでいるだけで脳の普段使わない部分が熱を持って疼くようなハイレベルの作品揃いでした。以下ネタバレあり個別感想、敬称略。 01『教室』石井僚一 詩。かっこいい。A〜Zの字面、一連ごとにバトンを渡していくような穏やかなリレーから、突如として走る緊張感、緩急のつけ方。今とはいつか、...
水平線上の雨 | 2021.12.31 Fri 20:02
短編+自作解説+掌編ボーナストラック。 未読の初期短編が読めて、原型を感じられてよかった。以下、好きな作品の個別感想。 『ポリフォニック・イリュージョン』★3 表題作。閉じた箱型の舞台、日常からのずれ、存在・意識の変容、痛覚、SF種明かしと、飛作品の原型がここにある。頭蓋骨の裏側をひっかかれるような感じで、ぞわぞわした。 『いとしのジェリィ』★3 えろい。えろいのは正義。本作では生命が遺伝子レベルで変容していて、そのビジュアルが美しいと思う。アニメ化してほしい。 『夢みる檻』★5 最...
水平線上の雨 | 2021.12.31 Fri 14:23
短編集。伴名練さんの解説が背景を語り尽くしていて泣いた。 10月に書きかけて残り二作品で力尽きてしまったので、以下に二作品を除いた各話感想をば。 『海の指』 ビジュアルとしては一番好き。世界の境界としての海と、それを音で探索し、接続するという発想がいいし、私がやりたかったことと被っていてちょっと悔しい。読み始めて「これこれ! 飛さんの作品!」という感じで嬉しかったんだけど、解説で『グラン・ヴァカンス』との類似点が指摘されていて納得。作者の鮮烈なイメージ喚起力と感情操作の技巧が半端ない。...
水平線上の雨 | 2021.12.31 Fri 06:16
花を刺す大木芙沙子(2021/10/9) 『かわいいハミー』を読んでよかったので購入。短編集。 全体として、SFとファンタジーの中間を行く世界観、時折垣間見えるほのグロと楽しく読みました。秋の夜にぽつりぽつりと語られるような静けさと柔らかさ、そこから物語が動き出すときの躍動感が心地よい。 以下、特に好きな作品について個別感想。 『よっちゃんはいい子』★3 構成好き。ひらがな多めの語りも効果的だが、何より劇的な演出なく静かに切り替わっている恐ろしさよ。最初何が起こってるのかわからなくてぞわぞわした...
水平線上の雨 | 2021.12.30 Thu 19:51
ぼっちの帝国杜 昌彦(2019/10/11) よかった。面白かった。 冒頭から中盤までは、ギャグみたいな怒涛の展開に翻弄され続けるアラサー女性が、「〜かもしれぬ。」とかって妙に古風な調子で語る。一般常識とかレッテルとか社会性とかいったものに囚われてそれを押しつけてくる人々、あるいはそれからはずれてしまった人々、はずれつつある自分を、辛辣で鋭い皮肉をもってバッサバッサ切るのも小気味よい。 終盤に向かうにつれ少しずつ不穏な影が差し、暴力に虐殺、SNS炎上と社会的死といった負の連鎖を食らわしてきて読みな...
水平線上の雨 | 2021.12.30 Thu 00:35
JUGEMテーマ:読書感想文 ブタカン!シリーズ 演劇地区大会に出演する都立駒川台高校演劇部。 しかし、大道具を搬入する際、体調が悪く一人で 大道具と一緒に寝ていた池谷美咲に災いが降りかかります。 池谷美咲は呪われているのでしょうか。 体調が悪くて寝ていたのに他校の大道具に悪戯をしたと 言いがかりをつけられ、万事休す。 というのが前回の話でしたが、『泣くなブタカン!』では 都立駒川台高校演劇部の内紛により部が分裂。 しかも、ジュリアが芸能界に戻ると言うこ...
こみち | 2021.12.28 Tue 00:14
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