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JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ 新しい部屋二日目。 雨が降る。 電気はつけない。 これは常にそう。 俺の部屋に電気は必要ない。 例のシーンを思い浮かべる。 二つの小さく弱い吐息が漏らされる瞬間。 弱きモノは弱気モノを操作し、弱気モノは弱気モノを守ろうとする。 女という生き物はとかく計算高い。 男という生き物はとかく女と情に弱い。 男も女も人間。 人間というモノは弱さの証明。 部屋には青い弱々しい光が粒子を飛ばす。 二つの顔にそれらを散らす。 男の決意と女の展開。 錯綜し、交流し、進む...
最も生きる 〜自主制作映画と自主研究をするヒトのブログ〜 | 2012.05.02 Wed 15:00
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ 『悪人』シナリオを読んだ。映画とほぼ同じなのだが、シナリオから数か所削られてる部分がありましたね。でも、その削られた部分は、やっぱり削った方がすっきりするし、ない方がキャラクターの心情が研ぎ澄まされてよくなってる気がしました。シナリオ版のね、あとがきの、脚本・吉田修一、監督・李相日、プロデューサー二人の座談会がすごく面白かった。シナリオ勉強している人にはこの座談会はおすすめ。
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.08.19 Fri 01:38
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ シナリオのハウツー本。新あい色ブログに載ってあって、前から気になってて、図書館で借りてきた。翻訳ものって頭入ってこないなあ…でも、内容はよかったよ。特に第4章の構成に関しての部分がすごくためになった。ずいぶん前に、『おれ、今回、3幕構成を意識して書いたんだよね』とか、言ってたシナリオ仲間がいて、聞かせてもらったら、ただぶつ切りの話が3個ならんでたりしてのけぞりそうになったことがあったけど、この第4章は、3幕ものというだだっぴろい海の中で溺れないための構成上...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.07.20 Wed 14:45
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ NHK創作テレビドラマ、今朝、無事投函。昨年の10月にタネまきしてから、はや8カ月。ようやく、刈りとり、収穫、本日、出荷。お金が戻ってくるかどうかは、わからないけど。まあ、とにかく苦労した作品だった。テーマの難しさから一時はお蔵入りにしようかと迷って、別の作品書きかけた。実際、5枚ほど書いたけど。うわきして、仕上げられるようなたまじゃない。力技と根性だけで仕上げた。昨年のNHK出したやつよりは、かなり丁寧に、うまく書けた。ラッ子に読んでもらったが、昨年出...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.06.30 Thu 16:09
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ このあいだ行った、NHK公開講座があまりによかったので、相棒のシナリオ傑作選なるものを図書館で借りてきました。実は、あんまり相棒はがっつり見たことなかった…たまに再放送でちら見するくらい。でも、読み始めてみると、傑作選といわれるだけあって、面白かった。というか、いろんな面白いこと試してるなあ。どれも面白いけど、特別、個人的に気に入ったのは、シーズン1:第7話 『殺しのカクテル』(櫻井武晴 脚本)カクテルの特徴と、事件のリンクさせ方が素晴らしい。時を刻むとい...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.06.05 Sun 20:15
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ あざらしです。今年も行ってきましたよ。NHK創作テレビドラマ公開講座。去年行って、すごくためになったので、今年もゲン担ぎで。今年はすべてにおいてグレードアップされてて、会場も、東京国際フォーラム。シナリオ公開講座の隣の部屋ではリンクシェアのセミナーがやっていて方向性が、お金に向かっていくアフィリエイトのリンクシェアとお金から遠のいていくシナリオ講座が隣どうし、皮肉な対比だな。でも、今年は、ドラマの最前線にいる豪華脚本家ゲスト。『ゲゲゲの女房』の山本むつみ ...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.05.22 Sun 00:30
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ 引き続き、池端俊策ベストシナリオセレクション2を読んでます。今回は、ビートたけしが主演した『イエスの方舟』のシナリオ。随分昔に騒がれたイエスの方舟事件がモデルになったドラマ。外から見た信仰集団は、メディアから見た視点で、自ずと普通の人もこれと同じ視点で見ることになるけどシナリオは、信仰集団の長を主役に据えて、彼らがどうしてそういう集団生活を送っているのか掘り下げて描いている。オウム真理教の中に入って、カメラを外に向けてみたドキュメンタリー映画『A』(森達也...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.01.06 Thu 15:41
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ 引き続き、『池端俊策ベスト・シナリオセレクションII』を読んでます。電車の中で読んでました。今回は、『昭和四十六年、大久保清の犯罪』連続女性殺害事件の大久保清の事件をモチーフにしたTBSのドラマ(1983)。これもビートたけしが、大久保清演じたんだ…シナリオ、めちゃくちゃ面白かった。多分2時間物のスペシャルドラマだったんだろうけど、テレビにしてはプロットかなり複雑だ。大久保清の不気味さと、でも、ただの怪物として描くのではなくて、人間として掘り下げようとして...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.01.04 Tue 01:19
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオあけましておめでとうございます。今年はじめてのシナリオ読み。池端俊策脚本 『あばずれた女神たち』昔、ビートたけし主演でやったTBSの単発もののドラマ。1983年に『みだらな女神たち』というタイトルで放映されたらしい。池端俊策さんについて恥ずかしながらあまり知らなかった。ネットで検索してみると・・・そうそうたる経歴・・・知り合いに紹介してもらった。本当にうまいから、と。で、早速図書館で借りて読み始めた。で、『あばずれた女神たち』ちょっとすごいタイトルだ、80年代最初...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2011.01.02 Sun 23:53
JUGEMテーマ:映像作品のシナリオ こんばんはあざらしです。年末になるとなぜかコンクール受賞作シナリオをまとめ読みしてます。第3回WOWOWシナリオ大賞の受賞作を読む。大賞『仄かに薫る桜の影で』 優秀賞『第2教室』大賞は、『シナリオ2010年9月号』掲載のものを読み、優秀賞は、シナリオセンターの『シナリオ教室2010年8月号』のを読む。WOWOWは2時間ものなので1時間ものより書きこめるから面白くなるとは思うけど、面白かった。個人的な感想としては、『第2教室』の方が好きかな、心に来るものがありました。安定...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2010.12.23 Thu 21:34
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