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州の住民はシマホンマテ茶をこよなく愛する。バーべキューはシュラスコの発祥地として知られている。ガウショーはスペイン人と先住民族その他の民族との混血である。ガウショーとは寛大で他の人のために自己犠牲も惜しまない人々をさすという。そしてガウショーの言葉は誠実みがあり、裏切りのない、さしづめ武士の言葉にたとえられる。ポルトガル人は農業に向いていなかった。征服したグアラニー族との混血、息子に農業につかせたとのこと。マテ茶を飲む習慣も、グアラニー族に由来するもので。この地域の、郷土料理、野菜に肉を煮込...
Road to Brasil | 2012.08.03 Fri 18:20
サン・ミゲル・ダス・ミソンイスは、1983年リオ・グランデ・ド・スル州の世界文化遺産に選定された場所である。州都ポルトアレグレから車を飛ばしてきたが15時間以上運転したことになる。この地方はブラジルのイエズス会のグアラニー族に対する宣教、征服の名残を残す地方である。州の住人は『ガウーショ』と呼ばれ、パンパ地域に定着した牛飼いの牧童と牧場主にちなんで名付けられた呼び名である。この地方はヨーロッパからの移民が作った町、ドイツ系の民は山間の渓谷に町を作り、イタリア系の移民は山中と中西部、それにポー...
Road to Brasil | 2012.08.02 Thu 17:13
ブラジルはカトリックの国。キリストやキリスト教のことも少しは理解して訪れよう。特に、ブラジルの発展に果たした、キリスト教の役割は偉大である。宗教の力は偉大である。何キロ車を走らせたことであろう。最南部の州リオグランデスーの首都のポルトアレグレからソレダージ(SOLEDADE)(アメジストドスールに匹敵する)を抜け480kmでトレスパス。そこから20kmでチラデンテスドスー。それから北東に190kmサンタローザにつく。サンタローザから40kmでサントアンジェロ。すべてキリストにちなんだ町名だ。ポルトガ...
Road to Brasil | 2012.08.01 Wed 17:54
子供に対し家庭サービスが必要な事態になれば、ブラジルの動物園をお勧めする。サファりが隣接されており、タクシーでも乗り入れできる。日本ザルしか親しみのないわれわれにとって、サルだけ見て回っても、時間つぶしにはなる。サンパウロには町全体を眺めることができるタワーはないが、唯一イタリアビルの最上階にあるバーからの眺めが、サンパウロの広がりを感じさせてくれる。イビラプエラ公園は、首都ブラジリアの設計家が設計したものであり、京都の桂離宮を模した日本舘や近代美術館など公園内の見所は多い。ただ広すぎる。人...
Road to Brasil | 2012.07.31 Tue 16:13
遠出するのも気が進まない日は、せめて、体を動かすだけの目的でもいいから、サンパウロの町を観て回ろう。美術館や博物館めぐりはそれほど好きではないが、イピランガ博物館には2度足を運んだ。それは、強く友人に勧められたからである。特に2階正面に鎮座する大絵画『独立か死か』を見ることを勧められた。当時のペデロ王子が馬にまたがり、護衛の騎士に対し大声で何かを叫んでいる。左端には、一人の農夫が何事が起こったのかといぶかしそうにペドロの姿を見上げている。友人はさりげなく私に耳打ちする。この絵画はうそだらけだ...
Road to Brasil | 2012.07.30 Mon 17:51
ENBUEの町は、ヒッピーが閉じ込められた町であった。皮肉にも彼らが求めた自由な生活が、この町の現在を作っている。民芸品店、小さなレストラン,ミュージシャン、画家、ヨーロッパの町に来ているような錯覚に陥る。ブラジルの土産を買うなら、ここに来るとすべてそろう。ただし買いたいものは、特に開発途上の国の土産は一概に大きく重い。木製の土産も,石の彫刻もほしいものはすべて大きく重い。大きなみやげ物が嫌いな私がついに、買ってしまったものがある。友人の車の座席にのせて、アパートまで持ち帰った。Carrancaという、し...
Road to Brasil | 2012.07.27 Fri 16:48
パラチ−の町はよく保存されており、週末は観光客で賑わう。古い石畳の道、真ん中に浅い溝が掘られている。満潮時には町の中まで海水が流れ込む。昔はこの溝にゴミをすて、引き潮が海までこれを運んだそうだ。海はアサリの潮干狩りで賑わう。それを、レストランに売るか、自分で調理して食べる。排水設備の話を聞いてからは、どうも食欲がわかないが。ペトロポリスに行くのも面白いかもしれない。特に城好きの人にはお勧めする。リオを見下ろす800mの高台にある。リオから45km、いまでは、リオに通勤する人もここに住んでいると...
Road to Brasil | 2012.07.26 Thu 17:37
友人に(勝手に私が思っているだけのことだが)、カルロス・アウベルト・トーレスというかってのブラジル代表、セレソンがいる。ブラジルサッカーの歴史に興味のある人だと彼の名前を覚えているだろうが、彼はブラジルが1970年メキシコ大会でチャンピオンになり、誇らしげに優勝カップを高々と掲げている、セレソンである。ペレもカルロス・キャプテンの下でプレーをした。一時はアメリカでプレーすることになるが、あれから40年。かれは今だに、道行く人から『キャプテン、キャプテン』と声をかけられる。求められる記念写真に...
Road to Brasil | 2012.07.23 Mon 15:36
ブラジルには、全国に783のプロのサッカーチームがあり、1万5千の選手がいる。ブラジルは、これまで5回ワールドカップで優勝している。もっとも最近の優勝は記憶にも新しい日韓合同開催のワールドカップである。2006年ドイツ、2010年南アフリカと開催地はわたり、2014年ついに、ブラジルは念願の開催にこぎつけた。開催に必要なスタジアムや飛行場の建設は遅れ、車の渋滞は改善されず、犯罪は多発している』という開催に向けての悲観的なコメントがメディアに目立つ。開催誘致に積極的だった、KINGペレは、『私も心...
Road to Brasil | 2012.07.22 Sun 17:08
サルバドールの中心街から北に向かう。ヴィニシウス・ヂ・モライスという有名な作詞家、音楽家がいる。いた。イパネマの娘の作詞家であるが、彼の歌より、私には彼が8度も離婚したことのほうが興味がある。最後にサルバドールの女を愛しこの地に住むことにしたという。イタブアの海岸に、早足で車を進めればつい見落としてしまいそうな小さな広場が彼をしのんで記念に建てられている。誇らしげで幸せそうな彼の姿が印象的である。ただ、彼の腹が、メタボなのが気にる。サルバドールの人は平均してメタボ。ただし、気にしている様子は...
Road to Brasil | 2012.07.20 Fri 15:30
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