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小説書きの呟き
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小説の森で考える ー 誰に向かって書くのか?

JUGEMテーマ:小説書きの呟き    これまでに四冊の小説を出版し、今、五作目の原稿を書き上げた。このあたりで少し立ち止まって、自分の小説について考えてみたいと思う。  比較的売れた作品もあれば、売れなかった作品もある。その違いはどこにあったのだろうか? 私のようなメジャーな賞をとっていない著者の場合には、第一に、タイトルや装丁が人々の気を引くものであったか、帯にどなたかの推薦文があったか、等の要素が大きいとは思うけれど、そこを問題にしても著者としては意味がない。顧みるべきは、読者...

銀河の旅人 | 2023.05.07 Sun 22:09

たまには文藝界の空気を

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   4月20日。第三回加賀乙彦顕彰特別文学賞(四方田犬彦氏の『戒厳』)の受賞を祝う会で東京へ。場所は例によって西新宿の嵯峨野です。   岳真也先生はもちろん、三田誠広先生にもお目にかかり、文藝家協会への推薦のお礼が言えて良かったです。「僕って何」の文章から滲み出てくる雰囲気どおりの、威張ったところのない、誠実で優しいお人柄が感じられました。 藤沢周さん(先生と呼べるほどに、私はまだ認知されておりませんので、さん付けで呼ばせていただきます)ともお...

銀河の旅人 | 2023.04.25 Tue 22:35

書き上げた

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   新しい小説を書き上げた。題材が古いし、技法的に目新しいものもない。ただ真っ直ぐに書いた。ドキドキ・ワクワクの仕掛けが流行る時代に、どれだけの読者さんが得られるか分からないけれど、この作品はこれでいい。 長年の課題に、また一つけじめがついて、すっきりした。 書くことの第一義はこれだな。

銀河の旅人 | 2023.04.04 Tue 18:14

ささやかなお年玉をもらってくださる方募集

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   明けましておめでとうございます!    実は、母が12月の始めに軽く骨折しまして、年末に退院したばかり。今年、初めて、介護というものの大変さを経験している私です。ともあれ、大事には至らず、まずまず平穏で、ありがたい年明けとなりました。 その感謝の気持ちをこめて、どなたかに、ささやか〜〜なお年玉をお贈りしたいと思います。受け取ってくださる方があれば、今年はきっと良いことがあるような気がしています。   さて、お年玉とは・・・ 昨年の五...

銀河の旅人 | 2023.01.06 Fri 22:04

文芸作品を読むことの面白さとは?

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   小説書きにとっては、寒い時代です。 Amazon本の売れ筋ランキング100冊までに、小説は1冊もなし。どこまで下れば出てくるのか、もう探すのも厭になってPCを切りました。   きょうは、みなさんに、文芸作品を読むことの面白さ、言葉だけでできた世界の味わいについて、お話しさせてください。   表現されたものを楽しむということに関しては、おそらく、 俳句・短歌・詩・小説など文芸作品≦落語≦芝居≦漫画≦アニメ≒映画 の順に人気が高くなるのではないで...

銀河の旅人 | 2022.06.25 Sat 18:51

私だけの『雨の季節』

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   紫陽花の青と、沙羅の白が美しい。雨の季節がやってきました。 本から顔を上げると、静かな雨音……梅雨は読書にいい季節ですね。 誰かが書いていました。人はそれぞれ、自分の中に、自分だけの雨を持っていると。私にも、私だけの雨があります。たぶん、その原風景があるから、私は雨が好きなのでしょう。雨に包まれたこの世界を、いつまでも、ぼうっと眺めていたくなります。   でも、現身の私は、実はそんなに呑気にしてもいられません。このところ、家...

銀河の旅人 | 2022.06.16 Thu 17:32

いいねの数だけ紹介した影響を受けた本

Twitterのハッシュタグ「#いいねの数だけ影響を受けた作品を紹介する」で紹介した作品のリストです。   1.モンゴメリ(アンシリーズの短編のやつ) 虹の谷のアン アンの子供(双子含め6人くらい居る)のエピソード アンの友達 アンをめぐる人々 本編に出てきた色々な人・エピソードのスピンオフ的な作品   2.ブラッドベリ 太陽の黄金(きん)の林檎 刺青の男   3.D.ヴォイナロヴィッチ ナイフの刃先で (Sexual resistance)   4.江戸川乱歩 大暗室 色んな出版社から出てるけど、私は...

nunu★memo | 2021.07.06 Tue 23:23

徹夜で本を読んだことを思い出します・・・

JUGEMテーマ:小説書きの呟き    読んでいる本が面白くて、徹夜してでも続きが読みたい、そんな本に何度か出合ったことがあります。    翌日が、高校2年生の登校初日の日だったでしょうか。春休み最後の日に、たまたま父の蔵書から五木寛之の「青春の門」を何気なく読んでいたのですが、読んでいるうちに辞められなくなり、とうとう徹夜で眠たい目をこすりながら登校しました。    なんで、その時、眠ることも惜しんで本を読んだのでしょうかね。タイトルに惹かれて読んだのか、それとも主人公...

寅斑のうたたかな日々 | 2021.06.30 Wed 22:50

読む事と書く事

かつて私はかなり文章を書いた。毎日とめどなく書いた。思いつく事は何でも。思いつかない時は眼前の風景をスケッチするように書いていた。 特に何かにそれを役立てようとは思っていなかった。只、頭の中で鳴っている言葉を紙に出すのが楽しかったので。   書く事をやめてから、読むことが無くなった気がする。 読んだ文章は私の脳内を駆け巡り、留まり、何らかの養分を根付かせた後、出ていく。そのサイクルが止まってしまったからなのだと思う。   「文章」が人にとって何であるのか? それはまち...

nunu★memo | 2021.03.31 Wed 20:39

SPARKを聴きながら

JUGEMテーマ:小説書きの呟き   もう投稿の締め切り1週間前なんだけどSPARKは聴く。   すごい暗い話を書いていたはずなのに 隆二さんの声を聴いてたら 最後のシーンがやたら明るいラブコメに(汗)   おそるべし隆二さんの和みパワー!   や、書き直すけどさ。

乙女オバサン | 2021.03.26 Fri 12:34

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