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ロマンス小説

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エマの結婚

ジョアンナ・メイトランド／ハーレクイン文庫エマの少女時代の初恋の人ヒューゴが戦地から帰還した。再会した彼は　昔の面影もなく別人のように変わり果てていた。不自由な体と顔にはしった傷跡を見たエマは驚きのあまりその場で凝視したまま凍りついてしまった。初恋か。彼にとってもエマは少女時代から特別な女性だったから自分の傷ついた姿を見せる事に羞恥心があったのかもしれない。再会の時　エマに拒絶されたと思った彼はとても傷ついていた。ただエマは素直な性格で　彼にすぐ謝罪をしているし明るさ...

読ムロマンス | 2010.02.08 Mon 15:02

ホワイトチャペルの雨音

イヴ・シルヴァー／ヴィレッジブックス数奇な運命に翻弄されロンドンで路上生活をしていたダーシー。売春宿の女将マダム・フェザーの紹介で医師ダミアン・コールのもとで働く事になった。その頃　巷で発生していた連続殺人事件の犯人ではないかとダミアンに疑いがかけられたのだが・・・。ひじょーに良くできたゴシック調のミステリーでもある。ロマンスは　互いに惹かれ合ってはいるのだが　雇い主と雇われ人の関係や　殺人事件のせいでとてもゆっくりと進んでいくのだけど。ダーシーの生い立ちや彼女が抱...

読ムロマンス | 2010.02.03 Wed 23:23

『裏切りの刃』リンダ・ハワード

ギューッと胸をしめつけられるストーリーをお望みの方には、ピッタリのお話と思われます♪　ギューッと胸をしめつけられるお話、私も嫌いではありませんが、裏切りモノはどうも向いていないらしい。ヒロインを疑ってばかりいるヒーローにはどうも、やきもきして、歯がゆくて、不満ばっかり募ってしまい、文句たれながらの読書になってしまいます。裏切りネタということで、『誘惑の湖』に引き続きまして、『裏切りの刃』を再読してみたのですが、初読みのときよりは印象が良くなったような気がします。初読みの時は、「ヒロインの無実を...

レビ・レビ・レビュー！番外編 | 2010.02.03 Wed 03:48

秘密の取り引き

ローリー・フォスター／ハーレクイン文庫どうしても子供が欲しいホテル・チェーン経営者トニー・オースティン。オースティンのホテルに新店舗を出したいと企画書提出中のランジェリー・ショップオーナーのオリヴィア。トニーは仕事を引き合いにだし　オリヴィアにある提案を持ちかけた。思わぬ提案にも動揺を表に出さず　交渉上手なオリヴィアさん。まぁ　出産ビジネスという言葉が世に氾濫してますしね。ビジネス契約する上で　何の問題もないと思う。と思っていたら・・・このオリヴィアは強かだった。いや...

読ムロマンス | 2010.02.02 Tue 23:00

プレイボーイの純愛

リサ・ジャクソン／ハーレクイン文庫サマンサはフォーチュン家の牧場管理をしている。 17歳の夏　ここにひと夏滞在していた御曹司カイルとの恋は彼からのサヨナラの言葉もない状態のままで数ヶ月後に彼の結婚式の招待状が届き終わってしまった。 10年後　再び遺産相続のためカイルが姿を現した事でサマンサの人生は思わぬ事態へ。〈富豪一族の肖像：ダイヤモンド編　２〉だそうだ。名家の御曹司がなんぼのもんじゃいと思うわけ。このバカ男は　自分の人生を気の向くまま流れに任せ風吹く通りに揺られてるだけ...

読ムロマンス | 2010.02.02 Tue 22:50

『誘惑の湖』リンダ・ハワード

ネタバレ警報発令！！中盤、ロバートがエヴィーに対して疑心暗鬼になっている間は、もうず～っとやきもきしていました。なんでエヴィーを信じないのさ！　「犯罪者特有の性質をロバートは必ず見破るのだが、エヴィーからはそれらがまったく感じ取れなかった」。じゃあエヴィーの無実を信じなさいよロバート！エヴィーもさ、マーサーに麻薬密売の疑惑を抱いていることをロバートに話していれば、ロバートからこんなにも疑惑を抱かれずに済んだのにさ。とにかくやきもきの展開でした。「裏切りの刃」も「熱い闇」もそうやけど、なぜゆえ...

レビ・レビ・レビュー！番外編 | 2010.02.01 Mon 23:35