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JUGEMテーマ:ノンフィクション 断水が始まってから、二週間が経過しても、復旧しなかった。ジョンとケリー夫婦はすぐに出て行った。無理もない。引っ越して来た二日後から、水が使えなくなったのである。彼らの会社に対する印象が最悪なものになったのは、間違いない。 初めの頃は、水を運んで来ていたJたちも、持って来なくなった。断水していたのは、我々が住むD棟だけだったので、三日に一回は、ペットボトルを両手に提げて9階から4階まで降り、オフィスやダンススタジオなどが入っているA棟の共用...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.16 Thu 15:35
JUGEMテーマ:ノンフィクション 水が止まる二日ほど前に、廊下を挟んだ向かいのシェアアパートにカップルが引っ越してきた。ジョンとケリーと言うアメリカ人のカップルだった。 二人にとっては、災難だったとしか言いようが無い。引っ越してすぐに、水が使えなくなったからだ。断水してから、一週間経った頃、J とヘンリー(中国人)という男が、状況を説明するためにアパートにやって来た。 彼らが言うには、アパートの管理部門の責任だとの事だった。 「で、いつ頃、復旧するんだ?...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.16 Thu 09:14
JUGEMテーマ:ノンフィクション 私が、勤務していた高校をお払い箱になったのが、2011年の12月23日である。お払い箱になった理由は、私が寝ている生徒を起こさなかったせいだそうである。 授業妨害をする生徒たちばかりだったので、「邪魔するくらいなら、寝てていいよ。」と言って、マイペースで仕事をしていた。それでも、崩壊したクラスは、ヒドイもんだった。確かに教師の力量不足で、クラスが崩壊する場合もあると思うが、この高校は、明らかに別の理由で乱れているようだった。 殆どの生...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.16 Thu 00:07
JUGEMテーマ:ノンフィクション 一月初旬に、住民登録証のコピーをもらいに会社の事務所に行った。日本に送る各種証明書を領事館で発行してもらうためである。 無事コピーをもらいオフィスを出ると、廊下の角で小柄だがガッチリとした体格の黒人男性とすれ違った。振り返ると、その男性は、私が以前勤めていた大学で英語を教えていたアメリカ人のオリバーだった。 「おお、オリバー、偶然だな。」 「ハーイ、リュウ。元気だったか?」 「ああ、お陰さまで。君も、この会社の社員なのか...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.15 Wed 21:17
JUGEMテーマ:ノンフィクション スピリチュアル小説「悪夢」を書き上げた日にロンが帰って来て、その翌日にはカークが戻って来た。(https://koshiki.jugem.jp/?eid=638) カークは、冬休みに婚約者をマレーシアから、呼ぶ予定になっているが、まだお金が溜まっていないので、呼べるかどうか分からない。彼女は、失業したばかりでお金がないので、飛行機代はカークが出すしかないからだ。 カークは、このフィアンセとインターネットを通じて知り合った。出会い系サイトに実年齢で登録した時は...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.15 Wed 19:34
JUGEMテーマ:ノンフィクション 12月24日、金曜日、急にロンが通化に行く事になった。よりにもよって、クリスマスイブにである。 「リュウ、俺も通化に出張することになったよ。」 「一体、何でまた、急に?」 「いや、向こうで日曜日の授業が入ったらしいんだ。」 「ああ、なるほど。カークは、宗教上の理由で・・・・・・」 「そう、日曜日は働けない。」 「だから、君が代わりに行く羽目になったのか?」 「そうだよ。全く、何の因果で、日曜まで仕事しなくちゃいけないんだ。」...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.15 Wed 17:19
JUGEMテーマ:ノンフィクション ある晩、ロンが私の部屋にやって来て、笑いながら、こう言った。 「オイ、リュウ。俺が、前言ってた北京の女の事、覚えてるか?」 「ああ、君が中国に来た時、飛行機で知り合った女の人だろ。」 「そう。さっき、メールが来て、『私たち、いいお友達でいましょう。』って言われたよ。」(*^_^*) 「そうか。そら、残念だったな。」 「これで、冬休みの北京行きは、なくなった。結構、いい感じだったんだけどなー。」 「女の人は、沢山いるよ。」 「...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.15 Wed 13:13
JUGEMテーマ:ノンフィクション カークが、通化に行ってから、一週間ほど経ったある朝の事である。 朝、トイレで用を足した私が、水を流すと水位が上がるばかりで、全く流れなくなってしまった。トイレ用の吸引具を使ってみたが、一向に改善が見られない。 排水管掃除具を使って、私がトイレでガバガバやっているとロンが部屋から出て来て、トイレを使いたそうな顔をした。私が、申し訳なさそうな顔で、 「ゴメン、トイレが詰まっちゃったよ。」 と言うと、 「いいよ。外で、するから...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.15 Wed 09:34
JUGEMテーマ:ノンフィクション い カークと一緒に帰宅して、自分の部屋で寛いでいると、カークが携帯に向かって怒鳴っている声が聞こえた。 「スーザン、あっちに行くバスはあるのか?自分ばっかり喋らないで、人の話を聞けよ。バスは、あるのかないのか?」 どうも、会社の人間と話しているらしい。遠方への出張依頼の電話である事は、すぐに分かった。スーザンというのは、我々外国人教師の仕事を管理している中国人の女の子で、人の話を全く聞かずに、一方的に自分の言いたいことだけを喋りまくる女...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.14 Tue 22:13
JUGEMテーマ:ノンフィクション やっと待望の給料日がやって来た。仕事帰りに、そのまま会社に行き、給料をもらう。会社に借りたお金と家賃、水道・電気料金等を引かれて、かなり少なくなってはいるが、無いよりはずっといい。 アパートに帰って、まず、ロンに建て替えてもらっていたタクシー代の半額を渡す。カークと一緒にアパートを出て、建物の一回まで下りた。エレベーターを出た途端に、カークは、タバコを吸い始めた。 「一日、何本くらいタバコを吸うんだ?」 ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.14 Tue 19:23
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