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禁書 by マリオ インフェリーゼ

単行本 法政大学出版局 (2017/8/24) 19.4 x 13 x 2.2 cm ISBN-10: 4588352334 ISBN-13: 978-4588352331 発売日: 2017/8/24 内容(「BOOK」データベースより) 活版印刷の発明から宗教改革をへて、近代ヨーロッパ世界が形成される過程で、異端思想を取り締まる禁書目録のシステムはどのように作られ、機能し、消滅したのか。現代イタリアの近世史・出版史研究の第一人者が、教権から王権へと統制主体の移行していく時代を背景に、各国の書物発禁や検閲の内情、人々の抵抗の実態をたどり、やがて出版の自由が実現されるまで...

Book Castle -my list- | 2017.08.24 Thu 10:24

ゆるくてクールな青春小説「夜の光」坂木司の内容と感想

JUGEMテーマ:小説全般   どうも、もりのです。今日は本、ゆるくてクールな青春小説「夜の光」の紹介でございます。 この本は、「青空の卵」や「和菓子のアン」で知られる作家、坂木司さんによって書かれた本で、 2008年に新潮社から出版されました。     天文部の4人を中心の高校生活を描いていますが、授業風景などは全然出てきません。ゆる〜い部活動と日常の謎を解いていく姿が描かれています。思わずこんな学生生活(部活動?)送ってみたいなーと思ってしまう本ですね。   学校が...

学校辛いを軽くする。 | 2017.08.19 Sat 09:57

期待の次世代が綴る最高傑作

JUGEMテーマ:小説全般     ここ数年、次世代を担う作家の作品に注目しています。高い評価を得ている著名な作家の作品はとても魅力的で、その世界に 惹き込まれることが分かっているので、安心して浸れる良さがありますが、新たな作家の魅力を見つけた時の喜びは、何もの にも代えがたい思いがあります。そんな作家の一人に、中村文則がいます。   きっかけは、俳優・綾野剛が帯で薦めていた「掏摸」が書店で気になったこと。何度か見掛けるうちに、手に取って眺めると 面白そうだと感...

知的生活のすゝめ | 2017.08.17 Thu 03:00

八月十五日に吹く風 by 松岡 圭祐

文庫 講談社 (2017/8/9) 14.6 x 10.6 x 1.8 cm ISBN-10: 4062937441 ISBN-13: 978-4062937443 発売日: 2017/8/9 内容紹介 1943年、北の最果て・キスカ島―忘れられた救出劇。 多忙の外務省担当官に上司から渡された太平洋戦争時のアメリカの公文書。そこには、命を軽視し玉砕に向かうという野蛮な日本人観を変え、戦後の占領政策を変える鍵となった報告の存在が示されていた。1943年、北の最果て・キスカ島に残された軍人五千人の救出劇を知力・軍力を結集して決行した日本軍将兵と、日本人の英知を身で知った米軍諜報員。...

Book Castle -my list- | 2017.08.15 Tue 12:11

アメリカの鏡・日本 完全版 by ヘレン・ミアーズ

文庫 KADOKAWA/角川学芸出版; 完全版 (2015/12/25) 14.8 x 10.6 x 2 cm ISBN-10: 4044000042 ISBN-13: 978-4044000042 内容紹介 GHQ労働諮問委員会の一員として来日したミアーズ。中立な立場で日本を研究してきた彼女にとって、「軍事大国日本」は西欧列強が自ら作り上げた誇張であった。ペリーによる開国を境に平和主義であった日本がどう変化し、戦争への道を突き進んだのか。日本を西欧文明の鏡と捉え、満州事変を軸に中国・韓国との関係を分析しながら、アメリカが変えんとするその未来に警笛を鳴らす。マッカーサーが邦...

Book Castle -my list- | 2017.08.14 Mon 11:27

「ビブリア古書堂の事件手帖7」三上延

●本日の読書 ・「ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと」三上延/メディアワークス文庫    ええっと、コレいつ読んだんだ……ブログ下書きが7月2日……。と云うことでちょいちょい読了した本は溜まっているのですが感想文書く体力的余裕がない日々を過ごしております皆様お元気ですか。  シリーズ完結編です。今回のテーマはシェイクスピアの稀覯本。大変楽しく、そしてシリーズを締めるに相応しい終わり方でした。最終巻と言うこともありますが、前巻までの内容を把握していないと、...

書評・三八堂 | 2017.08.14 Mon 10:44

「男どき女どき」向田邦子

時々、挟んでいく流れで。「あ・うん」からの襷を繋ぐ。   「男どき女どき」向田邦子   「鮒」「ビリケン」「三角波」「嘘つき卵」「再会」 五編の短編小説と、沢山のエッセイからなる一冊。 人には言えない、こっそりと秘めたものを。 胸の内側からチクリとした感じを受けるが、 この感じがたまらなく好きでやめられない。   エッセイでは、向田邦子の感性、ユーモアを解り易く感じられ、 これはこれで面白く、所々、ニヤリとしてしまう事もあったり。   BGM:EMOTI...

読書元年 文庫録 | 2017.08.10 Thu 22:10

息子をかくまったのよ・・・

    古本屋に、読みたかったものが売っていた。     安部龍太郎せんせの「レオン・氏郷」   言わずと知れたエリート戦国武将のはずなんだけど   綱島民の知名度はいまいちなんだよねぇ。     銘家生まれで信長の義理の息子で   利休七哲でキリシタン   会津百万石の大大名になった人物なのに・・・   今、千家があるのは、氏郷のおかげなはずなんだけどなぁ・・・       JUGEMテーマ...

BLOG THE PREMIER 弐   | 2017.08.05 Sat 12:02

6日(日)はお休みをいただきます。

    本日もご来店ありがとうございました。   ご好評いただいております、日曜早飲み営業ですが   6日(日)は店主都合により   お休みをいただきますので   お間違えの無いようお願いいたします。   翌日7日は月曜日ですが、振替営業いたしますので   ご来店お待ち申し上げます。     PS   スペイン土産をいただきました。     パエジャにムール貝のオイル漬け   オリーブの...

BLOG THE PREMIER 弐   | 2017.08.05 Sat 04:25

眩暈 by エリアス カネッティ

単行本 法政大学出版局; 改装版 (2014/10/9) 19.2 x 13.4 x 2.6 cm ISBN-10: 4588120204 ISBN-13: 978-4588120206 内容(「BOOK」データベースより) 万巻の書に埋もれた一東洋学者が非人間的な群衆世界の渦に巻き込まれ、発狂して自己と書庫とを破壊するにいたる異常の物語。「群衆と権力」をテーマに錯綜する狂気と錯乱の風景を描き、解し難く浅薄な「現代」を深く烈しく抉り、トーマス・マンにその氾濫する想像力と構想筆致を驚嘆させた、二十世紀ドイツ文学を代表する傑作。ノーベル賞作家の長編小説。 JUGEMテーマ:...

Book Castle -my list- | 2017.07.25 Tue 16:06

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