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お知らせさせていただきます。 川喜田八潮 著、時代劇戯曲『闇の水脈 天保風雲録』が、本日2021年10月15日、発売となります。第一部・第二部、2冊同時刊行です。 アマゾンおよび全国の書店で発売されます。 アマゾンはこちら↓ 『闇の水脈 天保風雲録 第一部』https://www.amazon.co.jp/dp/4434293494/ 『闇の水脈 天保風雲録 第二部』https://www.amazon.co.jp/dp/4434293508/ 内容紹介 激動の天保期。諸価値のせめぎ合う開国前夜。 巨大...
川喜田晶子KJ法blog | 2021.10.15 Fri 17:48
JUGEMテーマ:小説全般 ● 私は女になりたい / 窪美澄(講談社) ● 個人的な評価 ☆☆☆ 赤澤奈美は47歳、美容皮膚科医。 シングルマザーとしてひとり息子を育て、 老いた母の面倒を見ながら仕事一筋に生きてきた。 ふとしたことから、元患者で14歳年下の業平公平と、 事故に逢うように恋に落ちてしまう。 心を閉ざすように生きてきた奈美の、 モノクロームだった世界が、色と音を持ち始めた。 もう一度軽やかな私へ。美しい人生讃歌小説。 ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2021.10.08 Fri 11:25
以前、アニマルパニックものにハマって、このジャンルばかり立て続けに読んでいた。動物の食害による恐怖はやはりヒグマが最強であり最恐よ。吉村昭の『羆嵐』は確かに名作であった。その吉村昭がパンデミックものも書いていると知り、いつか読みたいと思って数年後。ふと、父の書棚を見てみれば、あるじゃないですか、『破船』が。早速、読んでみた。貧しい島での小さな暮らしを延々と読まされ、暗い気持ちにさせられる。いつ話が大きく動くのか、そろそろ飽きてきたストーリーの終盤、猛烈に事が動き出す。ただでさえ幸せに見えない...
漫画を読む。 | 2021.09.22 Wed 07:12
JUGEMテーマ:小説全般 ● スワン / 呉勝浩(角川書店) ● 個人的な評価 ☆☆☆ 巨大ショッピングモール「スワン」で起きた無差別銃撃事件。 死者21名を出した悲劇の渦中で、 高校生のいずみは犯人と接しながら生き延びた。 しかし、同じく事件に遭遇した同級生・小梢により、 次に誰を殺すか、いずみの指名によって犯行が行われたという事実が週刊誌で暴露される。 被害者から一転、非難の的となったいずみ。 そんななか、彼女のもとに謎の招待状が届く・・・・...
隣り近所のココロ・読書編 | 2021.09.20 Mon 16:17
本日は古い本のお話ですが、 久しぶりに読んだので、 この機会にご紹介しておきますね。 【中古】花あかり・沖田総司慕情 /新人物往来社/三輪佳子(単行本) 1992年10月15日初版の本です。 目次はこちらです。 あや 医者の娘 山南敬助 夢の代 みやこわすれ 別れ 武蔵野終章 この本が出版された 1992年のあの頃は、 沖田総司の恋人といえば決まって 医者の娘という設定でした。 ですから、こちらの小説でも、 総司が通う医者の娘さんが 彼の想い人になっています。 名前は奈...
新選組ライブラリー | 2021.09.19 Sun 14:33
JUGEMテーマ:小説全般 ● 少年と犬 / 馳星周(文藝春秋) ● 個人的な評価 ☆☆☆ 家族のために犯罪に手を染めた男。 仲間割れを起こした窃盗団の男。 その犬をそれぞれ別の名前で呼ぶ、壊れかけた夫婦。 体を売って男に貢ぐ女。 死期が近づいている老猟師。 震災のショックで心を閉ざした少年。 犬を愛する人に贈る感涙作。 (感想) 実は私、馳星周さんは今回はじめて読みました。 このブログだけで1300冊以...
隣り近所のココロ・読書編 | 2021.09.18 Sat 22:36
JUGEMテーマ:小説全般 新作が今日から発売にりました。 タイトルは『同窓会で出会ったイケメン幼馴染とみっちりラブラブです!』 となります。いるかネットブックスさまより出版していただきました。 各電子書籍店さまで順次発売になりますので、興味のある方はぜひ よろしくお願いいたします。試し読みもできます。 今回の作品を書くにあたっては官能的な作品でも、これまでとは味付けを 替えて、読者の方のどなたでも身近に起きそうな設定にしました。 俺...
酒と煙草と小説とギター 高槻弘壱 | 2021.09.16 Thu 19:46
JUGEMテーマ:小説全般 ● 灯台からの響き / 宮本輝(集英社) ● 個人的な評価 ☆☆☆☆ 父の代から続く中華そば店を営む康平は、 一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って、 長い間休業していた。 ある日、分厚い本の間から、妻宛ての古いはがきを見つける。 30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。 なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、 そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。 妻の知られざる過去を探し...
隣り近所のココロ・読書編 | 2021.09.14 Tue 15:49
JUGEMテーマ:小説全般 ● 国道食堂 2nd season / 小路 幸也(徳間書店) ● 個人的な評価 ☆☆☆☆ 小田原を抜けてしばらく経った頃、 国道沿いに元プロレスラーが営む「ルート517」という店が見えてくる。 ドライブインというより大衆食堂というのにピッタリなため、 「国道食堂」という名もある。 この店の食事はどれも美味しいが、 ちょっと変わっているのはプロレスのリングがあること。 さまざまな人々が集うこの店には、偶然か運命のいたずらか、 とんでもないこ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2021.09.09 Thu 11:12
●本日の読書 •「春になったら苺を摘みに」梨木香歩/新潮文庫 著者がイギリスで暮らしていたときの下宿の女主人、ウェスト夫人と彼女の周りに現れる多種多様な国の人々との交友エッセイ。ウェスト夫人は結婚によってイギリスで暮らすようになったアメリカ人であり、著者も日本からイギリスに渡っているということで、生まれた国を離れて異国で暮らすことで見聞きしたエピソードが綴られています。ウェスト夫人は困っている人を放っておけず、普通のルートで住むところを見つけられなかった人々を積極的に下宿させ、独特...
書評・三八堂 | 2021.08.21 Sat 14:49
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