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この一枚　2016　セブ篇

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この一枚2016年　セブ篇　その（27）　或る日の食事

【この間、近くを通ったので行こうとしたら全部休業していた】　写真はかなり以前に写していて、これはセブ島東海岸をセブ市から北上すること1時間ほどで行けるダナオ市のレストランで食べた内容になる。　ダナオ市というのは大統領になったドゥテルテ姓の多い街で、ドゥテルテの父親は戦後間もない時期、この市の代理市長を務めたことがある。　ドゥテルテはミンダナオ島ダヴァオ市に政治王朝を築いたが、ダナオ市はドラノという一族の政治王朝下で、ドラノの名前を出せば泣く子も黙ると言われ、早い話が地...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.10.03 Mon 20:24

この一枚2016年　セブ篇　その（26）　カルボン・マーケットにて

【この地域は危ないという風評はあるがそれは昔の事。安くて新鮮な品物を扱う】　時々、セブのダウン・タウンにある『カルボン・マーケット』へ行く。カルボンという呼称はその昔、火力発電所で焚いていた石炭の燃え殻をこの地域に捨てていたために、カーボン、即ち炭素がカルボンへとなまったと聞く。　確かにカルボンの海側には古い発電所がまだ健在で、戦前までは石炭は鉄道によって運ばれ引き込み線があった。その火力発電所も現在は燃料を重油に替わっているが、石炭を燃やしていた時代にはセブの南部の...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.09.26 Mon 21:35

この一枚2016年　セブ篇　その（25）　歩道も走れれば車道になる

　先日、近所にある渋滞で有名な道路を歩いた。どのくらい渋滞が酷くなったかというと以前は50ｍも車が続けば渋滞で大変だったという話になっていたのに、今ではその10倍以上も車が連なり、排気ガスをまき散らしている。【フィリピンも値段の高い車ほど運転者のマナーは悪い】　その原因は道はそのままなのに車は野放図に増え続けたことで、公共交通機関はセブにおいては皆無でそれに乗じて自動車会社はただ売るだけで、日本のように法外な金を定期的につぎ込む車検はないし、税金や登録費用は驚くほど安く、行政...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.09.19 Mon 18:21

この一枚2016年　セブ篇　その（24）　フィリピンの就職事情と違法薬物蔓延

　ドゥテルテ政権が発足してから違法薬物関与容疑者への警察や自警団による問答無用の殺害は3000人に上り、既にメキシコなどで繰り広げた政府対麻薬シンジケートの『麻薬戦争』を髣髴させるが、中南米との違いは殺す側の警察や自警団側には殺される人数の少ない事で、取り締まりに名を借りた権力側の一方的な殺人というのが良く分かる。【こういう張り紙が増えているから景気は良いのか、あるいは新手の宣伝か】　フィリピンが違法薬物に犯されているのは確かで、推計では100数十万人の常用者が存在すると言われ...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.09.17 Sat 22:17

この一枚2016年　セブ篇　その（23）　玉子もしくは卵の値段

　先日、道端に駐車した所が写真の玉子を売っている店の真ん前で、一枚撮った。写真のこの店の玉子、ずいぶんトレイに積んでいて、こんな場所で売れるのかと思わなくもないが、玉子専門でもそれなりに商売が成り立つからやっているのであろう。簡単に玉子というが、結構面白い存在で玉子にまつわる話を書き綴りたい。【LOADと書いた張り紙は携帯電話用の商売】　一番不思議なのはタマゴの漢字で、玉子と卵がありどちらを使っても正しいが、物の解説によるとそれぞれの漢字で玉子は食材としての場合、卵は生物学的に関係す...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.09.10 Sat 19:44

この一枚2016年　セブ篇　その（22）　フィリピン式の100円ショップまがい

　100円ショップというのがいつ頃から日本で出現したのか調べると、大正時代に似た様な業態の『十銭ストア』が生まれていて、これを運営したのがデパートの老舗になる高島屋でヘエーという感じだが、それから既に90年を経ている。　今のような100円ショップが出現したのは1980年代半ばからで、この業界の草分けの大手『ダイソー』が初めての常設店舗を開業したのが1991年というから、日本の100円ショップはようやくというか既にというか四半世紀の歴史を持つ。　フィリピンにもダイソーは進出していて、それがいつからか...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.08.27 Sat 13:20

この一枚2016年　セブ篇　その（21）チョッと早いんじゃないの　もうクリスマス・セール

　フィリピン人がクリスマスを待望するのは、日本人が盆暮れ、正月を併せたようなもので、ともかく一年で一番盛り上がる。それを盛り上げチャッカリ商売しているのは小売業で、だいたい9月に入るとクリスマス商戦が始まる。【写真　さすがにまだ閑散としている】　これは良く言われることだが、12月は英語でDecember、9月はSeptemberと語尾のberが共通するので、9月からクリスマス・シーズンに入るとこじ付けのようにフィリピン人は説明する。まあ、それはいいとしても、写真は8月20日に撮ったもので、この月はAugustで...

セブ島工房　　『日本は戦争をしたいのか』　自衛隊を海外に出すな | 2016.08.21 Sun 19:16