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伊坂幸太郎『仙台ぐらし』(荒蝦夷,2012/02) 東日本大震災以前の連載エッセイに、震災以後の寄稿、それから書き下ろし短篇「ブックモービル」を併録した、ローカルでマイナーでたコンパクトな一冊。震災は仙台に住む伊坂幸太郎の生活にもちろん大きな影響を与えたわけだが、その文体は変わらずクールでしなやか。震災後の「仙台のタウン誌へのコメント」の結びに、「あまり無理せず、遠回りをしてもいいから、史上最大の復興を進んでいくんだ[p.159]」とあるのに意気を感じる。書き下ろし短篇「ブックモービル」は、震災後の石...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2012.06.16 Sat 10:59
PK 伊坂幸太郎 講談社 発売日:2012-03-08 ブクログでレビューを見る» *** 内容(「BOOK」データベースより) ***その決断が未来を変える。連鎖して、三つの世界を変動させる。こだわりとたくらみに満ちた三中篇を貫く、伊坂幸太郎が見ている未来とは―。未来三部作。 本としてのパフォーマンス ★★★★☆ 個人的な好み ★★★★☆「PK」 (伊坂幸太郎著)を読みました。長くなるので・・・
“寝湖世NOINU”のクタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 | 2012.06.10 Sun 08:20
伊坂幸太郎『PK』(講談社,2012/03) 収録作品 PK 超人 密使 あとがき 「PK」勇気と決断の物語。27年前にマンションから転落した子供を救ったことで有名な大臣にかけられる圧力、ワールドカップ予選のPKをめぐる疑問、作家であった父親が語っていた次郎君のエピソード、あれとこれが繋がるサスペンス。テレビの中に吸い込まれるところが好き。「超人」能力者の物語。ああ、あの坊やがこんなに立派に成長してと目を細めたり。先輩能力者がステキ。「密使」時間の使い方と多元宇宙についての物語。握手がたくさん可能な仕事...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2012.04.30 Mon 12:03
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) 伊坂 幸太郎 東京創元社 発売日:2003-11-20 ブクログでレビューを見る» *** 内容(BOOK データベースより) ***引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。し...
“寝湖世NOINU”のクタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 | 2011.11.21 Mon 00:03
マリアビートル 伊坂 幸太郎 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日:2010-09-23 ブクログでレビューを見る» 作品の紹介 *** Google ブック検索より ***元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。 狡猾な中学生「王子」。 腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。 ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』 に続く、殺し屋たちの狂想曲...
“寝湖世 NOINU” の クタクタ、でも云いたい放題、やりたい放題 | 2011.07.12 Tue 19:28
JUGEMテーマ:伊坂幸太郎思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる。 年末に、もらった1冊。ゆっくりじっくり、大事に大事に、読んで、読み終わりました。映画は小説に忠実で、堺さんが好きなわたしは、小説を読むのはとっても楽しい時間でしたなんともいえない、爽快感と、陽だまりの中でまどろんでるようなあったかさと、ちょっとだけ、もう戻れないんだというセンチメンタルな感じが、大好きです。重力ピエロも好きですが、こちらも、お気に入りの1冊になりそう...
みつあみぽぴぃ | 2011.02.22 Tue 17:30
伊坂幸太郎『3652』(新潮社,2010/12) デビューからの3562日間に紡がれた、88本の「小説以外」を一挙収録[帯] ということで、デビューしてからのこの10年間の伊坂幸太郎の生活を明確に伝えるわけではないが決して虚構に塗り込めようというわけでもなく、なんとなく人柄が伝わってくる一冊。さまざまな分野の固有名詞が出てくるところが興味深い。音楽であれば斉藤和義やアナログフィッシュ、映画だったら黒澤清やサム・メンデス、漫画だったら『キャプテン翼』から五十嵐大介まで。小説については、以下、作品名として出てきたも...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.02.20 Sun 10:52
JUGEMテーマ:伊坂幸太郎 読みました。伊坂作品は8作目です。重力ピエロ、チルドレン、死神の精度、終末のフール、フィッシュストーリー、ラッシュライフ、オーデュボンの祈り、と、読んで参りましたが…砂漠 は、伊坂作品の中でも癒し色の強いほんわか作品でしたねー。大学生の友情、恋愛、事件…やはり登場人物が濃い。魅力的。西嶋、いいよねー。自分は自分、唯我独尊!でも人一倍、苦悩してきたんだろうなぁ。非常に癖のあるキャラと、痛い感じが、爽快であって気持ちがいい。最大の敬意を込めて「めんどくさいなぁー」...
C a f e M i s t | 2011.02.06 Sun 20:43
読み終わった爽快感が「重力ピエロ」のときのようだった。父親が4人。本当に血のつながりがあるのは誰かわからないけれど、4人の父と、母と暮らす高校生が主人公。居酒屋経営のイケメン葵、大学の講師悟、中学の教師勲、ギャンブル好きでふらふらしてる鷹。どの父親も息子思いで何があっても息子の危機から救ってやる。4人そろって救うところが、現実にありえないような方法で、ありそうでおもしろい。手旗信号を使ったところが特におもしろかった。それにしても、伊坂さんの描く家族愛は、ユーモアがあって、そんなこと現実には起...
蒼井ルナ★Luna Fortune★ | 2011.01.28 Fri 19:37
JUGEMテーマ:伊坂幸太郎 1,500円以上(税込)のお買い上げで国内送料無料。livedoor BOOKSが送る新着マガジン。2010年12月20日発行 クリスマス特集!! R・サブダのとび出す絵本や聖夜に親子で読みたい文学作品 超人気作家 エッセイ集 3652 伊坂幸太郎エッセイ集著:伊坂幸太郎 価格:1,365円(税込)3652日間に紡がれた数多の「小説以外」を、惜しむことなく一挙収録!偏愛する本や映画に音楽、「喫茶店」で巻き起...
新刊や古本のメールマガジン! | 2010.12.21 Tue 11:58
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