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「電脳コイル」全26話、2周目鑑賞終了(DVD)。 大きな変化が起きる時には、仮想であれ現実であれ何らかの「痛み」を伴わなければおかしいし、リアルじゃない。個人的にはこういう、ちょっと心が痛くなるくらいの「ハッピーエンド」ではない「ラッキーエンド」くらいが好みだ。それなりに救いはあって欲しいが、変化には犠牲を伴うのが必然である。それがいわゆる「等価交換」という真理だと思う。 この物語の時間軸においては、最初と最後に失われてしまう命がいくつか。しかし、そのそれぞれの悲しい別れの記憶がクライマッ...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.10.12 Mon 04:53
80年代のサイバーパンクSFから始まった電脳世界のイメージは、21世紀のインターネット普及によって、ますます現実味を帯びてきた。 かつて、SF作家ウィリアム・ギブソンによって想像された電脳世界は多くのクリエーターたちにさまざまなインスパイアを与え、ここ日本では、新たな憶測(攻殻機動隊のゴースト=電脳体)が生み出された。果たして人間の心(=魂)は電脳化できるのか否か?と。 そのあと米国においてはこの神風にインスパイアされた映画「マトリックス」シリーズが生み出されたわけだが、さらに近年、爆発的な...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.10.11 Sun 03:12
ぶれぶれぶれぶれ ぶれぶれぶれぶれ もうすっかり絶望先生にムチュウ。こりゃまたーおもしれーのなんのって。マンガは基本ストーリー物重視なので、原作を買うまでには至っていないものの、アニメ版の映像と演出がギャグとは思えないセンスの良さで、なんというか無駄にクォリティーが高いというか、他にいろいろ平行して観ている作品が全部かすんでしまう濃い内容。最初はなんじゃこりゃーと思っていたオープニング主題歌も、気づいたらすごい気に入っていた。JUGEMテーマ:アニメノカンソウ
東 京 都 オ タ 区 | 2009.10.03 Sat 02:06
今さらという感じで松本零士の世界観の大きな裏話的アニメ「宇宙交響詩メーテル 〜銀河鉄道999外伝〜」を観ている。エメラルダスとメーテルは実は姉妹であり、その母プロメシュームはかつて「1000年女王」と呼ばれていた……30年くらい前、松本零士の主要キャラが登場する漫画やアニメーションは全部読んだり観たりしていたので、そんなネタバラシは驚くというよりは納得だったが、何も今ごろになって出してくる設定でもないような気がした。 あまりにもすんなり受け入れられる内容なので、昔から決まっていたことなのか、近年に...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.09.26 Sat 18:11
いやー本当に「屍姫」は面白かった。 とは言え、世界観にはかなり無理があったが(とくに屍とか七星)、なにより面白かったし、屍姫たちは格好良かったし、ヒロイン星村マキナには(もしかすると)生まれて初めて“萌え”というのをちょっと感じてしまったし、やっぱり強くてクールな女(死んでるからな)は格好良かった。というか、そういう性質の女性が自分にとっての理想の母親像であるのかも知れない。 そして、NHKで放送していた「スターウォーズ」のTVアニメシリーズ「クローンウォーズ」を観始めた。 さすがにルー...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.09.20 Sun 04:02
「屍姫 赫」全13話を視聴終了。次はつづけて第二部「屍姫 玄」へ。 神も仏も悪魔も閻魔もいない。天国も地獄もありはしない。死の先に待っているのはただの無である。 死の先に別の世界が待っているかのように空想させているのは宗教観だ。しかしそんなものはただの作り話である。 科学も医学も、人の魂=人の心の在処をいまだに説明できないから、相変わらず宗教が唱えるフィクションの世界を否定できないだけで、本当は、人の心なんてものは、単に人間の脳の個体差による違いでしかない。人の指紋や静脈の文様が皆違う...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.09.06 Sun 02:25
「屍姫 赫」。 屍姫(シカバネヒメ)、マジで面白いんだけど、それにしてもこれほど全編に渡ってシリアスでお笑いの要素も一切無く、救われない暗いドラマというのも今どき珍しい。あれだけネガティブで救われない“エヴァ”でさえ笑いや息抜きがあったというのに、この物語は先に進むほどどんどんドツボに入っていく。 家族そろって惨殺された恨みを糧に屍姫としてよみがえり、暗い道を歩むヒロインという設定は、コミック→映画の「クロウ」の影響もあるのかも知れないが……まぁしかし、文字通り死美人の星村マキナという冷酷非情...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.09.05 Sat 00:16
「屍姫」。 以前、A駅構内の広告を見たときは、また妙な色物が出てきたかと思ったが、じつは意外とマニアックな設定が面白いマンガ原作のアニメ化だった(少年ガンガンではハガレンに並ぶ人気連載?)。 かつて平井和正が、人を襲うモンスターの代表“狼男”を冒険活劇のヒーロー“ウルフガイ”に仕立てたように、現代モンスターの代表“ゾンビ”をスーパーヒロインにした物語が「屍姫(シカバネヒメ)」。 アニメの印象は“ゾンビ”というよりも、やはり日本風の“屍(しかばね)”を強く意識した演出であり、ホラーが苦手な人にはアニメと言...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.08.21 Fri 01:22
「交響詩篇エウレカセブン」全50話を再鑑賞中。2周目。サイコーだ。すばらしすぎる。すでに今となっては「ガンダム」より「エヴァ」よりも「エウレカ」だな。早くDVDBOXの通常版を発売してくれないかな。JUGEMテーマ:アニメノカンソウ
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.08.20 Thu 01:00
原田知世の映画がリアルタイムだった世代の上に、かつて原作も読んでいた人間にとっては、なんでまた今さらアニメ映画化?と思っていた作品なんだけど、結構グローバルに評価が高いということで観てみた。 アニメというよりも、映画ということを強く感じさせる演出だった。たしかにこれは良くできていた。とは言え、ネタ自体はやっぱり子供だましな「時をかける少女」に違いはないんだけど、それでもこれはまたジブリ映画or宮崎駿に対抗する一つの才能のメジャー化なんだと思う。観ておいて損はない。最新作は「サマーウォーズ」...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2009.08.10 Mon 00:51
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