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JUGEMテーマ:小説全般 一昨年に娘の読書感想文向けに購入した書を読んでみた。 表紙がラノベっぽい。 内容もラノベ寄り…な気がする(個人的な感想) 自分が中高生であれば、きっと夢中になって読んだろう。 しかし、高校時代あれだけ好きだった村上春樹氏 「ノルウェイの森」を今現在再読しても、あまり物語に入りこめなくなった 中年の自分にとっては、「青いなあ〜」のヒトコトに尽きる。 肉体的だけでなく精神的にも老いるも...
産能短大で卒業目指すブログ☆2016年4月入学 | 2017.09.20 Wed 23:58
JUGEMテーマ:小説全般 やめるときもすこやかなるときも / 窪美澄(集英社) 評価 ☆☆☆ 家具職人の壱晴は毎年十二月の数日間、声が出なくなる。 過去のトラウマによるものだが、原因は隠して生きてきた。 制作会社勤務の桜子は困窮する実家を経済的に支えていて、恋と縁遠い。 欠けた心を抱えたふたりの出会いの行方とは。 (感想) 誰だって過去のトラウマや背中に重たく抱えているものの1つや2つ、必ずあります。 そ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.09.18 Mon 15:11
単行本 新潮社 (2015/1/30) 19.5 x 13.2 x 3 cm ISBN-10: 410590115X ISBN-13: 978-4105901158 内容(「BOOK」データベースより) イタリア半島最南端、赤い花の咲き乱れる丘に根を下ろして暮らすアルクーリ家の人々。ときに横暴な地主に、ファシズム政権に、悪質な開発業者に脅かされながらも、彼らは風の吹きすさぶ丘での暮らしを誇り高く守り続ける。その丘には、古代遺跡のロマンと一族の秘密が埋もれていた―。イタリアの権威ある文学賞、カンピエッロ賞受賞作 Literary Awards ・Premio Campiello (2012) JUGEM...
Book Castle -my list- | 2017.09.16 Sat 13:30
文庫 草思社 (2017/4/4) 15.2 x 10.6 x 2.4 cm ISBN-10: 4794222661 ISBN-13: 978-4794222664 単行本 草思社 (2014/9/11) 19 x 12.8 x 3.2 cm ISBN-10: 4794220626 ISBN-13: 978-4794220622 内容(「BOOK」データベースより) ニューディール政策を厳しく批判し、米国伝統の非干渉主義の立場から、第二次大戦への関与に反対していた著者ハミルトン・フィッシュ下院議員(当時)は、フランクリン・ルーズベルト大統領が最も恐れ、かつ最も憎んでいた共和党の重鎮である。フィッシュは真珠湾攻撃後のルーズベルトの対日...
Book Castle -my list- | 2017.09.15 Fri 13:06
●本日の読書 ・「水声」川上弘美/文春文庫 ううううーん。分からなくもないけれどちょっと腑に落ちない感じの設定のお話でした。 世間的に見て変わっている、だが魅力的な母から生まれた姉(都)と弟(陵)のお話。彼らは成長するに従って、自分たちの父と母の関係はどうも普通の家庭と違うようだと気付いていくし、そしてそれは事実変わっているし、彼らの人生にも大きな影響を与えます。 ほら女性なら今までで一人くらいは知り合いにいたでしょう、別に美人でも可愛くもないのにやたら男受けのいい女性...
書評・三八堂 | 2017.09.14 Thu 22:49
●本日の読書 ・「一九八四年(新訳版)」ジョージ・オーウェル/ハヤカワepi文庫 やっと読んだよ、かの著名なディストピア小説。村上春樹の「1Q84」はこの話とどういう関係にあるかは後者を読んでいないので分からないけれど、Kindle で安くなっていた時に購入して三年ほど放っておいたのをちまちまと読み進めて、ああ確かにこういう未来に、今わたしたちはいるのかも知れないと皮肉っぽく思った次第です。 1984年(が遥か未来だった頃に書かれた小説ね)、共産主義を思わせる政府機関で働く主人公の仕事は、日々...
書評・三八堂 | 2017.09.14 Thu 22:42
●本日の読書 ・「夫・車谷長吉」高橋順子/文藝春秋 その文章の凄みと内容の凄まじさ、精神の極限を書くことに於いて非常に好きな作家である車谷長吉氏が亡くなったことを新聞紙上で読んだのはもう二年前のことか。もう二年経ったのかとも思うし、もっと昔に亡くなっていたような気もする、そんな氏の妻、詩人の高橋順子氏が書き下ろした車谷長吉との生活についての本。読むしかない。 想像はしていたものの車谷氏との夫婦生活は凄まじく、常人であればとっとと逃げ出すと想像される。しかし高橋氏は「共に闘っ...
書評・三八堂 | 2017.09.14 Thu 22:37
JUGEMテーマ:小説全般 わたしたちは銀のフォークと薬を手にして / 島本理生(幻冬舎) 評価 ☆☆☆ 年上のエンジニア・椎名さんと仕事先で出会った知世。 美味しいものを一緒に食べる関係から、 少しずつ距離が近くなっていったある日、 椎名さんは衝撃の告白をするが……。 限られた時間。たった一度の出会い。特別じゃないわたしたちの、特別な日常。 (感想) 30すぎてそれなりに経験してきた大人の女...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.09.13 Wed 15:55
単行本 思潮社 (2017/9/11) 18.6 x 12.8 x 0.6 cm ISBN-10: 4783727759 ISBN-13: 978-4783727750 発売日: 2017/9/11 内容紹介 誰も聞いてくれなかった 何度言っても。彼女が叫んで叫んで叫んだのは「狼」じゃなかった 叫んだのは彼女には言えないことだった。(「誰も」) 「絵を見て、文を読んで、また絵を見て・・・と往復していると、いつまでも抜け出せなくなるような呪縛力のある一冊である」(柴田元幸)。大胆な色使いを進めるナンシー・キーファーの絵と、奇妙なリズムや反復を使ったレベッカ・ブラウンの文章とが対話...
Book Castle -my list- | 2017.09.11 Mon 11:25
単行本 景文館書店 (2015/2/28) 18.6 x 12.8 x 0.6 cm ISBN-10: 4907105045 ISBN-13: 978-4907105044 内容紹介 ジョルジュ・バタイユによるヒロシマ論。 原子爆弾の人間的な意味は相手を「恐怖によって強制することにある」。だが投下された側は恐怖する間もなく「突如おぞましさのなかへ突き落とされ」「煙にあぶられた白蟻の巣」のような人知のきかない世界をさまよわされた。 バタイユはハーシーの衝撃的なルポルタージュ『ヒロシマ』(1946)をもとに被爆者たちの動物的な体験を重視し「この不幸を生きよう」と叫ぶ。つ...
Book Castle -my list- | 2017.09.10 Sun 10:39
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