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尼僧院から来た花嫁

デボラ・シモンズ/ハーレクイン文庫 領主二コラス・ド・レーシは ヘクサムへの復讐を遂げられず ヘクサム亡き後 何事においても意欲をなくしていた。 憎しみのはけ口がないまま月日が過ぎていく中 彼のもとへ国王から急使が遣わされた。 ヘクサム唯一の後継者 姪のジリアンを妻にし 両家の領地を統一し管理せよとの話が舞い込んだのだ。 憎い男の血をひくジリアンを迎えるため 彼女が長年暮らす 尼僧院を訪れ ヘクサムの代わりとなるジリアンへの復讐を夢想し ニコラスは笑みをうかべ 花嫁ジリアンを領地へと連れ帰...

    読ムロマンス | 2010.11.08 Mon 23:58

悪魔の花嫁

デボラ・シモンズ/ハーレクイン文庫 国王に結婚を命じられたエイズリー。相手を自分で選んだものの 恐怖を胸に 嫁ぎ先へと旅立つことになった。 悪名高い“赤い騎士”は 荒れ果てた地に暮らし 決して人前に現れないという噂だ。 暗闇に沈む異様な雰囲気の城内では 闇に包まれ 顔さえ見えない謎めいた男が大きな椅子に座っていた。 再々読。ド・レーシの物語は売らない。やっぱシモンズ好きだぁ。 自分は優れて知恵もあると 国王に楯ついてしまったエイズリーを 国王が逆手にとってしまわれました。バーカーねぇエイ...

    読ムロマンス | 2010.11.06 Sat 18:36

奔放な一夜の行方

ヘレン・ビアンチン/ハーレクイン文庫 薬学部の学生ミアは結婚まで男性関係はプラトニックな ままでいたいという信条だった。しかしパーティで出会った 名も知らぬ男性と運命的な一夜をともにした後 彼の元から逃げ出した。 その後妊娠が明らかになり 悩んだ末一人で子育てをする決心をし 姉に伝えるためシドニーへ戻ってきた。シドニー在住の友人クリスから 家族のパーティに招かれたが そこには あの夜奔放に愛し合った男 ニコロス・カレデスの姿があった。 とーんでもないでございます。 初体験で妊娠ねぇ・・・...

読ムロマンス | 2010.11.05 Fri 21:01

幻の花嫁

クレスリー・コール/ソフトバンク文庫 八十年前 バレリーナとして成功を収めたネオミは 屋敷のお披露目パーティで 元婚約者に殺害された。 それ以来 彼女は幽霊となり屋敷の敷地内に囚われている。 誰にも声は届かず その姿は誰からも見えない存在。 長年 ここで暮らした様々な人々に無視され続けていたことで 自分の存在意義がわからず頭を悩ませていたところへ 男たちが現れ 赤い目をした男を この屋敷内に隔離した。 意識が朦朧とする男はネオミを見つめ「美しい女性」と呟いた。 堕ちたヴァンパイとなったロス...

読ムロマンス | 2010.11.02 Tue 00:35

ラブソングをあなたに

ジェニファー・アシュリー/二見書房 サンディエゴのFMラジオ局のDJブレンダ。局のスポンサーで 実業家のラリーにふられ 年末の予定はすべてキャンセル。 ルームメイトのクラリッサ主催の自宅パーティで深酒。 翌朝目覚めると見知らぬブロンド男と裸で寝ていた。 あっけにとられた彼女の目の前を裸で逃げ出した男。 その後 地味で内気な自分を捨て去るように 高級ランジェリーを身につけセクシー路線へと変身中。 ある日 偶然あのブロンド男と再会したブレンダだったが 後日彼がライバル局の看板DJニックだと判明。 聴...

読ムロマンス | 2010.10.31 Sun 23:41

とらわれのエンジェル  スーザン・ブロックマン

JUGEMテーマ:ロマンス小説  ◆ストーリー  (2.5位) 海洋公園に勤務する海洋生物学者カリー(カロライン)は、 真夜中のオフィスで、暴漢に襲われてしまった。 警察に救われて事なきを得た今でも、その時の恐怖が忘れられない。 でも、本当に彼女を悩ませていたのは犯人のうちの一人、 カルロスという名の恐ろしいほど澄んだ瞳の男のことが頭から離れず、 事件の後も毎晩のように彼と 愛し合う夢を見た。 半年後、とあるレストランで端正なタキシード姿の紳士を目にし、 見覚えのあるその横顔に彼女は息をのんだ あれは間...

★本に夢中★ | 2010.10.27 Wed 09:58

貴婦人の条件

ポーラ・マーシャル/ハーレクイン文庫 12年間行方知れずだったジャック・デヴローが 亡き伯爵の 遺言状が読み上げられようとする日に 突然姿を現した。 数年前から養女として伯爵家で暮らすキャスは  ざわめく部屋の隅で その様子を静かに眺めていた。 厄介者扱いの自分は今日で屋敷を追われる運命だと思っていた。 跡継ぎのジャックが現れたことで 遺産も爵位も彼のものだ。 しかし それには条件が付けられていた事で 新伯爵はいきなり親類たちの目の前でキャスに結婚を申し込み・・・。 なーぜジャックは 1...

読ムロマンス | 2010.10.27 Wed 01:19

氷の伯爵

アン・グレイシー/ハーレクイン文庫 “氷の伯爵”ことダレンヴィル伯爵マグナス。独身主義者の彼が 親類レティシアの手をかり 年頃の令嬢を招きパーティを催し 花嫁探しをすることになった。 レティシアの子供たちの家庭教師タレイア・ロビンソンは 招待客の条件とやらを漏れ聞き 伯爵の高慢さに呆れていた。 会場の手伝いをし夕食会にも出席することになったタレイアは 期間中忙しく立ち回っていた。 そんな彼女の存在を意識して眺めるようになった伯爵は パーティ終了時 当初の条件をまるで満たさない女性を 花嫁に指...

読ムロマンス | 2010.10.26 Tue 00:36

『 魔法が解けても 』 キャンディス・キャンプ

ページを開いて、行間の広さにびっくりしましたが、さらっと読めて良かったです。反面、読み応えのなさが若干残念ですが。「口を開けば喧嘩して、口を閉じればキスをする?!」というキャッチフレーズに惹かれたので、よっぽど反発し合う二人が登場するのだろうと期待して読み始めたのですが、さほどでもなくてちょっとガッカリ感が否めません。残念な個所ばかり挙げてしまいましたが、考え方・感じ方が違いすぎると思いながらも、互いに惹かれ合い、相手を愛しているという自分の気持ちを割りと素直に受け入れるところは良かったです♪...

レビ・レビ・レビュー!番外編 | 2010.10.24 Sun 20:49

令嬢ヴェネシア

ジョージェット・ヘイヤー/MIRA文庫 偏屈な父のせいで25歳の今も社交界デビューしていないヴェネシア。 それなりに求婚者もいるが心ときめく相手はいない。 何れ領地を継ぐ弟が戦地から帰還し妻を娶れば 居場所もなく 肩身の狭い思いをするのだろう。将来を案じながらの散歩中  隣家の当主 “不埒な男爵” らしき男に遭遇。 噂通りの放蕩ものは 微笑みを浮かべながら近づいてきて 突然ヴェネシアの唇を奪った。 これはロマンス小説というよりもヴェネシアの伝記の一部のような。 彼女はとても責任感が強い。戦地にい...

読ムロマンス | 2010.10.24 Sun 02:21

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