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JUGEMテーマ:自分が読んだ本 いきてま。(定型) 今年も残すところあと2ヶ月となりました。 そろそろ年末年始の予定を考えねばなりません。 今週寒かったので年末気分が加速しますが 来週はまた暑さ戻るみたいです。 勘弁して欲しいです。 さてなんやかんやお久しぶりですねー これはペンです 円城塔 新潮文庫 円城塔。 最近「文字禍」という本を出して ルビ芸が編集校正泣かせだと話題になりました。 これは表題の「これはペンです...
六角形の日記帳 | 2018.11.03 Sat 00:10
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 AI(人工頭脳)を登場させた近未来SFでは、シンギュラリティを超えたAIが暴走し、人間と対立し、その生存を脅かす存在となるというディストピアが描かれるのが常である。 しかし、真に人間を脅かすのは、AIそのものの進化ではなく、AIを操る人間の存在である。 AIが悪意あるものであるとすれば、それはすでに学習の段階で人間の悪意がプログラムされているからである。 そのような新しい時代の感覚によってつくられたコミックが...
つぶやきコミューン | 2018.10.30 Tue 20:34
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 『村上春樹語辞典』(誠文堂新光社)は、荻窪のブックカフェ「6次元」の店主であるナカムラクニオと編集者で「六次元」の経営者である道前宏子による村上春樹に関する用語辞典である。 『風の歌を聴け』でデビューして以来約45年、私たちは多くの村上作品を読んできた。長編小説こそ一年に一冊出るか出ないか程度のゆっくりしたペースであっても、間に短編集やエッセイ集、インタビュー、フィッツジェラルド、サリンジャー、チャンドラー、レイモン...
つぶやきコミューン | 2018.10.19 Fri 01:30
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 石田衣良『七つの試練 池袋ウエストゲートパーク??』(文藝春秋)は池袋ウエストゲートパークシリーズの第十四作目にあたる。「泥だらけの星」「鏡のむこうのストラングラー」「幽霊ペントハウス」「七つの試練」の四つの作品が収録されている。 池袋西口公園は、再開発され、野外音楽堂が建設される。この「池袋ウエストゲートパーク」シリーズも、いよいよ終了かと思いきや、池袋一のトラブルシューター真島誠は相変わらずの平常運転だ。 &n...
つぶやきコミューン | 2018.10.14 Sun 01:07
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 幻冬舎より発行の『NewsPicks Magazine Autumn 2018 vol.2』は、「ニューエリートの必読書500」と題し、各界の著名人や専門家がセレクトした必読書の特集がメインとなっている。 創刊号のあまりの充実ぶりに、vol.2以降の息切れを心配したが、単に国内だけでなく、アメリカ圏を中心に世界をカバーする挑戦的なスタイルはいささかも失われていない。 NewsPicksというと、意識高い系のサロン的な世界で、自己啓発書が中心と思いがちである。基本的に...
つぶやきコミューン | 2018.10.10 Wed 02:10
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 いきてま。 台風だの何だの大変ですが皆さまお元気ですか。 こちら三連休なのに同期の結婚式で自由がきかずやや萎え気味です。 いやめでたいんですけどね。 ご祝儀……重い……… さて今回読んだ本はこちら↓ 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る 川上和人 新潮文庫 以前「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」をレビューしたことがあるのですが それと同じ著者の書...
六角形の日記帳 | 2018.10.05 Fri 22:55
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 『坂道のアポロン』が映画化された小玉ユキの最新長編コミック『青の花 器の森』は、同じ長崎県の波佐見町を舞台にしたラブストーリーだ。 佐世保市の隣町である波佐見町は人口1万四千人、長崎県では唯一海に面していない市町村で、棚田と波佐見焼で知られている。中尾山には多くの窯元が集まり、桜陶祭の開かれる四月には全国から来た大勢の人で賑わいを見せる。 次の波佐見町のビデオは、そのまま『青の花 器の森』の背景の解...
つぶやきコミューン | 2018.10.03 Wed 21:05
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略 自殺、ガン、脳梗塞、心筋梗塞、毎年大勢の人が、若くして、命を落とす。メディアを賑わせる有名人の死は、氷山の一角にすぎない。その中には、実は避けることが可能であった死も少なくない。もっと早期に発見していれば、医師に相談していれば、定期的に健康診断を受けていれば、AEDが近くにあれば、防げた無数の死がある。 堀江貴文『健康の結論』(KADOKAWA)は、そうした防げる死を防ぐための、オールラウンドなガイドと言える一冊だ。 ...
つぶやきコミューン | 2018.09.26 Wed 22:21
読書とはなどと大上段に振りかざすと、とてもむづかしいことになってしまいます。読むことをたのしんだり、そこから新しい知識をえたり、時には時間つぶしのために読書をしたりします。 ところがショーペンハウエルの「読書について」というエッセーにはこんなことが書いてあるそうです。 ショーペンハウエルとはデカルト、カントとともに著名な哲学者で、かつて学生たちは、その3人の名前をとった歌を歌ったものです。 デカンショー、デカンショーで半年暮らす あとの半年やあ 寝て暮らす ヨー...
行人 | 2018.09.26 Wed 14:00
読書とはなどと大上段に振りかざすと、とてもむづかしいことになってしまいます。読むことをたのしんだり、そこから新しい知識をえたり、時には時間つぶしのために読書をしたりします。 ところがショーペンハウエルの「読書について」というエッセーにはこんなことが書いてあるそうです。 ショーペンハウエルとはデカルト、カントとともに著名な哲学者で、かつて学生たちは、その3人の名前をとった歌を歌ったものです。 デカンショー、デカンショーで半年暮らす あとの半年やあ 寝て暮らす ヨー...
行人 | 2018.09.26 Wed 13:59
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