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送受信機

ドローンを飛行させるために、上昇、下降、旋回等の命令を出して伝えなければなりません。この命令のやりとりは無線を使って行います。 無線とは、ケーブルを使わずに電磁波を用いて行う通信のことを言います。 通信するためには電磁波に何らかの情報を乗せて伝えなければなりません。 ラジコンにおいて無線通信として主流なものは、AM方式、FM方式、2.4GHz帯の3種類があります。 AM(Amplitude Modulation)方式では、電磁波に情報を乗せる方法として、その電磁波の振幅を利用します。 情報を電磁波の振幅に換えて送信し、受信...

make drone | 2016.04.03 Sun 11:22

プロポ

ドローンのコントロールにおいて、飛行機の場合と同じくピッチ、ロール、ヨーの3種類がありました。そして、それぞれプロポを用いてコントロールしますが、それぞれをコントロールするスティックのことをエレベーター、エルロン、ラダーと呼びます。この呼び方は全て飛行機のコントロールからきています。   ドローンのコントロール   さて、ドローンを操縦するためにプロポが必要となりますが、プロポの操縦MODEは2つあります。 MODE 1は、日本で主流となっている飛行方式です。 右手でスロットルとエルロンをコン...

make drone | 2016.04.03 Sun 11:19

ドローンの各パーツ

フレーム 機体のフレームであり、すべての土台となります。安い樹脂のものから高価なカーボン製のものまで様々なものがあります。また、用途によっても形が異なってきます。      フレーム   電源ボード バッテリーからの電源を各機器に分配するのに必要となります。フレームと電源ボードが一体となっているものもあります。   電源ボード   バッテリー モーターや各機器を動かすために電源が必要です。ドローンとしてはリポバッテリー(リチウムポリマーバッテリー)が主流となってい...

make drone | 2016.04.02 Sat 23:05

ドローンの全体構成

ここでは、ドローンの全体構成を説明します。 まず、ドローンを操作したときの信号の流れを追ってみます。 ドローンを操作するためにはコントローラがなければなりません。これをプロポと呼びます。 プロポで操作したスティックの動きは送信機で電波に乗せられてドローンの受信機に到達します。 その電波を信号に変換してフライトコントローラに送ります。 フライトコントローラには様々なセンサーが取り付けられており、それらのセンサーの信号と受信機により受信した命令信号からモーターへ伝える最適な信号を計算してESC(Elec...

make drone | 2016.04.02 Sat 22:51

マルチコプターのタイプ

ドローンというと、一般的に4枚のローターがついた飛行物体を表しますが、ローターが4枚ついているものを「クアッドコプター」、6枚ついているものを「ヘキサコプター」、8枚ついているものを「オクトコプター」と呼びます。 クアッド、ヘキサ、オクトはそれぞれ4、6、8を意味しており、ギリシャ語やラテン語が由来となっています。 そして、このように複数のローターがついているものを総称してマルチコプターと呼んでいます。   クアッドコプター   ヘキサコプターとオクトコプター   一般的なヘリコプタ...

make drone | 2016.04.02 Sat 22:15

ヘリコプターの飛行原理

飛行機の飛行原理においてコアンダ効果による説明をしましたが、揚力を得るためには空気に流れがなければいけません。 飛行機では常に飛行しているため空気に流れはできますが、ヘリコプターのように空中に静止する場合は空気の流れはできません。 そこでヘリコプターの回転翼であるローターを回転させることにより、ヘリコプターは静止(ホバリング)していてもローターのブレード周りには常に流れができている状況を作りました。 これによりローターに揚力が生じ、飛行することができます。 飛行機とヘリコプターの違いとして、...

make drone | 2016.04.02 Sat 21:21

ドローンの種類

ドローンの種類についてですが、マルチコプターのタイプや大きさ、用途によって様々なものがあります。 空撮をして普段見ることのできないような景色の撮影を楽しんだり、自分のオリジナルのドローンを自作して、作ることを学んだり、アクロバット飛行や飛行タイムを競うような操縦の腕を磨くなど、様々な楽しみ方があります。 ここでは、様々な角度からドローンの種類を分類してみます。   大きさによる分類 まず、航空法により規制を受ける対象は重量が200g以上のドローンとなっています。 なので、200g以下のドローンに...

make drone | 2016.04.02 Sat 19:00

クアッドコプターの飛行原理

クアッドコプターの場合、4つのローターがありますが、時計回りが2つ、反時計回りが2つあり、それぞれ対角線上に設置されます。これは、機体にかかるヨーのモーメントが関係しているためです。 例えば、ローターを時計回りに回転させようとすると、モーターには作用反作用の関係から反時計回りのモーメントがかかります。全てのローターを同じ方向に回転させると、全体として機体に反対向きのモーメントが発生してしまい、機体を制御することができなくなってしまいます。 また、なぜ対角線上を同じ回転方向にするかについては、以下...

make drone | 2016.04.02 Sat 18:42

マルチコプターの飛行

マルチコプターの運動する方向は飛行機と同じ呼び方をします。 進行方向に対して頭上げ及び頭下げをピッチと呼び、右向き及び左向きをヨーと呼び、右回転及び左回転をロールと呼びます。また、スロットルと呼ばれるものもあり、これは機体全体の上下方向のことです。  

make drone | 2016.04.02 Sat 18:34

マルチコプターのタイプによる違い

マルチコプターのタイプに、クアッドコプター、ヘキサコプター、オクトコプターなどがあります。これらはローターの枚数の違いにより分けられております。 まず、一般的にローターの数が増えるほど、より強力になり、より揚力が大きくなります。これにより多くのバッテリーを積むことができ、飛行時間が長くなります。   クアッドコプター クアッドコプターは機械的に非常にシンプルな構造になっています。また、サイズも比較的小さく設計することもできるため、クアッドコプターは幅広く開発されております。 構造がシンプ...

make drone | 2016.04.02 Sat 18:32

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