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日本の外務省で扱う海外に居る日本人への援護件数は、2016年度で1万8千件を超え、この10年で過去最多を記録し、国別では在フィリピン日本大使館が890件となり、1048件のタイに続いて2位になった。 【波の泡よりも軽い日本人がフィリピンには多い】 この援護件数というのは海外旅行中に居所が分からないから調べてくれという軽微なものから、現地で殺害される、強盗に遭ったなど凶悪犯罪も一緒くたになっている。 この中で日本人が殺されるのはフィリピンが多く、2桁に迫るような年もあったが、最近は少ない傾向...
セブ島工房 | 2018.07.23 Mon 20:00
フィリピンは3年毎に選挙があり、次は2019年5月に行われる。この選挙では2016年に行われた正副大統領選を除く上院、下院の国会議員、州や市、町の地方自治体首長、議員が入り混じって選挙戦が展開される。 【選挙となると国政自治体議員首長のポスターが入り乱れて張られる】 買収や供応が当たり前のフィリピン選挙では、選挙のある年はGDP(国民総生産)をかなり押し上げていて、これを『選挙特需』というが、確かに選挙期間中の飲食店は普段見せない顔でかなり賑わう。 フィリピンの国政議会の...
セブ島工房 | 2018.07.11 Wed 19:37
2016年6月の大統領選で、泡沫候補であったドゥテルテが『麻薬撲滅』1本の政策で劇的な当選を勝ち取って、それから3年目に入った。 【この町の町長も5月に襲撃されていて暗殺される怖れを抱いている】 この麻薬撲滅政策は単純そのもので、警察力を使って容疑者を殺害する手法を使い、以来2年間で警察発表だけでも5000人近く、人権団体の調べではその3倍の15000人は殺害されたと見られている。 当然、誤認やとばっちりで麻薬など関係ない者も殺害され、それを隠蔽するために警察が証拠品を捏造するなどでっ...
セブ島工房 | 2018.07.04 Wed 19:48
人口が減っていると騒ぐ日本は、それでも世界の国の中では10番目の1億2千6百万人の人口を抱えていて、国土面積は小さいのに人口が異常に多いことが分かる。 【写真はミンダナオ島ダヴァオ市の学校で幼稚園から大学まで持つ一大企業】 このフィリピンは間にメキシコを挟んで12位の1億5百万人で、日本より国土面積は狭いからやはり人口が多いことが分かる。この1億5百万人という数字も実際は1億1千万人台に達していて、何年か後には日本はフィリピンに人口数で追い抜かされるという。 小生が初めてフィリピンに来た頃...
セブ島工房 | 2018.06.06 Wed 19:40
日大の選手が起こしたアメリカン・フットボールの悪質反則で、日大経営陣のお粗末な体質が俎上に上げられているが、日大は『ポンダイ』あるいは『日大株式会社』といわれるように大学の印象は少々落ちる。 【写真−1 アメリカ軍の空爆に耐えたダウンタウンにある戦前からの本部校舎】 しかし、現在17学部87学科を擁し、在籍者数は7万5千人弱、日大卒は114万人に上がるというから、日本の人口の100人に1人は日大卒という勘定で、それだけではなくその配偶者など係累を加えると、恐らく数十人に1人は日大と何らかの関係を...
セブ島工房 | 2018.06.02 Sat 20:25
先の戦争中にフィリピンで戦没した日本兵、軍属の数は52万人といわれている。その内、これまでの遺骨収集数は15万人分で、残る37万人分は未収集という。 【旧日本軍が敗走に敗走を重ねたルソン島バギオ奥の山並み】 ところが激戦地となったフィリピン側の犠牲者は111万人あり、日本人の戦没者の2倍以上もフィリピンは被害を受けたことを基本に知らないと、『旧日本兵戦没遺骨収集』という行為は侵略した日本の一方的な事業になりかねない危険性を孕んでいる。 日本人は遺骨に拘る民族で、戦後70...
セブ島工房 | 2018.05.11 Fri 21:24
自称、他称になるが世界の『三大夕陽の絶景地』というがあって、インドネシアの『バリ島』、フィリピンの『マニラ湾』、そして日本の『釧路』とされている。しかし、その基準というのは人間の感覚であり、季節や条件によって変わって来るから根拠は曖昧で、マレイシアの『マラッカ海峡』や、インドの南端近い『ゴア』だという人もいる。 【写真−1 たまたまロハス通りを走るタクシーから撮ったマニラ湾遊歩道】 この中で、日本の釧路はその昔、自転車で東北、北海道を回った時に釧路港の夕陽に遭遇し、茜色に燃える中...
セブ島工房 | 2018.05.01 Tue 20:22
その−(1)と(6)で、ボラカイ島のことを書いているが政府は4月4日、ボラカイ島の閉鎖を決めた。 【こちらも閉鎖される映画『ザ・ビーチ』で知られる芋洗いのマヤ湾】 閉鎖期間は4月26日から半年間という長期間で、島に観光客を入れずに島の環境汚染を解決するという前代未聞の策が果たして成功するかどうか、ボラカイ島に限らず環境汚染の酷いフィリピンの著名リゾートからの視線も熱い。 現在、フィリピンの学校は夏休みに入っていて、家族連れでボラカイに遊びに行く予定を持...
セブ島工房 | 2018.04.09 Mon 19:19
その−(1)で、ボラカイ島というフィリピン屈指のビーチ・リゾートの海に生活排水が垂れ流され、大統領が『ボラカイの海は汚水溜めだ』と激怒し、島を閉鎖するという騒ぎを伝えたが、その続きを書き綴る。 【写真−1 ボホール島のまだ知られていない海岸だがやがて汚れそう】 これはビーチ・リゾートだけの問題ではなく、フィリピン中、都市も含めて生活排水の処理が満足に出来ていなくて、どこにでもある問題で根は深い。 その後、パラワン島にあるやはり世界的に人気の高いエル・ニドでも同じ問題が起こり、ここ...
セブ島工房 | 2018.03.22 Thu 20:21
議員や首長職は国民の普通選挙で選ばれるのが国としての根本的な基本で、その点国民に選挙権のない中国や北朝鮮など国としての基本が無く、独裁国家体制といわれても当然である。 【写真−1 セブ島最北端のダアンバンタヤン町役場 現町長ルーツはドゥテルテ大統領から麻薬王と名指しの元警察官僚で息子は州会議員】 といっても、この選挙権が形ばかりで選ばれる議員や首長が一族で世襲、あるいはたらい回しされて『家業』となっていると、まともとはいえなくなるが、この政治における世襲化は体制を問わず世...
セブ島工房 | 2018.03.18 Sun 20:04
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