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寝台車に落ち着いて横になっていると、アイロンがビシッとかかった軍服を着た軍人と、普段着姿のおばさんが相客となった。 以前のサイゴン−ダナンで一緒だったイギリス人カップルとは違い、全く会話が成立しないがお互いに知らぬふりで、といって感じも悪くなく車内で過ごす。軍人の方は金色横線入りの肩章に星が3つあったから、大尉ではないかと思うがそれなりに威圧感はあった。 今回の乗車のハイライトはかつての南と北を分ける国境を通り、是非その瞬間を目撃したいと思ったが、真夜中の通過になるため気が付いたら夜が明けて...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.28 Fri 21:47
大晦日から元日にかけて移動するような旅はあまり記憶になく、恐らく初めて、しかも列車に乗っている内に新年を迎えるから貴重な体験になるが、余り年越し、正月気分はなかった。 写真上はホテルをチェックアウトした時、壁にぶら下がっていたカレンダーで、これを見て『今日は大晦日』なのかと思った位である。 それにヴェトナムは2月の旧正月=テトで祝うため大晦日は単に年が変わる感じが強い。それでも市内のチョッとしたビルには2012年から2013年に年が変わる旨のお祝いの垂れ幕などを掲げていた。 フエからハノイ行きの列車...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.23 Sun 07:16
雨のせいもあって気温は低いが、12月の暮れだから気温が低いのも当然で、夏用の衣服しか持参していないのでフエの街で防寒用の衣類を買うことにする。 写真上は王城近くにあった、ジャンパーやヤッケなどを専門に扱う店で、間口は狭いが品揃えは豊富、地元の客で賑わっていた。 左上の方に『ノースフェイス』の看板があって、ノースフェイスの品物ばかりで、しかも値段は安い。特にゴアテックス物など日本で買えば目の飛び出るような価格だが、ここはお手軽な値段で家人は一枚買った。 偽物ではないかと疑いもしたがノースフェイ...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.22 Sat 17:34
ヴェトナムの旅というのは『ヴェトナム戦争』を抜きには出来ない。現在、訪れているフエは戦争中に『フエ事件』として多く取り上げられているが、実態はあやふやな所があって、当事者同士の都合の良い情報ばかりが流れている。 フエ事件というのは1968年1月30日のヴェトナムの旧正月=『テト』に南ヴェトナム解放民族戦線(NLF)=【ヴェトコンというのはアメリカ軍側の蔑称】と北ヴェトナム軍が各地で攻勢、進撃。一時サイゴンのアメリカ大使館がNLFに占拠されるなど、その後の戦争の趨勢を予言したが、その時に起きた事件で、2000...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.18 Tue 22:08
雨を避けながら、朱塗りの回廊伝いに歩いていると人だかりがあった。何だろうと覗いてみると、モデルを囲んで撮影していた。 写真上がその一コマになるが、撮影機材には『VTV』と書いてあったから、ヴェトナムのテレビ局だった。 ヴェトナムには5局くらいテレビ局があるらしいが、その局が複数のチャンネルを持っているからチャンネル数は多い。しかし、何れも国営局ばかりで、社会主義国ゆえ内容に限界はある。またケーブルテレビ局もあってホテルで見るテレビは結構選べて、ハリウッド映画でもヴェトナム語に吹き替え済み。 写...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.17 Mon 22:00
フエの旧王城と書いているが、先日改めてアメリカ諜報機関の手先になっている『グーグル』の『グーグルアース』で王城を調べたら、我々のような観光客が見ているのはほんの一部で、香江の水を引き込んだ外堀はほぼ正方形、川に面した正面幅が約2500m、奥行きも約2500mあって、総面積約6.25平方キロ以上もある。 前掲した東京の皇居は外苑と現在の皇居部分を含めて、総面積3.45平方キロだから、フエの方が面積ははるかに広い。 もっともその内、王城として使われた面積は少なく正面約750m、奥行き700mの約52万5千平方メートルで、...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.16 Sun 22:45
朝起きたら昨夜心配した通り、雨が降っている。しばらく様子を見たが雨脚は変わりそうもないので傘を差して川向うの旧市街にある王城見物に行く。ホテルから川沿いに歩くが、川端にある遊覧船やボートは開店休業状態で時々横殴りの雨に傘を取られ下半身は濡れ鼠。 香江(Huong Giang=フォン・ザン)に架かる橋を渡るかどうか吹き募る雨風に気持ちも萎えるが『せっかくここまで来たから』と気を取り直して橋を渡るが、こんな大雨の中でもバイクで走る人々の姿は変わらず、頭から被ったポンチョをヒラヒラさせて運転をしている。 写...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.15 Sat 22:19
フエ『HUE』はヴェトナムの古都と称しているが、ここには19世紀初めから20世紀半ばまで『阮=グエン』王朝があった。 グエンと聞くと、統一前の汚濁にまみれた南側大統領『グエン・バン・チュー』とかパイロット上がりの首相、副大統領でチンピラのような風貌だった『グエン・カオ・キ』といった名前を思い出すが、サイゴン陥落時にアメリカに逃げて既に鬼籍入り。この連中がこの王朝と関係があるのかどうか分からないが、グエンという名はヴェトナム一の名家であることは確かなようだ。 写真上はフエ駅前の様子で、洒落た雰囲気の...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.14 Fri 22:04
ホイアンでは歩くのに困るような雨には遭わなかったが、天気は全体に崩れ模様。これから向かうフエの天気が良いようにと願いながらダナンの駅に向かう。 写真上はダナン―フエ間の切符の裏表で、乗車するのはサイゴンからダナンまで乗った同じ列車。時刻表ではダナン発12:06、フエ着14:43で、3時間弱のため、ソフト・シートに乗車。 ソフト・シートとはいうもののリクライニングにならず、今いちだが飛行機の座席よりは窮屈さはない。 運賃は71000ドンとなっているが、今しみじみ見たら『Foreigner=外国人』と印字してあって、ヴ...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.13 Thu 22:15
ホイアンはヴェトナム戦争の時には破壊を免れ、旧い街並み全部が世界遺産になっている。こう書くと、先の大戦中に日本の京都や奈良といった古都はやはり空襲を免れて現在に至り、何となくホイアンもそうなのかという気もする。 日本の場合、あれは連合軍の中に知日派が居て、古都の空襲を避けたためと何かの物の本で読んだことがあるが、それにしては東京大空襲を引き合いに出すまでもなく『ジェノサイド』思想による大虐殺を考えると古都の空襲を避けた考えは整合されず、戦争の実相というものはそういったご都合の積み重ねといえ...
セブ島工房 cebushima.com :『節電から適電へ』 | 2013.06.11 Tue 23:24
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