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【神津島の次は式根島に上陸】 【写真−1 小さい島でも車がないと生活には不便】 神津島から乗った神新汽船の『フェリーあぜりあ』は1時間足らずで写真−1の野伏港に着岸。野伏港は奥行きの深い良港で、東海汽船の大型船もこの港にある桟橋に着ける。写真の港内奥の岸壁に、式根島と新島間を結ぶ村営の連絡船が停まっているのが見える。 式根島の面積は伊豆七島最少の島とはいえ3.67平方キロあり、海岸は入り組んだリアス式で、島の面積を東京の中央に陣取る皇居の面積と比べると、皇居...
セブ島工房 | 2021.02.27 Sat 20:38
【式根島行きの船に乗る前に多幸湾へ行く】 【写真−1 島の自動車所有率はかなり高いが運転の出来ない人向け用か】 神津島には村営のバスが走っていて、島の中心、前浜から島の南端にある神津島空港を経由して多幸湾へ行く路線、天上山登山口を経由する路線など3路線を持つが、夏の繁忙期とそれ以外では利用客の数が違うのでダイヤはかなり変わる。 写真−1は普通車のバンを利用した村営バスで、運転席前のウィンドウに多幸湾と書かれた札が見える。これに乗って前浜の反対側にある多幸...
セブ島工房 | 2021.02.17 Wed 20:23
【島で一番高い天上山に登る】 【写真−1 ここまで標高300m弱で車で来るとかなり楽】 火山で生まれた伊豆諸島にはそれぞれ中心になる山を持ち、神津島には標高572mの天上山がある。東京のハイキング・コースとして知られる高尾山の標高は599mだからそれに近いが、天上山は海からそそり立っているために、山容の変化に富んでいる。 島の中心から登って往復で5時間近くを歩くが、登山道は2ヶ所あって写真−1は途中まで車道が続いている山頂までの標高差300m弱の『黒島口』で、杖の入って...
セブ島工房 | 2021.02.09 Tue 20:20
【石器時代からの歴史を持ち光公害の少ない島と脚光】 【写真−1 島内には村営バスが走っている】 神津島という島の名の由来は、神話に寄ると伊豆の島々を創生した時に、この島に神々が集まったことからで、古い文書には『神集島』と記述が見られ、それが転訛したといわれる。なお、神津島では石器に使われた黒曜石が産出され、後期石器時代から縄文時代まで島から本州各地へ運ばれたとの実証研究もある。 神津島は伊豆七島の中で最も西に位置し、面積は18.48平方キロある。これを東京...
セブ島工房 | 2021.01.30 Sat 21:00
【五つの島を廻る東海汽船のさるびあ丸】 【写真−1 東海汽船所有の船の中で最大の『さるびあ丸』】 東京−大島−利島−新島−式根島−神津島間を就航する船は写真−1の『さるびあ丸』で、運航会社の東海汽船は発足以来花の名前を命名する伝統があり、さるびあは八丈島で栽培され春先に開花する花卉から命名され、この船は三代目になる。 新型コロナで世界中が騒いでいた2020年6月に就航した6099トン、全長118mの新造船で、東京−三宅島−八丈島で利用する『たちばな丸』が5681トンなので一回...
セブ島工房 | 2021.01.24 Sun 21:15
【日本人初のピューリッツアー賞を受賞した写真】 【写真−1 会場内は今では考えられない緩い警備であった】 1960年10月12日、今も残る東京・日比谷公会堂で開催されていた三党首演説会で、社会党委員長が刃物を持った17歳の人物に壇上で襲われ死亡した。これが世にいう『浅沼稲次郎暗殺事件』だが、浅沼は三宅島神着集落の出身で、三宅島に限らず伊豆七島には浅沼姓が多い。 事件のあった時代は安保改定問題で社会は騒然とし、自民党と社会党の二大政党が鎬を削っていたが社会党が分...
セブ島工房 | 2021.01.20 Wed 20:39
【全島民が避難をした2000年の大噴火】 【写真−1 人口2800人強の三宅村】 伊豆七島では大島町と八丈町が町、他は一島一村になっていて、三宅島も一島一村となっているが、大正時代には伊豆村、神着村、伊ヶ谷村、阿古村、坪田村の5村に分かれていて、1956(昭和31)年に合併して今の三宅村になった。 写真−1は三宅島の案内図で、中央に現在立ち入り禁止になっている最高峰の『雄山』があり、大型船の出入港は一番左の『阿古地区』の錆が浜海岸にある港に大型船は接岸することが多く、風...
セブ島工房 | 2021.01.15 Fri 20:35
【10代の頃に三宅島へ行ったがほとんど覚えていない】 【写真−1 三代目になる5681トンのたちばな丸】 三宅島には10代終わりの頃の夏に友人と行ったことがあり、その時は東京・竹芝桟橋から大島経由であったが、乗船した船の名前は憶えていない。島ではキャンプと民宿に泊まった記憶を持つがどこの集落の何という民宿であったのかも忘れているが、民宿で新鮮な刺身が出て『タカベ』という魚だと教えてもらったのは憶えている。 写真−1は御蔵島港に横付けする『たちばな丸』の様子で、...
セブ島工房 | 2020.12.17 Thu 20:27
【豊富な水が生む滝と原生林】 【写真−1 伊豆七島では珍しい光景】 水源に恵まれない伊豆七島の中で御蔵島は川があり、それを利用して小規模ながら水力発電所まである。写真−1は島の峻厳な崖を流れ落ちる滝で、この風景を観るには陸上からの接近は出来ずチャーター船で行くしかない。 島は近年になって東海汽船の大型船が着岸して行き易くなったために『ドルフィン』と一緒に泳ぐ観光がブームになっている。増えた来島者のために宿泊施設や飲食、土産店など小さな島にしては多く、村...
セブ島工房 | 2020.11.21 Sat 20:53
【御蔵島と作家有吉佐和子】 【写真−1 有吉は芥川賞、直木賞を取っていないが受賞者を凌ぐ活動】 御蔵島の島名の由来はいくつかあって、静岡県三島にある伊豆七島の神を祀った『三嶋大社』の蔵が島内にあったためといわれるのと、御蔵島と三宅島の間を流れ黒瀬川と呼ばれた黒潮の色から『海暗(うみくら)』、それが御蔵に転嫁したといわれるが、三嶋大社の創建は不詳ながら1000年以上前で、それ以前から島には人は住んでいて何と呼んでいたかは分からない。 その海暗説を本の題名に...
セブ島工房 | 2020.11.13 Fri 21:33
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