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JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、 鍾 雯婷(Chung Wen-Ting・ツォン ウェンティン)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー再構築ー。 入れたり、生けたり、盛ったりと、 実際に道具として使ってもよいのですが、 ぽんと置いておくだけで、 そこが床の間的鑑賞空間になるような、 観られることが用途そのもののような、 繊細な器です。 遠目のフォルムも有機的な美しさですが、 近くに寄ったときや、覗き込んだり、 ひっくり返すと見えてくる、 練...
お茶を楽しむ生活 | 2021.04.16 Fri 05:05
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、織部 小山智徳展。 会場風景。 へうげもの古田織部。 茶道の所作、茶器、庭園、建築などの分野で、 「織部好み」の多くの作品を残しました。 制作スタンスは、自由で奔放。 出来上がった作品は異形で、斬新で奇抜。 しかしチープにはならずに、絢爛豪華。 自己満足に陥らず、 風流人、一般人を巻き込んだ一大流行となり、 400年後の今日に至るまで、 日本の美的活動のスタンダードであり続けています。 ポイン...
お茶を楽しむ生活 | 2021.04.11 Sun 05:04
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、中村眞弥子展。 絵画や染色、陶芸や椅子や傘。 造る方法や出来上がった作品(商品)によって、 作り手は 画家や染色家、陶芸家や工芸・家具デザイナーなどと、 人は呼びます。 作家本人にとっては(たぶん)どうでもよくて、 「こんなものが作りたい・描きたい」 「こんなものに囲われて暮らしたい」 「こんな食器で食べたい」 など、作り手、使い手、両方の立場の思いがあって、 それが一人の中で溶け合っていて、 そんな自由で...
お茶を楽しむ生活 | 2021.04.06 Tue 04:59
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 異形 唐九郎 高宏展。 会場風景。 加藤唐九郎(1897年〜1985年)と、 その孫である加藤高宏(1972年〜)の二人展。 加藤唐九郎の異形皿シリーズは、 異形皿と称されるものの、巨大さ、歪んだフォルムにおいて、 板皿などの食器ではなく、 純然たるアート(オブジェ)です。 最初はこのようなパーツをたくさん造り、配置する、 壮大なインスタレーションが構想されたそうですが、 それは適わず、 熱狂...
お茶を楽しむ生活 | 2021.03.30 Tue 05:14
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 SILVER SHELL(中央区京橋2-10-10)では、川崎 毅展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー樹・家・地ー。 陶による、オブジェ、道具。 茶室における茶事のひと時。 あるいは、ダイニングテーブルでの茶の湯のひと時。 先程までの日常の生活の場は、 茶を楽しむ特別な空間にかわります。 そのきっかけは、 その場に生けられた花、掛けられた絵、書。 そして、置かれ、使われる道具。 川崎 毅の作品は、 そこに置かれただけで、 その場の空気を変えてしまいま...
お茶を楽しむ生活 | 2021.03.25 Thu 10:59
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 私たちの学生時代の地理の教科書には お茶の日本一生産量は 静岡県と 学びましたが 今年 ついに お茶の生産量 日本一を 鹿児島県が 抜いたそうです。 と いうことで お茶所 鹿児島県の 知覧茶を お茶の専門店で 購入 知覧茶って スーパーのお茶コーナーに よく陳列されておりますが お茶専門店で 購入したお茶を煎じると 同じ 知覧茶なのに なんで こんなに 鮮やかな色のグリーンの?色に なるのか 不思議で...
あおちゃんの釣り道楽日記他 | 2021.03.19 Fri 11:20
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 安齋新+厚子 作品展(陶)。 会場風景。 色合い、肌合いが柔らかく、 フォルムは優しく、 そこに、細かい陰影のラインがくっきりと刻まれています。 繰り返されるエッジの隅に、 ガラス釉がたまっています。 日常使いの気安さと、 そこにアートの香りが漂う非日常性のバランス。 日々の暮らしを彩るエッセンスは、 こんな風に宿るのだと思います。 豊かさや心地よさには、 刺激という小さな不協和音が欲しい。 そんな印...
お茶を楽しむ生活 | 2021.02.05 Fri 05:15
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 中長小西(中央区銀座1-15-14)では、1990 Clay Rush展。 会場風景。 7人の現代陶芸作家展。 一世代上である鯉江良二以外の6人は戦後生まれ。 1990年代、 彼らは最若手として時代の先端から突き抜け、 それから30年を経た今もなお、 創作のモチベーションを維持しつつ、新たな挑戦を続けています。 それぞれがあまりに気鋭過ぎて、 総論的印象記をまとめるのは不可能ですが、 立体表現上、陶という手段は大きな制約であり、 それだからこそ、 大きな自由を得...
お茶を楽しむ生活 | 2020.12.19 Sat 04:57
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 銀座 日々(中央区銀座3-8-15)では、 光藤佐 WEEK展(陶)。 会場風景。 豊かな絵心は、平面上だけではなく、 陶芸という道具の創作に発揮されれば、 姿形と絵付けが混然一体となって、 一つの作品として昇華します。 さらに表現の引き出しが多ければ多いほど、 構想(イメージ)と結果(作品)の差異が少なくなり、 「狙い通り」の創作が可能となります。 今回も、赤絵、象嵌など、 7〜8種の技法が作品ごとに選定されていて、 その技法の特徴をそれぞれ発揮...
お茶を楽しむ生活 | 2020.12.01 Tue 05:16
JUGEMテーマ:お茶を楽しむ生活 しぶや 黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14)では、 金工 長谷川清吉 展。 会場風景。 斬新な発想が浮かんでも、 それを使いたくなる道具として構想でき、 現物として実体化させるには、 鋭くも自由な美的感性と、 極めて高度な技術と、 それを実現させる強い意志が必要です。 和菓子屋で羊羹を入れてくれた紙袋。 ポンと置かれたそのフォルムにふと惹かれる。 これが無地になって硬くなったら、 花を投げ込める。 飲み終えた缶コーヒー。 手持ち無沙汰でしげしげと...
お茶を楽しむ生活 | 2020.11.28 Sat 05:20
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