[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]

指を交互に使うことの重要性は、例えば私たちが歩行する時の二本の足のことを考えてみれば容易に理解できるでしょう。ところが実際には(特に初心者の方は)むしろ同じ指を連続した方が弾きやすいなどと感じてしまうのです。それは一つ目の音を出して、次の音を出すためにはもう一度同じ指を使った方が安心できるという感覚があるのかもしれません。それを克服しなければ、ジョギングも、100m走もできません。 同じ指を繰り返してしまう危険はどんな時に生まれるかというと、音が隣の弦に移動する時です。弦と弦の間隔(隔たり...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.25 Mon 16:51
「ギターは音色のきれいな楽器だ」などと言われますし、私もそう思います。「ギターは小さなオーケストラ」という例えも、多彩な音色があってこの話だと思います。今回はそういう音色の話を中心にいたします。 一般的には右手の弾弦する位置を変えて音色を変えますが、同じような変化は同じ場所でも右手の弾弦角度を変えることによって得られます。これは音色の変化と言うよりは「音の表情」や「音の性格」、もっと抽象的に言えば「意味」が変わってきたように私は感じます。それらを具体的に理解し、つまり個人個人が、自分の...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.24 Sun 15:34
穏やかな朝・・・・。 クラシック倶楽部はコチラ。 5月29日 (金) 午後9:00〜午後9:30(30分) Eテレ(021) ららら♪クラシック「心を揺さぶる旋律“禁じられた遊び”と“ダニー・ボーイ”」。 5/30 (土) 7:00 〜 8:00 (60分) BS日テレ 読響シンフォニックライブ▽炎の指揮者小林研一郎・ブラームス交響曲第2番。2019年2月14日、サントリーホールでのライブ! 5/30 (土) 10:00 〜 10:30 (30分) テレビ朝日 題名のない音楽会。石丸幹二が選ぶ名演(2)ベストパフォーマンス! 5月31日 (日) 午後9:00〜...
雪太郎のつぶやき、あるいはプリンセス達の花園 | 2020.05.24 Sun 08:06
連続ツイートしている「基礎練習」のシリーズ、こちらのブログでは1日遅れのご紹介になっています。 第4回は「右手と左手の同期」が主なテーマです。ここまで左右の指の基本的な動作を練習してきましたが、その動きのタイミングが合っていないのでは、どんなに良い動きを習得したとしてもまさに「画竜点睛を欠く」です。 左手に関しては主に自分の頭からの命令と指の動きが一致するかという、謂わば「脳と指の同期」です。 左右のタイミングは、少ない数の音を素早く弾くことによって効果が得られます。 &nb...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.23 Sat 22:09
コロナウィルスの影響がなければ、今日は京都でのコンサートのはずでした。そしてきっとこの曲を弾いていたはずだと思うので。昨日はこの私の編曲を新野英之さんが素晴らしい演奏で、YouTube に公開してくださいました。作曲でも、編曲でも、いい演奏をしてもらうととても嬉しいものです。音楽にはもちろんの事、そのこと自体にも感動してしまいます。 私はシューマンと同じ時代にウィーンでギターの製作をしていた「ヨハン・ブッヘル」の楽器で演奏しています。 ・・・さて来月はどうなることやら? ...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.23 Sat 22:01
ギタリストの新野英之さんが、YouTube でその素晴らしい演奏を公開してくれました。曲目は三曲ともに私の編曲です。ぜひお聞きください! JUGEMテーマ:クラシック音楽
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.22 Fri 20:58
今回は「(指の)独立 independence」についてです。 ここで紹介している左手の練習は、確か F.タレガのたくさんある練習課題の中の一つだったと思います。この課題のポイントは三つ。 ⑴ 「1・3」「2・4」の日本の指を同時に正確に抑えられること。指のストレッチを使って。 ⑵ 次は同時ではなく「交互に」弾く。その時指の移動のタイミングが変わるので、注意。(上声の音を切らない) ⑶ 弦の間隔を開けていくことによって、ストレッチ及び、肘を使った拡張のサポートを覚える。 ...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.22 Fri 17:53
「daily Practice 基礎練習-2」はトリルとアルペジオがテーマです。 前日は左手の基本的な動きとして「上行/下降」のスラーの動きを練習しましたが、トリルはこの「上下行」スラーの動きを交互に連続したものですから、スラーの技術ができていなければトリルも結果的にうまくできません。トリルとは反対の動きである「モルデント」の場合も同様です。 アルペジオの練習は指をそれぞれ別の弦に配置して、そこから単純な指の組み合わせを練習していきます。最初は「二つ」次に親指も加えて「三つ」。最終的に「六つ(6連符...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.21 Thu 16:44
JUGEMテーマ:クラシック音楽 わたくし日々引き続き、 引きこもり&断捨離。。。 時々散歩。 で、 たぶん、祖父のLPだろうな。 片付けで出てきた。 再生機材がない。 つか、今ある家少ないだろうよ。 気になる感じで、聞きたいねぇ〜。 あれ。。。 今度は、父のCDが出てきた。 切りねぇ〜。
朋の蔵 | 2020.05.19 Tue 23:54
大曲、しかも難曲で技巧的な作品がよく知られるイタリアの作曲家、M.ジュリアーニ(1781 - 1829)ですが、多くの作品を残しており、実は小品にも美しいものが多々あります。そう言った小品の中からいくつかご紹介してまいりたいと思っています。 作品73の「十のバガテル」から第4番 Andantino はスコットランド民謡のような曲で、素朴な旋律が印象的です。 作品100「24の練習曲」は興味深い副題「カデンツァ、カプリース、ロンド、そしてプレリュード」が加えられており、いずれも完結ながら様々なスタイルの小品です。今...
藤井眞吾:Shingo’s Diary | 2020.05.18 Mon 12:10
全1000件中 471 - 480 件表示 (48/100 ページ)