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なんにもない時のほとり。鳴きやんだ胸の小鳥。二人は身じろぎもせずに並んで座っていた。君の細い足に古びた木靴。僕は裸足のまま。どうして君の想いが結んだ唇から零れてしまうか考えてみて。どんなに君が閉じても宇宙に包まれているからだろう?上手く隠しおおせるといいね。君が壊れないようにね。壊れるなんてありえないのだけれどね。なにもかも手放して僕等は生まれてきたのだし、その前の寂しかったことなんかぜんぜん覚えていないのだし、ひとつひとつ見つけた欠片を携えて沢山のトゲを抜きながら行くんだよ。なんにもない時...
clear | 2011.09.07 Wed 16:04
旅の何もかもが素晴らしくて夢のようだった。過ぎたことも、いつかそうなるね。平気だよ、泣いてない、そんなふりは要らなかった。髪を振り乱して怒る、それも要らなかった。わたしのありのまま、そのままでいさえしたら、青空が海に青く輝いて映るように、にっこり笑えていたの。今までの何もかもが素晴らしくて夢のようだった。未来のどんなときも、きっとそうなるね。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
clear | 2011.09.06 Tue 15:44
ひとつのところにずっといると、だんだんしおれてきたり、腐ってきたりする。気分転換は必要、重要。出かける準備はちょっと面倒でもドアを閉めて一歩踏み出したら、あっという間の笑顔。 わたしが外に必要とされていたのがわかる。腕をひろげてくれていたんだね。キレイなふりして綺麗なことばかり言っていたね。だったら、本当に綺麗になっちゃおう。ふりが要らないほど綺麗になっちゃおう。わたしから、進み出る。世界を抱きしめる両腕の強くしなやかなこと。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
clear | 2011.09.06 Tue 15:30
あ、September Rainだ。買い物行ったあとで、よかった。それか、こんなふうにキレイな雨に打たれるのも素敵だっただろうな。 わたしは何度でもclearになるよ。孤独の弓が矢を放つ。新しい場所へ当たる。汗水流してたどりつく。矢を引っこ抜き、抱きしめて完了。一緒に生きている、とはどんなに果てない確率だったんだろう。すこしずつズレていく言葉では、一生でも追いつかないくらい。奇跡、という響きに詰めこんだね。ピリオドの小さな点の中のような世界。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
clear | 2011.09.05 Mon 12:36
台風の影響か、突然の雨。勢いよく強く白く煙る雨。窓辺のふたりは「綺麗だね」と見惚れた。洗い流すものがいっぱい。それも豊かなしるし。ありがとう。とても届いている気がする。森羅万象へ響きわたる。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
星の合図 | 2011.09.04 Sun 19:27
すっげえ、ひりひりする。親との関係や過去のいろいろ。打ち寄せる波。いつ止まるともわからない波。できないことを(無意識にでも)他者に押しつけるんじゃなく、自分の内で誠実に処理していくものだと今は思う。では、わたしの中の処理を…すすめる…すすめていくんだけど。うわー、涙が出る。いーや、出るんだけどさ、外に漏れ出さないように堰き止めないと。 「ばあ!」Darlingがパンツを脱いでゴージャス感あるソレをくっつけてくる。もにょもにょマン登場! あはははは、いやーん。本当に葛藤がないね。そのぶんあなたの中の処理...
星の合図 | 2011.09.03 Sat 08:54
「うまれてきたときの”生きる意気込み”が強かったんだろうね。だから人にぶつかるし、人一倍泣いてきたし、凍えた想いもいっぱいしたね」あなたはわたしをエネルギー豊富だと言う。おなじく”生きる意気込み”が相当強いあなたに。 「過ぎたことを泣くのもエネルギー。良いエネルギーもそうでないのも区別しないでまとめてひとつにして自分の中に溶かすんだよ。そして新しい時代へ進むんだよ。豊かだから捨てるものもいっぱいあるし、吸収するものもいっぱいなんだね」あなたがゆっくり文字を画面に送る。いっこいっこ腑に落ちる。涙が乾...
星の合図 | 2011.09.01 Thu 18:20
心で想ったことは口に出さなくても宇宙の隅々まで届いているからね。8月の野麦峠は15℃だった。だいすきなひとと寂しい峠道をうんと豊かに車で通っていく。しずかで、あかるいよ。歓びが霧雨で滴っている。宇宙が、世界が腕をひろげていたよ。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
星の合図 | 2011.08.29 Mon 17:33
身体の通り道をつくってやるんだ。心の通り道をつくってやるんだ。いつかは愛にたどりつくようになっている。それを容易く滞らせないようわたしたちは細心をつくすんだ。いつかは愛にたどりつくからといって運命の手綱を緩めてしまっては苦しい回り道を行くことになる。最初のkissからずっと遥かな物語が編まれていたね。わたしは毎夜頁をめくる。文章のひとつひとつを慈しむ。あなたの寝顔が静謐そのものだ。わたしを連れてどこまでも行く。わたしはあなたに濯がれる。わたしはあなたへ注いでいく。JUGEMテーマ:言葉スケッチ
星の合図 | 2011.08.19 Fri 16:38
二の腕に映る夕焼けのオレンジに目をやる。本を読みながら少し息を止めていたみたいだ。マグカップのコーヒーはすっかり温くなっている。読みかけのページに薄青の紐の栞をはさんでからソファを降りマグカップの中を取替えに立った。朝、淹れておいたコーヒーを再び沸かしながら、たったひとつの願いごとを、もう何万回も心で繰り返した願いごとをもう一度祈りをこめて思い描く。 ”だいすきなひとがわたしを掴んで放さない”放さない、とは束縛と似て非なるものだと、誰にともなく訴えてみる。だいすきなひとがそのようにすることはわた...
星の合図 | 2011.08.18 Thu 16:33
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