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昨日から本日にかけて打たれた本因坊戦第3局、黒番井山・白番一力。 いやーこの碁もねえ、初日はまあまあ互角で終了、問題は二日目だ。どんどん井山が劣勢になってついに一力の評価値90%超え。またかよ井山、評価値一桁にならないとやる気が出ないのかよ。それで井山がジワジワ盛り返して、大ヨセを過ぎたあたりで逆に井山の評価値90%超え。最後は一力投了、黒中押勝ち。 うーん、中盤過ぎで評価値一桁から逆転勝ちって、肯定的に評価していいのか悩ましいぞ。中盤までははっきり一力の方が強いのに、井山の無理矢理逆転力はま...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.06.02 Thu 19:43
終身制名人の位の重さは、現代のタイトル制名人の比ではない。自分以外を全員打ち込むという隔絶した強さを要するからだ。図では初代算砂は織田信長に名人と言われた時に就位としたが、これは一種の擬制である。ただ算砂が没したらすぐに道碩が二代目名人となったのは、「名人は存在するもの」という意識があったと推測する。しかし道碩没後に長く名人が誕生せず、38年も後にようやく算知が三代名人に就位した。隔絶した強さという条件はかくも厳しい。この時に碁所も確立したらしい(算砂と道碩は囲碁の棟梁として碁所的な行動は...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.05.30 Mon 18:12
週刊碁に連載されている囲碁小説で、中韓の棋士育成事情に触れられていた。管理人は概ね知っていることだが、言われてみればそのとおりなのが「ほんの一握りの勝ち組だけが夢を掴んでプロ棋士となるその背後には、累々たる敗残者が小学校卒業資格もないまま取り残される」ということ。現にその業界にいないとつい気づかないが、厳し過ぎる現実である。日本でも昔は年齢制限30歳だったが、それだと諦めきれない人が…ということで段階的に下げられた。今は22歳だったか、よく知らないが、いずれにせよ日本では中卒までの義務教育...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.05.29 Sun 17:58
昨日から本日にかけて打たれた本因坊戦第2局、黒番一力・白番井山。 なぜかラグビー場で打たれたがw(興行商売はバズってなんぼでありどんどんやれ)初日はまあ互角で終わった。問題は二日目であり、例によって井山がごちゃごちゃ仕掛けて一力は普通に受けて、どんどん一力優勢そして勝勢に。評価値黒95%で井山もうだめぽ…という状況だったのが、大ヨセで一力の下辺のケイマが大失着、一気に評価値が逆転し、あれよあれよという間にコウになって井山勝勢、そして一力投了へ…白中押勝ち。 うーん、井山、結果を出...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.05.25 Wed 20:54
昨日打たれた碁聖戦挑戦者決定トーナメント決勝戦、一力vs余、結果は一力の中押し勝ちで、井山裕太碁聖への挑戦者は一力遼と決まった。余は本因坊戦に続いて一力に頭ハネされた。今の日本囲碁界は「井山+令和三羽烏」のTop4がはっきり強くて、5位の余はその4人に勝てない。ここまで強いのにタイトルが獲れないのだ(だからこそ関の異常性が際立つわけだが、関は伊田ポジションに落ち着きそうな雰囲気を醸し出しているぞ)。一力は碁聖だけは絶対に持ちたい、名誉称号を獲りたいだろうから、昨年は本当に痛恨だった。そこが井山の鬼な...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.05.17 Tue 11:55
いよいよ昨日開幕した本因坊戦第1局、二十六世本因坊文裕に挑戦するのは一力遼。握って、黒番文裕・白番一力。 なんちゅう碁を見せてくれるんや…なんちゅう碁を…ていうか初日いきなり井山半ツブレで評価値8%とか終わりだろJK。二日目も一力勝勢のまま続くかと思いきやジワジワと井山が評価値を盛り返して中盤過ぎには逆に80%超え。ところがそこから闇試合になって評価値五分五分のまま最終盤に。357手完、黒半目勝ち。 井山、初日の段階ではもう終わったと思ったが…棋聖を失って本因坊戦は余で楽をできる...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.05.11 Wed 22:14
「幻庵(著:百田尚樹)」は週刊文春に2015年1月1&8日号〜2016年11月10日号まで連載された作品だが、管理人は開始当初それを知って「幻庵を主人公にするとは、わかってるな」と思ったものである。幻庵は激情の人であり、多くの著名棋士と関わって逸話も多い。当時ある程度立ち読みwしたが、実に面白い作品と思ったものだ。その文庫版上中下巻、なんと解説はチクンである。わかってい過ぎて怖いくらいだ。この作品の解説者にチクンより適任はいない。管理人は百田という作家をよく知らないし、幻庵以外の作品を読んだことはないが...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.04.24 Sun 17:53
秀和(1820-)、秀策(1829-)、秀甫(1838-)。張栩(1980-)、井山裕太(1989-)、一力遼(1997-)。第一人者というのはこのくらいの周期で現れ、引き継がれていくものなのである。
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.04.23 Sat 19:40
藤沢vs仲邑の第2局は、午前中に藤沢優勢になってそのまま最後まで優勢から勝勢のまま終局、第1局より酷い内容。うーーん…13歳1ヶ月でここまで来るのは本当に凄いことなので、これで仲邑がダメということは勿論ないが、現時点での実力差がここまで明瞭に示されるとねえ…まあ、泣きが入って逞しくなるだろう。そう、10タコから這い上がった一力のように。
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.04.16 Sat 19:30
藤沢里菜に仲邑菫が挑戦する女流名人戦第1局、午前中あっという間に藤沢の優勢となり、午後仲邑が押し返した場面はあったようだが、上辺の折衝の後に下辺で固くオサエたのが敗着か。結局あっさり白番藤沢の中押し勝ち。うーん、やっぱまだ実力的に大きな差があるなあ。藤沢は1998年9月18日生の23歳6ヶ月に対し、仲邑は2009年3月2日生の13歳0ヶ月なので、当然ではあるのだが、せっかく挑戦したのだから1回は勝ってほしいところ。この年齢差は概ね、張栩に対する井山、井山に対する一力、謝に対する藤沢の関係といえる。女流界の次の天下...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.04.14 Thu 17:37
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