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【御蔵島には伊豆七島航路最大のたちばな丸で】 【写真−1 これだけの巨船を回りながら着岸する技術は相当なもの】 八丈島底土港から御蔵島行きの船に乗るが、写真−1は底土港へ着岸する『たちばな丸』で、この船は東京の竹芝桟橋を前夜に出航して、三宅島、御蔵島を経由して八丈島には朝の9時頃に着く。乗客と貨物を降ろして9時40分には底土港を出航し、今度は往航の逆に御蔵島、三宅島に寄って東京へ戻る。 『たちばな丸』は運航会社の東海汽船が持つ船の中で最大で、東京−八丈航路に...
セブ島工房 | 2020.11.04 Wed 20:28
【八丈島の焼き物と伝統の織物】 【写真− かつて八丈島へ行った時に作った焼き物】 1990年代の終わり頃に家人と八丈島へ行ったことを先述しているが、その時に体験陶芸をしていて、写真−1はその焼き物で、家人はマグカップ、小生は抹茶茶碗を作った。体験陶芸は手捻りで形を作るだけで、乾燥、釉薬掛け、焼成は窯元任せで後日送られて来て、それをセブに大切に運んで今も手元にある。 体験陶芸をした窯元については全く記憶は残っていないが、八丈富士の溶岩と三原山の土を使った...
セブ島工房 | 2020.10.29 Thu 21:32
【青ヶ島の道路と交通事情】 【写真−1 こういう空撮を見ると凄い地形だなと改めて思う】 写真−1の空撮で中央に内輪山、島の外縁を形作る外輪山を持ち、その外輪山が海に急激に雪崩れ込む青ヶ島の二重カルデラの様子が分かる。写真の上部右側に僅かに見える平地に役場や学校、住宅のある集落があり、島の玄関口の三宝港は外輪山に隠れているが、写真左側の方にある。 島を一周する道路は外輪山上に造られていて、集落から南の外輪山に向かってジグザグの道が見え、白波の落ち寄せる断...
セブ島工房 | 2020.10.23 Fri 20:00
【植物好きには面白い島】 【写真−1 大きい株は差し渡し1m以上になる】 黒潮が洗う青ヶ島の植物相は紀伊半島南端と似ているらしいが、火山島であるために地温は高く湿気も多い。写真−1は島内の谷に群生するシダ類の『オオタニワタリ』で、紀伊半島から南西諸島にかけて生息するが既に絶滅危惧種入り。オオタニワタリもいくつも個体があって、写真は中央に生える新芽の多い個体。 この新芽を炒め物にして台湾などでは食べるが別の栽培種あり、沖縄でも天婦羅や酢の物にして食べるらし...
セブ島工房 | 2020.10.16 Fri 20:19
【外輪山の展望台から内側を覗くと】 【写真−1 内輪山には立ち入り禁止】 写真−1は外輪山の縁から内側を眺めた様子で、中央のすり鉢を伏せた形状の山が内輪山。内輪山の頂上に向かって縦に見える樹は椿の木で、伊豆七島は椿の生育に適し椿から椿油を採取しているが、天然林ではなくほとんどは昔からの植林樹。周りに見える屋根は人間の住まいではなく、農業用のビニール・ハウスで外輪山の内側に人は住んではいけないようだ。 世界でも珍しい二重カルデラの青ヶ島の最高部は『大凸部...
セブ島工房 | 2020.10.08 Thu 20:22
【青ヶ島の変わった漁船の停め方】 【写真−1 珍しく波の立っていない港】 伊豆七島のある海域は黒潮が流れ、魚種は濃く地場産業としても漁業は盛んだが、そのほとんどは個人が船を持って漁をしているのが多い。絶海の孤島といわれる青ヶ島でも漁業に従事する人はいて、そのための港湾施設を東京都が造っている。 写真−1は貨客船『あおがしま丸』が接岸する三宝港埠頭と向かい合わせにある漁船用の港で、かつてはこの小さな埠頭が島の出入り口であった。中央に建つ搭はその先から岸側...
セブ島工房 | 2020.10.05 Mon 20:45
JUGEMテーマ:空想旅行プラン 今年、卒業する二人の学生がいた。 彼らは、僕が全てを任されていたテニススクールのアルバイトコーチだった。 「佐藤ヘッドコーチ、どこか安く海外旅行に行きたいんだけど、いいとこないですか?」 そこで年末年始、スクールが休みの間にネパールに行くこととなった。 彼らは初めての海外旅行だった。 それがネパールです。 彼らの親が心配して、僕がガイドとして付き添うことになった...
走り出したチャンドラ 〜佐藤良一〜 | 2020.10.02 Fri 17:23
【青ヶ島行きの船に乗る】 【写真−1 週に1回は竹芝まで物質積み込みのために航海をする】 八丈島から青ヶ島へ渡るには伊豆諸島開発という船会社が、週4便から5便を運航していて、八丈島からは底土港を朝9時半に出て、青ヶ島の三宝港には12時半に着く。八丈島−青ヶ島間は直線距離で81キロあり、3時間の航海は、季節によっては港に接岸することが難しくなり、欠航も多い。 写真−1が八丈島−青ヶ島間を往復する『あおがしま丸』で、2014年就航とかなり新しい。総トン数460トン、最高時速1...
セブ島工房 | 2020.10.01 Thu 19:40
【記憶が不確かな初めて行った時の八丈島】 【写真−1 初めての八丈行きに乗った船は何だったか分からない】 八丈島には2回行っていると前に書いたが、初めての旅は10代の後半に八丈島の最南端で初日の出を見ようと友人と行った時で、真冬でも南の島だから大丈夫だろうとテントと寝袋で過ごしたが、この時期は西風が吹き募りその風の寒さに震えた記憶がある。 その時竹芝桟橋から乗船した船は年末年始の島へ帰る人々で混んでいたが、乗った船は写真−1の『ふりいじあ丸』であったようだ...
セブ島工房 | 2020.09.28 Mon 20:05
【二つの歴史に残る流人の墓】 【写真−1 正室は加賀前田家の豪姫】 現代でも左遷されることを『島流し』などと表現するが、伊豆七島は北から大島、三宅島、そして八丈島がその島流しの地で、咎を受けて遠島処分を受けた人を『流人』と呼んでいた。流人は斬首など死刑の次に重い処分で、刑事犯と政治犯に分かれるが、その中で知られるのは関ヶ原の戦いで敗れ八丈島に流された『宇喜多秀家』がある。 写真−1は八丈島の中心、大賀郷にある稲場墓地に葬られている秀家の墓で、秀家は備前...
セブ島工房 | 2020.09.22 Tue 22:55
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