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フィリピンでの戦死者は日本兵だけで52万人弱になり、戦後になって厚生省(現厚生労働省)を中心に遺骨収集事業が行われていた。 この収集事業を『空援隊』と称する民間団体に委託してからおかしな事件が起きだした。 2008年度からフィリピン住民の証言(乱暴なやり方である)によって見つかった遺骨は『日本人戦没者の遺骨』と見なされ、年間数百柱程度だった遺骨がこの年から急増、3年間で1万5千柱もの数が日本に送還された。 ところが、この時期の遺骨収集作業と合わせるように、フィリピン各地の墓が荒らされる事件が頻発した...
セブ島工房 | 2011.12.18 Sun 09:21
フィリピン南部ミンダナオ島のダバオ市は世界で1番広い面積を持つ市として有名だが、フィリピンの数ある市の中でも人口規模(140万人)などはセブに次ぎ、ミンダナオ島では最大の市になる。 戦前は『マニラ麻』の大産地で最盛期には3万人位の日本人が住み東南アジアでも有数の日本人入植地でもあった。今は日本資本のバナナ農園が大規模経営され日本に輸入されるバナナはこのダバオ産が多くを占める。 ここの市長は昨年5月の統一選挙で選ばれた女性のサラ・ドゥテルテ(33歳)、父親はダバオの政治を牛耳るロドリゴ・ドゥテルテ、...
セブ島工房 | 2011.07.03 Sun 20:56
韓国人男3人、フィリピンで拉致疑惑で逮捕 (マニラdpa=聯合ニュース)フィリピンで韓国人男性3人が同胞を拉致して身代金を受け取った疑惑で逮捕されたと10日現地警察が明らかにした。 警察は「韓国人事業家キム某(49)氏を拉致してマニラ近隣ケソン市のある農場に監禁した後、身代金を要求して暴行した疑惑でカン某、チョン某、イ某氏3人を9日逮捕した」と発表した。 警察によれば先月4日カン氏はコーヒーを飲もうと被害者キム氏を呼び出した後、チョン氏所有の農場に引っ張っていって一週間監禁した。 キム氏は調査過程で「...
スポーツソウルどっとジュゲム | 2011.06.12 Sun 13:24
マニラから南の方角、直線で60キロ地点に『タアル湖=Lake Taal』がある。 この湖の中には世界でも最小の活火山があり観光地として知られる。 この活火山は最近、活動が活発になり麓に住む住民に対して、避難勧告が出されたが活火山見物に訪れる観光客相手に生計を立てる住民は無視を決め込んでいた。幸い噴火には至らず何となく収まった感じだった。 ところが5月下旬から『養殖魚の大量死』が発生した。湖は魚の養殖が盛んで養殖する魚種は『ミルク・フィッシュ=フィリピン名バングス』と『ティラピア』の2種。 バングスは小骨...
セブ島工房 | 2011.06.10 Fri 16:06
桜並木で有名な千鳥ヶ淵公園に面して『千鳥ヶ淵戦没者墓苑』がある。(写真はその中にある祭壇) ここは先の大戦で戦没した身元不明の日本の民間人、軍人の遺骨を祀る場所で、近くの政治的な存在の靖国神社とは趣が違い、日本版『無名戦士の墓』と見て良い。 毎年、この墓苑では5月に海外で収集された遺骨を納める式があって、今年は5月30日に行われる。 今年の納骨数は硫黄島684柱、東部ニューギニア622柱、インドネシア300柱、ソロモン諸島方面41柱、モンゴル15柱、パラオ11柱、マリアナ諸島11柱、キリバス5柱の計1,689柱となっ...
セブ島工房 | 2011.05.27 Fri 13:44
事件として取り上げるのも些末過ぎるが、日本の議員もフィリピンに来ると頭がおかしくなる例としてここに取り上げる。 この事件は本人はそうは思っていなくても、世間やマスコミが一大事とばかりに取り上げる類例となる。 掲載した写真はフィリピン唯一の日刊邦字紙『まにら新聞』の一面トップに載った記事で、民主党副代表『石井一』一行の、マニラ近郊でのゴルフ遊びを報じたものである。 このまにら新聞は共同通信と連携していて、このニュースは共同通信の配信網を通じて、日本の報道各社に伝わり、ラジオ番組でも報じられた...
セブ島工房 | 2011.05.06 Fri 17:08
4月22日午前2時半頃、ミンダナオ島コンポステラ・バレー州パントゥカン町にある金鉱山で土砂崩れがあり、現在判明しているだけでも死者8人、行方不明は少なくても15人以上となった。 この町はミンダナオ島最大の都市、ダバオ市からダバオ湾を挟んだ対岸にあるが、2009年5月にも同町の金鉱山で土砂崩れがあって、この時は少なくても22人の死亡が確認されている。 金鉱山と報道されているが実態は金の出そうな場所に住み着いて無計画に掘る零細な鉱山で、江戸時代の『タヌキ掘り』と同様なやり方だった。 タヌキ掘りとはタヌキが崖...
セブ島工房 | 2011.04.28 Thu 12:26
4月17日、成田空港を発ったフィリピン航空(PR)は福島原発事故から退避するフィリピン人44人を乗せてマニラ国際空港に到着した(写真はその模様を伝えるフィリピンの日刊邦字紙)。 44人の内訳は、日本人男性と結婚したフィリピン人女性19人と、その子ども達25人となっている。 今回の退避者は福島原発から100Km圏内に住むフィリピン人になっているが、その根拠は科学的には曖昧なまま日本出国となった。 この100Km圏内だが、南から大きな町を挙げていくと茨城県日立市、栃木県黒磯市、福島県白河市、郡山市、二本松市、福島市、...
セブ島工房 | 2011.04.19 Tue 17:21
アロヨ前大統領夫妻は2男1女を持ち、長男のJuan Miguel(通称マイキー)は政党リスト制2010年選挙で下院議員に当選した。(写真右がマイキー、左は母親) 次男も下院議員でその権力欲は一族の宿業のようなものである。マイキーの所属する政党も警備員とトライシクル運転者達を母体にした怪しげな政党だったが、票は集めてマイキーは当選した。 これについては政党リスト制の趣旨に反すると他陣営から無効の裁判が起こされたが、最高裁で問題ないと確定した。その辺りは弁護士で法の裏を潜ってきたと評判の父親マイクの目配りも抜か...
セブ島工房 | 2011.04.08 Fri 15:01
アムネスティーによると、中国は世界で最も死刑執行数の多い国でその数字は年間数千人に上がると見られている。 その実数が明確でないのは中国は死刑は『国家機密』に当たるとして公表を拒んでいる。この場合は機密ではなく『国家の恥』というべきである。 死刑執行上位国にはイラン(252人)、北朝鮮(60人)、イエメン(53人)と独裁強権国家が顔を並べ、西側諸国ではアメリカ(46人)が突出、他は中東地域の国が多い。 3月30日、麻薬を中国国内に持ち込み死刑判決を受けていたフィリピン人3人の死刑が執行された。 中国は50グ...
セブ島工房 | 2011.04.01 Fri 13:41
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