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仏教

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清沢満之の生涯８（禁欲主義）

JUGEMテーマ：仏教「世間に風を切つて動く」エリート文学士という印象を周囲に与えていた清沢満之が、この時期、生活態度を一変させた。京都府立尋常中学校の校長職を譲られた稲葉昌丸はこう述べている。「（前略）猛烈なる制欲主義の実行が始まりました。之まで分けてあつた髪は除かれ、モーニングコートは法衣に代りました」出入りの人力車は断った。毎早朝、東本願寺での勤行に下駄を履いて通った。食事は菜食主義。煮炊きをやめて、そば粉を水に溶かしたものを食べた時期もあった。1891年10月に母タキが死去した後の...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.21 Tue 05:58

御隣山の５月の法語掲示板

（まだおかしいワン）　御隣山の誠信寺さん（旭川市大雪通３丁目■TEL： 0166-24-4487）の法語掲示板。　明日の目的のために　今日を生きているのではない　今日が全部だ【筋力トレーニング　+　糖質制限　+　漢方】　12日目　ダイエットメモ:　チロがいないとだめだな。体　重　87.8㌔　目標　６０㌔台　　JUGEMテーマ：仏教

本誓寺日記～ほんせいじブログ～　 | 2013.05.17 Fri 06:29

清沢満之の生涯７（校長職を稲葉昌丸に譲る）

JUGEMテーマ：仏教 1888年、26歳で京都府立尋常中学校の校長になった清沢満之は、学校運営に携わる一方、英語と歴史と論理を生徒に教えた。そのかたわら、高倉大学寮（真宗大谷派の学場）で宗教哲学などを教えてもいる（後に、大学寮での講義をもとに『宗教哲学骸骨』を出版）。校長としての報酬は高額だった。満之は「鼻下に口髭を貯え、フロックコートを着用し、手にステッキを持ち、外出には俥を用い」た（司馬遼太郎著『歴史と小説』122ページ）。当時の満之は、やがて仏教学者として名を成すことになる斎藤唯信の目...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.15 Wed 05:40

清沢満之の生涯７（「東本願寺」に帰った理由）

JUGEMテーマ：仏教なぜ清沢満之は哲学者としての栄達の道を捨て、「停頓と没理想と堕落の巣窟」（司馬遼太郎著『歴史と小説』122ページ）のような「東本願寺」に帰ったのだろうか。清沢は「（前略）本山の教育を受けて今日に至りたるもの、この点に於て予は篤く本山の恩を思ひ、之れが報恩の道を尽さゞるべからず」と述べている。吉田久一と司馬遼太郎はこの言葉を引いて、満之が栄達の道を捨てた理由をそれぞれ「宗門の恩」（『清沢満之』72ページ）、「武士道的報恩精神」（『歴史と小説』122ページ）と表現している。吉田は...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.11 Sat 05:31

清沢満之の生涯６（京都府立尋常中学校の校長に就任）

JUGEMテーマ：仏教清沢満之は1887年７月、数え年25歳で大学を卒業。大学院に入って宗教哲学を専攻するかたわら、第一高等中学校（後の一高）でフランス史を教え、哲学館（後の東洋大学）で心理学や論理学などの講義を行った。大学を卒業した満之は、すぐに十分な収入と地位を得た。このまま東京で学者としての道を歩めば、明治のエリートの出世コースに乗れたものと思われる。だが満之は別の道を選びとった。京都府立尋常中学校の校長になった（1888年７月）のだ。同校が経営難に陥ったため、京都府が東本願寺に経営を委...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.09 Thu 05:25

仏教情報センターのイベント

JUGEMテーマ：仏教'13.5.6(月)　芝の増上寺にて　PM1:00からのイベント！？友人に、スタートの二時間前にご招待される。。。仏教情報センター創立30周年記念大会行きますとも。お寺の荘厳な空気感は、好きです！何のイベントかもよくわからんのに、のこのこやっきた。仏教情報センターは、様々な宗派のお坊さんの集まりで、皆のお悩みの相談を受けているみたいよ。まさかの、玄侑宗久さんのお話が聞けるとはおもわなくてうれしい玄侑宗久さんは、芥川賞もとられた現役のお坊さん。【アブラクサスの祭】も映画化されている。この...

朋の蔵 | 2013.05.07 Tue 13:27

清沢満之の生涯５（東京大学文学部哲学科）

JUGEMテーマ：仏教東京大学予備門での満之は常に首席だった。物理学に強い興味を覚え、一時は大学で物理を専攻しようとさえ考えた。満之は1883年９月に東京大学文学部哲学科に進学。大学でも成績は抜群で、文学部関係の過去の卒業生のうちでも上位３人の中に入ると言われた。哲学科在学中の満之に大きな影響を与えたのはアメリカの哲学者フェノロサだった。満之はヘーゲルについてのフェノロサの講義にとくに感銘を受けている。満之には厳正で犯しがたい雰囲気があったためか、それほど友人は多くなかったが、沢柳政...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.07 Tue 05:13

清沢満之の生涯４（東本願寺育英教校）

JUGEMテーマ：仏教東本願寺育英教校に入学した満之は約４年間、同校で学んでいる。相変わらず、英語と数学が得意で、成績抜群だった。お経を読むことに関しては、周囲が寺院の子弟ばかりだったため苦手意識があったのかもしれない。満之はわずかな時間を惜しんでお経（三部経）を読誦した。そのため、「ビショップ」（司教）や「ポープ」（教皇）などというニックネームをつけられた。もっとも、机にだけしがみついているガリ勉だったわけではなく、相撲をとったり走り回ったりと挙動活発で、議論好きでもあった。優等生の...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.06 Mon 05:32

清沢満之の生涯３（得度）

JUGEMテーマ：仏教父・永則の勧めの下、外国語学校と医学校に入学した満之だったが、そこでの学業を全うすることができなかった。そんな満之に大きな転機が訪れる。東本願寺育英教校への入学だ。育英教校とは、キリスト教の影響力拡大や廃仏毀釈といった逆風のなかで東本願寺が人材育成のために1875年に設立した学校である。満之は知り合いの僧や友だちの勧めもあって、同校で学ぶことになった。満之は1878年の育英教校入学に際し、母親が聞法に通っていた覚音寺の衆徒として得度している。満之は後年、こう述べてい...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.04 Sat 05:31

清沢満之の生涯２（少年時代）

JUGEMテーマ：仏教 1864年に妹が生まれると、清沢満之は祖母マツの下で育てられることになった。マツが百人一首を幼い満之に教えると、すぐに覚えてしまったという。 1866年、マツが死去し、満之は父母のもとに帰る。両親が仏壇の前で勤行をするとき、満之も一緒に座るようになった。正信念仏偈（正信偈）や和讃を耳から覚え、５～６歳のころには一人で読むことができたとされる。手習塾・小学校時代の満之は算術が得意だった。子どもの頃の満之は成績抜群だったが、口数が少なく、人との交わりをあまり好まなかったようだ...

清沢満之――仏教改革者の偉大なる足跡 | 2013.05.02 Thu 05:55

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