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天罰が下る

臥龍堂。春水(しゅんすい)です。       幼いころに 人間としてやってはいけないことをしたり 神聖な場所を汚したり 弱いものをいじめてしまったときに   「罰が当たる」 「天罰が下る」   と教えられた人も多いと思います。     やってはいけないことを 言葉で説明することが難しい場面で   「罰が当たるよ!」といった方が いけないことをやったんだ。 と伝わりやすいため用いる言葉だと思います。     ...

臥龍堂。 | 2021.07.19 Mon 19:42

周りが見えなくなるのは困ったもので・・・

JUGEMテーマ:日常 JUGEMテーマ:エッセイ      本に集中していると、まわりが見えなくなるときがある。 電車に乗っていると、本を読むのに夢中になるあまり、最寄りの駅を乗り過ごすのをはじめ、普通に乗らないといけないのに急行に乗ってしまったり、はたまた雨の日には傘を手すりに置いたまま忘れてしまうこともしょっちゅうである。    駅の乗り過ごしや、傘を置き忘れてしまうということがたび重なるものだから、傘はビニール傘しか使用しなくなった。本を読むのも、なるべく一駅...

寅斑のうたたかな日々 | 2021.06.08 Tue 09:50

あの日、切なく懐かしく。

この間の日曜日、引き出しの整理をしていたら、大振りの封筒が出てきた。 開いてみると、写真の束がいくつか入っていた。 そのうちの真白い封筒には、私の名前が書かれてあった。   誰の字だろうと思いながら開くと、懐かしい人たちとの宴席の写真が数枚。 10年ほど前の、知人の出版記念会と2次会のものだった。 出版記念会のご案内をいただくことが立て続いていたこの頃、 祝辞をお送りして、会への出席はご遠慮させていただくことも多かったのだが、 この方の記念会は、ご案内をいただいた日からずっ...

ぱんせどフランセ | 2021.04.06 Tue 22:07

桜日和

うららかな日和に誘われて、昨日、朝の散歩の足を大阪城公園まで伸ばした。   花が咲いていない時期には桜の木だと気づかずに通り過ぎているのだと、 この季節になるといつも思うことを、また思いながら、 そこかしこに咲き誇る桜の木の下を歩いた。 花びらの色も形もそれぞれの木の下を歩いた。     桜と聞いて思い浮かべる桜の花そのものの薄紅色の花。 こうして見ると、蕾はずいぶんと色濃くて、 花の開くのに連れて薄い色になっていくのだと、 桜の花の時間に触れたり。 &...

ぱんせどフランセ | 2021.03.28 Sun 14:14

大好きな枝垂れ桜

先週の中ごろ、信号を待ちながら街を眺めていた。 大きな通りを隔てた向こうの桜並木がぼんやりと光っていた。 午後の陽射しを受けた街路樹が霞がかって光っていた。 そろそろ蕾が膨らみはじめたのかなと思った。   昨日の午後 、街路樹の桜が開きはじめていた。 3分咲きというところ。 暖かな日が続けば、あっという間なんだろうなと思って、 あ!と思い出した。   ビル街の一角、四季の花が咲く小さな庭に立つ枝垂れ桜。 根本の水に映る花がゆらゆらと揺れる。 この辺りの桜が咲きは...

ぱんせどフランセ | 2021.03.25 Thu 14:29

空と花に誘われて

日曜日の遅い朝、人気の無い街。   いつもどおり、地下街への階段に向かう足が止まった。   通りの先に白くけむる街路樹があった。   土曜日の雨で洗われた空の下、ビルは閑かに佇んでいて   樹々の花があたりの空気を染めていた。   時間を刻む予定もない一日だ、   信号を待ちながらの上の道を歩くことにした。   空と花に誘われて道を選ぶ、早春の休日。   とてもとても日曜日だった。     JUGEMテーマ:花 散...

ぱんせどフランセ | 2021.03.15 Mon 13:37

ななとこまいり その3

隣の隣町のお地蔵さまを巡る「ななとこまいり」。 2月下旬の天気のよい休日に3体のお地蔵さまをたずねて、 ぶじ、7体のお参りを終えたのだった。   ◎源正地蔵さま ◎玉河塩屋地蔵さま ◎堤地蔵さま     3回目ともなると、方向音痴なりに勘が働くようになり、 うっかり通り過ぎてしまいそうな細い細い路地も見落とさず。 地図とは様子が変わっている場所にも動じず。 ちょっと調子に乗っちゃって、 ずんずん歩いて、もはやお地蔵さまと関係のない探検になっていたり。 ...

ぱんせどフランセ | 2021.03.04 Thu 23:02

え、かっこいい人?

なんで、あの人のことを思い出したんだろう、こんな唐突に。 そういうことってある。 もう何年もお会いしていないし、 思い出したり懐かしんだりすることもないのに。 今朝も、そうだった。 部屋を整えていたときに、不意にその方のことが頭をよぎった。 その方への考えが、まったく変わった瞬間の光景と一緒に、 突然、頭の中に浮かんできたのだ。   以前、勤めていたホテルグループの総支配人のお一人。 初対面のときの印象を思い出せない。 その後、仕事をご一緒した際の印象は、 気取ら...

ぱんせどフランセ | 2021.01.28 Thu 20:49

歩く力、生きる力。

足腰の弱りは一気に老化を進める。 高齢化について頻繁に耳にしてきたことだ。   もう十数年以上も昔のこと。 90歳を過ぎた殿方がおられた。 若い頃、文士として名を知られ、 当時の、アナーキストや無頼を地でいく暮らしぶりについて 沈黙のご本人をよそに、周りの人たちから聞かされたものだ。 90歳を過ぎたその頃もオシャレで、 食事にはワインを欠かさず、 会食のテーブルに麗しき女性がいれば いつもより目が力強く輝く方であった。   その殿方が転倒して腰から足にかけて骨折...

ぱんせどフランセ | 2020.12.03 Thu 15:35

理解できぬまま生きていくもの…

理解するというのはほんとうに難しい。 自分の知識や経験、そして想像力を超えての理解はできない。 年月を経て視点が増え、視野が広がり、視座が変化して、 同じひとつ事柄についての理解は変わる。 ああ、そうだったのか、そういうことだったのかと、 あらためて分かることがある。 それについて何も考えていないような 何年も前のできごとについて、 不意に、ああ、そうだったのかと気づくのだ。   今朝も、そうだった。 1日に1フレーズ、マザーテレサの言葉を記した本を読んでいて、 ...

ぱんせどフランセ | 2020.11.27 Fri 13:36

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