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JUGEMテーマ:禅 「座らないから忙しくなる」 丸川春潭 現代は忙しい時代だ!と云う言い方に、ほとんどの人は異論なしでしょう。 禅会の周辺で、「この頃、忙しいからしっかり座れていない。」という会話が聞かれますし、自分の中での思考も、「忙しいから座れないのも仕方がない。」という屁理屈がまかり通っているようにも思います。 また一般的にも「忙しい」が社会的に認知され、一種のステータスにまでなっているのが現代社会とも云えます。すなわち忙しい人はよく仕事をしている人であり、忙...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:54
JUGEMテーマ:禅 座禅と追憶 丸川春潭 ネット布教のリーダーから、座禅という文字をブログにできるだけ入れるようにといわれましたので、座禅を入れたタイトルにしましたが、昨日の日峰さんの「追憶はいらない」を読んで考えたことは云うまでもありません。できるだけ「座禅」を使います。 「追憶」の記憶は薄いのですが、同じような光景で、「カサブランカ」で元カレのハンフリーボガードが、やっと巡り会えた元カノのイングリッドバーグマンが幸せな家庭人になっているのを知って、...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:51
JUGEMテーマ:禅 続・敷居の高さ 丸川春潭 在家禅においては禅修行への入門の敷居を低くしなければならないということを前のブログで書きました。その補足が少しありますので続を書きます。 敷居を低くしてどんなレベルでもどんな考えをしていても本人が禅修行をやりたいんだと明確に意思表示すれば、全てしっかり受け入れるのが我々の変わらぬ態度です。そして個々人の意向を尊重しつつその人の器量を勘案して、世のため人のために役に立つ人物になるように指導育成するのが人間形成の禅であり在家禅の...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:45
JUGEMテーマ:禅 敷居の高さ 丸川春潭 敷居が高いと外からの人が入って来にくく、敷居の高さが低いと外からの人が入りやすい。これは一般的に使われている言葉ですが、禅門への入門に対してもよく使われる言葉です。 明治以前の禅宗の寺院での入門は、庭詰め・旦過詰めと云って修行を志して入門をお願いする際になかなか入門が許されない。先ずは庭先で数日、そして門内に入って数日、更に玄関で数日と云う具合に志の堅さを試されてからやっと入門の座につけるという手順がかっての僧堂では遵守されて、...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:41
JUGEMテーマ:禅 同調圧力 丸川春潭 前のブログで、最近人間禅の修行をはじめてまもなくして来なくなった人の言い残した「幸せそうな顔をしている人がいない」ということについてブログしましたが、この人はもう一つ来なくなった理由を挙げていました。 「ここに来なければ、道は開けない」というような、「正しさ」がそこにあり、そこに行かない人は救われない。というような(あくまで感覚です)同調圧力を感じ、足が遠のきます。 これがその全文です。今日はこれについて考えてみたいと思います...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:31
JUGEMテーマ:禅 懇親会の効用 丸川春潭 最近、人間禅の修行をはじめてまもなくして来なくなった人が、その理由の一つに、人間禅の摂心会に集まってきた人を見ていると「幸せそうな顔をしている人がいない」ということをその理由に挙げていました。 自分はどっぷりそういう雰囲気に浸かっているからこの感覚は新鮮であり、なるほどなあと納得しました。そして二つのことを考えました。 一つは、6月の初め頃の小生のブログ「道力(胆力)を付けるには」(その1)で書いていますが、世に数多ある瞑想...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:10
JUGEMテーマ:禅 (続)人は何を遺すか 丸川春潭 恩人のご逝去に際し、「人は何を遺すか?」を自分に当てはめて考えはじめ、人間形成の禅をもってひとづくりをして「人を遺す」ということになったのが前のブログです。 この「人を遺す」ということに似たものは、職人が弟子を鍛え育てて後継者を残すのにも見られます。陶工の楽家の伝統もその一つでしょう。明珍の火箸を先年かっての同僚と姫路まで見学に行きました。ほとんど家内工業ですが技術の伝承が脈々と平安時代から900年間にわたって繋がってい...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:07
JUGEMテーマ:禅 人は何を遺すか 丸川春潭 住友金属時代の大先輩であり恩人である栗田満信氏が4月にご逝去された。享年94歳でした。氏は多くの部下に慕われ、氏を中心に年に2回の懇親会を永年にわたり東京と関西で一回ずつ開催されてきました。これほど多くの部下をこのお年まで慕い続けさせ、死して尚その薫陶を及ぼし続ける人徳は、小生寡聞にして他に知りません。私も薫陶を受けた多くの部下の一人でしかないのですが、自分も多くの知友と一緒に自分が死ぬまでその薫陶を抱き続けるでしょう。 この大...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 22:03
JUGEMテーマ:禅 チェンジ ユー(その3) 丸川春潭 自分を変えたいがだんだんと深まって本当の自分探しまで行き着き、本当の自分を掴むことで根本的に自分を変えるという観点を前のブログで書きましたが、「禅は君を変える!」というキャッチコピーからもう一度、何を変えるのかと考えたときのそのanswerの一つを追加しておきたいと思います。 小生のいつもの相対樹と絶対樹の図を先ず掲げてそれで説明します。 一般的に変わりたいという場合はその99%がこの図の左側の相対樹...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 21:52
JUGEMテーマ:禅 チェンジ ユー(その2) 丸川春潭 自分の顔や容姿のような外見的な皮相のことではなく、自分に自信が持てない自分をなんとかしたいとか対人関係における拙劣さを変えたい、落ち着かない性癖を何とかしたい等の自己の内面的な観点から自分を変えたいと本気で思うことは、人間形成の第一歩になる大切なことです。この思いの背景をよくよく考えてみると将来何かになりたいという思いが出てくるその前に自分を反省した結果であることに注目します。深く反省しているからこそ、これではだめだと...
老師通信 | 2020.04.24 Fri 21:49
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