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勝海舟が発した含蓄ある言葉を現在社会に即して解説した人生への訓戒集です。幕末から明治維新期を、独自のスタンスで生きた、勝氏には学ぶ点が多々あります。勝海舟は、江戸幕府の末期、下級役人から、世の中の変化に伴って、海軍など幕府のアイデアマンとして重宝された人材です。そして、江戸幕府を倒して成立した明治政府でも引き続いて重要なポストを与えられた唯一の行政人といっても過言ではありません。彼は、はみ出し者の下級武士の父の下に生まれ、沢山の人々・風俗を理解しながら、幼い頃は寝る間も惜しんで剣術の修...
平社員日記 | 2010.01.02 Sat 23:59
本日、三国志のコミックですが、読了しました。 寺島優(原作)・李志清(作画)の メディアファクトリーから出ている14巻の漫画文庫です。横山光輝の漫画を読了できなかった私が簡単に読了できました。やはりコンパクトにまとめられているのが大きいと思います。全巻を通した三国志のテーマとしては、やはり公の心を持つ人間こそが、人々を魅了し、世の中を動かしていくということです。一時的な欲得に目がくらみ、他人の言葉をすべて信用した人間は、結局他人から見捨てられます。沢山の登場人物が現れますが、やはり国を思...
平社員日記 | 2010.01.01 Fri 20:06
JUGEMテーマ:歴史小説これはちょっと気になるニュースだ。 「三国志」曹操の陵墓発見 中国河南省、遺骨も出土 (12/27 共同通信ネットニュースより) 中国中央テレビによると、中国河南省文物局は27日、同省安陽市安陽県で、後漢末期の武将で三国時代(3世紀)の魏の基礎をつくり、「三国志の英雄」として知られる曹操(155〜220年)の陵墓を発見したと発表した。 陵墓からは60歳前後とみられる男性の遺骨が見つかり、専門家による暫定的な鑑定結果によると、60代で死亡し...
副団長のひとりごと。 | 2009.12.29 Tue 20:37
JUGEMテーマ:歴史小説一般に、豊かな経済力にモノを言わせて大量に買いこむことを「大人買い」というらしいが・・・。タイトルにしたものの、それほどの「大人買い」ではない。 司馬遼太郎の『坂の上の雲』。NHKのスペシャルドラマですっかりはまってしまった。僕自身、この原作は読んだことがある。18歳の春。大学受験し失敗し、失意の中で読んだのがこの小説だった。司馬遼太郎が40代のすべてを費やして書き上げたこの小説は、8巻にも及ぶ長編小説で、読み切るのに1ヶ月を費やした。ドラマの中で、たびたび俳優・渡辺謙が...
副団長のひとりごと。 | 2009.12.21 Mon 23:48
JUGEMテーマ:歴史小説カテゴリーは「書評・図書紹介」であるが、僕が最も好きな小説が原作となっているドラマ放送されたのだ。司馬遼太郎の『坂の上の雲』である。制作開始が報じられてから、放送を楽しみにしていた。個人的には、第1回は期待を裏切らない仕上がりだったと思う。明治維新を経て、近代化を進める日本。またたくまに変化していく時代を生きた当時の日本人たちをリアルに描写している(さすがNHKだけあって)、。大変な時代だったのは間違いない。でも、それ以上に痛快な時代だったのではないだろうか。司馬遼太郎自...
副団長のひとりごと。 | 2009.11.30 Mon 23:35
井上雄彦さんが出ているNHK番組、「プロフェッショナル・仕事の流儀」を観た。井上雄彦という名前を聞いてもピンと来ない方もいるかも知れないが、「SLAM DUNK」や「バガボンド」というマンガなら聞いたことがあるだろう。え?ない?「SLAM DANK」はバスケットボールを背景に高校生達の青春を描いたマンガで、「バガボンド」は宮本武蔵を描いて11年。どちらも記録的な発行部数を誇るマンガを超えた化け物マンガである。 井上さんが、番組の中で語った言葉がいくつかある。たとえば、「とりこぼさない」「迎えにいく」「奥を掘る」...
尉川太尊の人生を楽しめ!THE LIFE | 2009.11.24 Tue 12:08
JUGEMテーマ:歴史小説司馬遼太郎の、「梟の城」を読んだ。 司馬遼太郎の歴史小説は、「竜馬がゆく」、「燃えよ剣」、「新史太閤記」に続き4作目だったが、やはり楽しめる作品だと思った。梟の城は特に娯楽性が高い作品であり、1巻のみで完結するため、他の本よりも読みやすいように感じた。ストーリーとしては、伊賀の忍者である葛籠重蔵と、風間五平の二人の生き様を描いた作品である。重蔵は、伊賀の忍者であることにプライドを持ち、家族を殺した信長の跡継ぎである秀吉の命を狙う。対照的に、五平は、伊賀の忍者であることを...
Now What. | 2009.10.07 Wed 22:59
JUGEMテーマ:歴史小説JUGEMテーマ:本の紹介JUGEMテーマ:読書の楽しみ 島津義弘の本を読みました関ケ原の敵中突破には感動薩摩隼人の心意気とチェスト僕の名前が「進」なのでひたすら前に進むのみ相通じるものがあります
久留米日記 | 2009.10.01 Thu 22:24
JUGEMテーマ:歴史小説今秋放映される、司馬遼太郎原作「坂の上の雲」が、今から楽しみだ。脚本も野沢尚なので、これは良い作品になりうそうだ!非常にワクワクしている。何しろ司馬遼太郎の最高傑作(と私は思っている)である、万人を唸らせる最高のドラマを作り、NHKの意地を見せてほしい。NHKの公式ホームページを見たが、 注目は秋山真之役=本木雅弘、好古役=阿部 寛、東郷平八郎役=渡 哲也!まさにイメージ通り!スター俳優が勢揃いの、気合の入った配役である。正岡子規の妹リツ役が、菅野美穂なのも楽しみだ。最近活躍...
団塊ウォッチ!いわきの日々 | 2009.09.07 Mon 19:09
JUGEMテーマ:歴史小説 まあ、こういう一生涯を扱った物語の後半生が勢いが落ちる、というのはある意味で仕方のないことというか、上巻のほうが面白かったな、というのが実感ではあるのですが、でも全ての親子関係が「綺麗にまとまった」のはちょっと蛇足に感じたというか。(お嫁さんのティファーヌと僧侶のエマニエルはもちろん別ですとも、許すとも。)むしろその辺は、割いたページ数のわりに強烈な印象に残ったスペイン・カスティーリャの兄弟のほうがすっきりしてたような気もします、うん、美男の息子はずるいんだな。あといく...
なんにしようかな。 | 2009.08.20 Thu 09:17
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