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JUGEMテーマ:歴史小説 “ジェヴォーダンの獣”というのはこれ自体が一つの結構有名な過去の逸話で、要するに女と子どもしか狙わない、という獣が何年もの間、フランス南部のラングドック地方で何百人単位で殺し続け、フランス王宮の命令で一旦“獣”の剥製が提出されたものの。その後も被害は出続け、ある日ふっといなくなった、というそんな顛末で。まとめてしまったからあれですが、これは詳細な内容で読むとかなりぞっとします。ある意味、フィクションとして「結末」を付ける前提ならば、アメリカ大陸が発見され、アフリカにもヨーロ...
なんにしようかな。 | 2010.01.24 Sun 19:35
岡山の有力地場企業の協賛で作られた地元の歴史本です。津田永忠、彼は岡山藩の番頭(家老に次ぐ役職)であった人物です。江戸初期1640年に生まれ、1707年68歳で生涯を閉じました。幕末に人気が急増した岡山藩 侍大将「熊沢蕃山」が藩内派閥争いによって、藩を追われた後に、岡山藩主「池田光政」によって、その才を認められて「閑谷学校」「後楽園」「児島湾の干拓」「藩内各地に学問所設置」など多くの事業を中心となって進めて行きました。光政の子「池田光政」の身の回りの世話をする役目を仰せつかり、当時の有識者層の中心学問「...
平社員日記 | 2010.01.12 Tue 00:20
信長・秀吉・家康が世に生まれた時代の少し前、関東全域を統治した北条氏の最盛期を作った「北条氏康」の生涯を描いた一冊です。彼は、幼い頃は家臣に将来を不安視されるほど、小心者で、武士でありながら、鉄砲の音に身を縮めてしまうほどでした。しかし、家臣に城下に連れられ、民衆の民家に自身のことを「城の若殿が弱虫」だといわれたことにショックを受け、自殺を考え、直前のときに一番の理解者である指導者「清水吉広」に一命を救われたことをきっかけに、心を入れなおし、心身を鍛え、見事16歳で迎えた初陣は勝利します。その...
平社員日記 | 2010.01.11 Mon 23:32
信長と秀吉と家康の生涯を時代に沿って描かれた作品です。 池波正太郎氏の作品を読むのは、初めてでした。もともと、年少の読者向けに書かれた作品とのことでとても読みやすい語り口になっています。まずは、あとがきにある池波氏の言葉からご紹介「どんなに苛酷な税金を取り立てても、まだしもいいですよ。戦争に比べれば。戦争があると、税金よりたまらないからね、農民としては。その戦争を失くしたということは功績だと思いますよ。信長、秀吉、家康は。近代社会が政治的にそれを解決して農民、万民の幸福を願うというのとは...
平社員日記 | 2010.01.08 Fri 01:21
勝海舟が発した含蓄ある言葉を現在社会に即して解説した人生への訓戒集です。幕末から明治維新期を、独自のスタンスで生きた、勝氏には学ぶ点が多々あります。勝海舟は、江戸幕府の末期、下級役人から、世の中の変化に伴って、海軍など幕府のアイデアマンとして重宝された人材です。そして、江戸幕府を倒して成立した明治政府でも引き続いて重要なポストを与えられた唯一の行政人といっても過言ではありません。彼は、はみ出し者の下級武士の父の下に生まれ、沢山の人々・風俗を理解しながら、幼い頃は寝る間も惜しんで剣術の修...
平社員日記 | 2010.01.02 Sat 23:59
本日、三国志のコミックですが、読了しました。 寺島優(原作)・李志清(作画)の メディアファクトリーから出ている14巻の漫画文庫です。横山光輝の漫画を読了できなかった私が簡単に読了できました。やはりコンパクトにまとめられているのが大きいと思います。全巻を通した三国志のテーマとしては、やはり公の心を持つ人間こそが、人々を魅了し、世の中を動かしていくということです。一時的な欲得に目がくらみ、他人の言葉をすべて信用した人間は、結局他人から見捨てられます。沢山の登場人物が現れますが、やはり国を思...
平社員日記 | 2010.01.01 Fri 20:06
JUGEMテーマ:歴史小説これはちょっと気になるニュースだ。 「三国志」曹操の陵墓発見 中国河南省、遺骨も出土 (12/27 共同通信ネットニュースより) 中国中央テレビによると、中国河南省文物局は27日、同省安陽市安陽県で、後漢末期の武将で三国時代(3世紀)の魏の基礎をつくり、「三国志の英雄」として知られる曹操(155〜220年)の陵墓を発見したと発表した。 陵墓からは60歳前後とみられる男性の遺骨が見つかり、専門家による暫定的な鑑定結果によると、60代で死亡し...
副団長のひとりごと。 | 2009.12.29 Tue 20:37
JUGEMテーマ:歴史小説一般に、豊かな経済力にモノを言わせて大量に買いこむことを「大人買い」というらしいが・・・。タイトルにしたものの、それほどの「大人買い」ではない。 司馬遼太郎の『坂の上の雲』。NHKのスペシャルドラマですっかりはまってしまった。僕自身、この原作は読んだことがある。18歳の春。大学受験し失敗し、失意の中で読んだのがこの小説だった。司馬遼太郎が40代のすべてを費やして書き上げたこの小説は、8巻にも及ぶ長編小説で、読み切るのに1ヶ月を費やした。ドラマの中で、たびたび俳優・渡辺謙が...
副団長のひとりごと。 | 2009.12.21 Mon 23:48
JUGEMテーマ:歴史小説カテゴリーは「書評・図書紹介」であるが、僕が最も好きな小説が原作となっているドラマ放送されたのだ。司馬遼太郎の『坂の上の雲』である。制作開始が報じられてから、放送を楽しみにしていた。個人的には、第1回は期待を裏切らない仕上がりだったと思う。明治維新を経て、近代化を進める日本。またたくまに変化していく時代を生きた当時の日本人たちをリアルに描写している(さすがNHKだけあって)、。大変な時代だったのは間違いない。でも、それ以上に痛快な時代だったのではないだろうか。司馬遼太郎自...
副団長のひとりごと。 | 2009.11.30 Mon 23:35
井上雄彦さんが出ているNHK番組、「プロフェッショナル・仕事の流儀」を観た。井上雄彦という名前を聞いてもピンと来ない方もいるかも知れないが、「SLAM DUNK」や「バガボンド」というマンガなら聞いたことがあるだろう。え?ない?「SLAM DANK」はバスケットボールを背景に高校生達の青春を描いたマンガで、「バガボンド」は宮本武蔵を描いて11年。どちらも記録的な発行部数を誇るマンガを超えた化け物マンガである。 井上さんが、番組の中で語った言葉がいくつかある。たとえば、「とりこぼさない」「迎えにいく」「奥を掘る」...
尉川太尊の人生を楽しめ!THE LIFE | 2009.11.24 Tue 12:08
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