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通りすがりに小さなアート展を見つけた。 香りからのインスピレーションで描かれた作品展。 まず、視覚だけで絵画を鑑賞し、 次に、インスピレーションのもととなった香りをかいで鑑賞。 香りとイメージが自分のなかで混ざりあっていく過程を楽しむ。 同じ香りから描き出される世界の異なり。 イメージの多様な広がりを目の前に、 クリエイティビティというものの自由さをあらためて知る。 表現の自由というものが意味するところは、この無限性ではないだろうか...
ぱんせどフランセ | 2022.03.19 Sat 10:19
一月十五日、小正月。 朝ごはんの片付けをして、小豆を茹でる。 あちらこちらの戸を開け放して掃除をしているので、 小豆が煮えていく香りが家中を満たしていく。 ほわほわとあたたかい気もちになる。 掃除をすませると小豆がちょうどよい具合に煮えている。 豆と茹で汁を、それぞれタッパウエアーに分ける。 研いだ米も、冷蔵庫にしまう。 小豆粥の下ごしらえができたところで、 鏡開きの日からしまってあった正月飾りを玄関に揃える。 しめ飾りと、松の枝、南天の枝、葉牡丹。 ...
ぱんせどフランセ | 2022.01.15 Sat 17:18
明けましておめでとうございます。 日の出間近の白みはじめた空を、 東、北、西、南と大きな円を描いて雁の群れが飛んでいた。 川面には横一列に並んだ4羽の鴨がL字に水紋をなびかせていた。 鳥たちの鳴き声が冴えた風にのって響いていた。 川の南側に建つ高層ビルのガラスの壁面がオレンジに輝きはじめた。 通りすがりのご婦人が「ご来光ですか」と東を仰ぐ私の隣に並ばれた。 朱い光を放ちはじめた彼方の雲に手を合わせたあと、 良い一年になりますようにと願いあった。 ...
ぱんせどフランセ | 2022.01.02 Sun 13:42
消費という行為はセルフプロデュースだ。 何を買い、どう使っていくか、 その行為、過程のすべては自己表現だ。 たとえばフェアトレードによる商品を選ぶというような 日常生活のなかにもある意思表示なのだ。 これは消費者として、 カスタマーに向けての情報発信に携わる職業人として、 ずっと根底にある考えの一つだ。 先日、この考えを共にできる人たちに出会った。 廃棄処分となった波佐見焼きのアップサイクルに取り組んでいる女性たちだ。 彼女たちは、今年の夏、 廃材となった波...
ぱんせどフランセ | 2021.12.17 Fri 13:23
JUGEMテーマ:エッセイ 2013年、年末。私がニューカレドニアに到着する直前に夫のYannさんが、カナックの友人と建てたCase。 あれから8年。色んなことがありました。 サイクロンクック、サイクロンニラン、2度の大きなサイクロンの時は、既にOuenghiに新しい家を建てており、外のCaseが屋根ごと飛んでいってしまうのではないかと、ハラハラしました。 2014年 結婚! 2017年 サイクロン・クック 通過! 2017年に夫婦2人で独立し、スポーツ&アートで子ども中心のアクティビティを開始...
My First JUGEM | 2021.09.21 Tue 11:44
臥龍堂。 鑑定師 春水(しゅんすい)です。 平成も残すところあと数時間となりました。 新元号を迎えるにあたり、祝賀ムードにあふれていますね。 しかし、占い師としては一抹の不安を感じています。 新しい元号は次の時代の繁栄を願いつけられたものです。 有識者の方たちが熟考の上選ばれた『令和』ですが そこには選んだ人たちの潜在意識が働いているのです。 ”名は体を表す”という言葉もありますが 子どもの名前を付ける時を想像してみてください。 ...
臥龍堂。 | 2021.07.24 Sat 12:21
臥龍堂。春水(しゅんすい)です。 幼いころに 人間としてやってはいけないことをしたり 神聖な場所を汚したり 弱いものをいじめてしまったときに 「罰が当たる」 「天罰が下る」 と教えられた人も多いと思います。 やってはいけないことを 言葉で説明することが難しい場面で 「罰が当たるよ!」といった方が いけないことをやったんだ。 と伝わりやすいため用いる言葉だと思います。 ...
臥龍堂。 | 2021.07.19 Mon 19:42
JUGEMテーマ:日常 JUGEMテーマ:エッセイ 本に集中していると、まわりが見えなくなるときがある。 電車に乗っていると、本を読むのに夢中になるあまり、最寄りの駅を乗り過ごすのをはじめ、普通に乗らないといけないのに急行に乗ってしまったり、はたまた雨の日には傘を手すりに置いたまま忘れてしまうこともしょっちゅうである。 駅の乗り過ごしや、傘を置き忘れてしまうということがたび重なるものだから、傘はビニール傘しか使用しなくなった。本を読むのも、なるべく一駅...
寅斑のうたたかな日々 | 2021.06.08 Tue 09:50
この間の日曜日、引き出しの整理をしていたら、大振りの封筒が出てきた。 開いてみると、写真の束がいくつか入っていた。 そのうちの真白い封筒には、私の名前が書かれてあった。 誰の字だろうと思いながら開くと、懐かしい人たちとの宴席の写真が数枚。 10年ほど前の、知人の出版記念会と2次会のものだった。 出版記念会のご案内をいただくことが立て続いていたこの頃、 祝辞をお送りして、会への出席はご遠慮させていただくことも多かったのだが、 この方の記念会は、ご案内をいただいた日からずっ...
ぱんせどフランセ | 2021.04.06 Tue 22:07
うららかな日和に誘われて、昨日、朝の散歩の足を大阪城公園まで伸ばした。 花が咲いていない時期には桜の木だと気づかずに通り過ぎているのだと、 この季節になるといつも思うことを、また思いながら、 そこかしこに咲き誇る桜の木の下を歩いた。 花びらの色も形もそれぞれの木の下を歩いた。 桜と聞いて思い浮かべる桜の花そのものの薄紅色の花。 こうして見ると、蕾はずいぶんと色濃くて、 花の開くのに連れて薄い色になっていくのだと、 桜の花の時間に触れたり。 &...
ぱんせどフランセ | 2021.03.28 Sun 14:14
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