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このテーマについて
ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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ヌミノースな世界 75  ― 遊び人

JUGEMテーマ:ノンフィクション    遊び人の一平が、金欠病になってバーでバーテンのバイトを始めた。      一平がカウンター内で、仕事をしていると、一人の若い女の子が入って来た。時刻は午前2時を少し過ぎた頃だった。明らかに未成年だと分かったが、当時は今ほど未成年者の飲酒にうるさくなかったので、一平も何も言わなかった。    彼女は、カウンター席に座り、ウイスキーの水割りを注文してから、バッグから煙草とライターを取り出し、慣れた手つきでタバコに火を点け、煙を...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.12.04 Fri 18:45

「古本で見る昭和の生活」 ロマンチシズムあふれる昭和追想

 本との出会いは不思議なものだ。  いつも出会うべき本を探しているが、読み終わってから「出会わなくても良かったかな、、、」と思うこともしばしばだ。  我々はすべての出会うべき本と出会えているのだろうか。  そして、ある日突然出会い、読み終わってから、いや、読んでいる最中に「ああ、出会うべき本に出会ったな、、、」と思える本もある。  コレは、そんな本。    著者の岡崎武志氏は自ら「神田系ライター」を名乗る、古本について、また昭和について語るライター。  本書もズバリ、岡崎氏が古本屋を渉...

おとなの終末 | 2020.11.28 Sat 02:25

ヌミノースな世界 74  ― エリートコース

JUGEMテーマ:ノンフィクション      知り合いの知り合いの息子が、一流大学卒業後、一流企業に就職した。誰もが羨むような一流企業に就職できたので、親も安心していた。ところが、会社に就職して暫くすると、その息子がノイローゼになってしまった。    なぜ彼がノイローゼになったかと言うと、職場で仕事を任されても、あらゆる事に関して上司に指示を受けなければ、何も出来なかったからである。彼は、所謂「指示待ち人間」になってしまっていたのだ。    では、なぜ彼が指示待ち...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.11.12 Thu 00:56

ヌミノースな世界 73  ― 同級生

JUGEMテーマ:ノンフィクション      三つ子の魂百までと言う言葉があるが、そこまで行かなくても、中学生くらいになる頃には、その人がどういう人生を送るか予想できる人間の鋳型のようなモノは、出来上がっている。    中一の頃に、私の横の席に座っていたTさんと言う女の子は、私と一緒に保健係をしていたが、ともかく、この人は、何をやらせても着実な人だった。中間試験や期末試験も、始まる一か月前から試験に備えて勉強していたし、保健室の先生が感嘆するほど保健係の仕事も、しっかりこなし...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.11.07 Sat 09:52

ヌミノースな世界 72  ― Blackboard Jungle

JUGEMテーマ:ノンフィクション    ※この記事には、性的な表現が含まれています。      暫くの間、アパートのような一軒家のような妙な造りの家に一緒に住んでいたOさんと言う先輩がいた。この人は、元警察官で柔道の有段者だったが、大学に戻って来て英語教師の資格を取り、中学校の教師になった。    そして、最初に赴任した中学校で、手痛い歓迎を受ける事になる。    初めて職員室に入ったOさんは、わが目を疑った。あろうことか、生徒が先生の机の上に足を投げ出し...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.09.23 Wed 22:18

懺悔の部屋

JUGEMテーマ:ノンフィクション    大学を卒業して、学校警備員のバイトをしながら、色々試行錯誤していた時のことです。    よく学校の体育館で、地域の運動会やバドミントン大会などが開催されていました。そんな日には、昼前に、いつも地元の人たちが弁当を差し入れてくれるので、ありがたかったです。    警備員控室入り口をノックする音がして、襖を開けると、笑顔の女性たちが弁当をくれるんですね。私が巡回中の時は、いつも警備員控室の上がり框の上に折詰弁当が置いてありました。 &n...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.09.06 Sun 01:56

ヌミノースな世界 71  ― アパート

JUGEMテーマ:ノンフィクション      今勤めている職場は、30年程前に勤めていた職場のすぐ近くにあります。この話とは全く関係ないんですが、最初に通った空手道場(ろくに基本も教えず、ケガの多い組手ばかりやらせるヒドイ道場)も、目と鼻の先にあります。何の因果かですね。    実は、前の職場で働いていた時、すぐ近くにあるアパートで殺人事件が起こったんですね。勤務中に刑事が尋ねて来て、事件当時のアリバイを根掘り葉掘り聞かれて、ウンザリました。あの時から、警察が嫌いになりました。...

無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2020.09.01 Tue 17:53

へそ曲がりセブ島暮らし2020年 その(20) 『特攻基地の墓碑銘 赤松海軍予備学生日記』を読む

 広島、長崎の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出た安倍の挨拶文が、どちらも類似の内容でしかも過去の文言をなぞっただけと被爆関係者から批判されているが、安倍の頭の中身などコロナ対策でも分かるようにその程度のお粗末な人物。  むしろ、こんな無策の人物を長期間、日本の最高権力者として座らせていることに、日本人の馬鹿さ加減が分かるし、トランプに投票したアメリカ国民と変わらず、それでも4分の1程度の鉄板というか狂気の支持者を固めれば政権維持、当選するような選挙制度も何だかおかしい。    お盆...

セブ島工房 | 2020.08.11 Tue 19:53

「メディアミックス化する日本」 「大きな物語」消費論

   1989年(昭和天皇崩御の年)に書かれた大塚氏の「物語消費論」が、論壇でどのように受け止められたのか、不勉強にして分からないが、東浩紀氏が「データベース消費」という概念に発展させたくらいだから、やはりそれなりのインパクトが有ったのだろう。  が、ワタクシ空中さんのその後の人生に大きな影響を与えた、という事はない。  あえて積極的に物語消費を意識して「消費活動」をしたつもりもないし、周囲を見渡して「おお!コレって物語を消費してんじゃね?」と思った憶えもない。    それでも...

おとなの終末 | 2020.07.27 Mon 01:25

「ほんとにあった!呪いのビデオ 82」 KANEDA氏初見切れ?

   本作のとあるエピソードを観ていて、ハタと気づいたことがある。  「ほん呪」シリーズは「呪いのビデオ」っちゅうくらいで呪いが映像化されているわけだが、たいていの場合、呪いの主体として人間の姿が顕在化される。たまに、音声だけとか、人間以外のものが映像として姿を表すこともあるが、ほとんどの場合、人間の姿をして現れる(多少、あるいは大幅に変形している場合が多いが)。  しかるに、「ほん呪」シリーズを観ていて、その、顕在化された人体(まあ、亡霊とか言っても良い)の、亡くなった時代性、...

おとなの終末 | 2020.06.08 Mon 00:27

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