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JUGEMテーマ:ノンフィクション ロンの言っている事にも一理ある。こちらで視聴した「アンビリバボー」という番組の中で、アメリカのペンシルバニア州ロゼットという街の事を扱っていた。1960年代、この街の住民たちは、高カロリー食品が好きで、喫煙する人が多かったにも拘らず、一般的なアメリカ人に比べて、心臓病で無くなる人が極端に少なかった。 この街では、住民同士のつながりが緊密で、何か困った事があると住民同士で助け合うのが当たり前だった。ところが、80年代に入って、地域社会が崩壊し...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.29 Wed 13:20
JUGEMテーマ:ノンフィクション 翌朝、起きて朝食を摂り、パソコンのスイッチを入れるとカークからメールが来ていた。 「オハヨウ、リュウ。今、ソウルにいる。大韓航空の人にパソコンを使わせてもらって、このメールを打っている。あやうく、搭乗拒否されるところだったよ。僕が、『今、動脈の一部が狭くなってて、胸が痛いんですけど、飛行機に乗っても大丈夫ですか?』って言ったら、大韓航空の人たちから、『症状が落ち着くまで、飛行機には乗らないで下さい。』って言われたよ。で、すぐに錠剤を飲ん...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.29 Wed 08:53
JUGEMテーマ:ノンフィクション カークを見送ってから、会社の女の子は、不思議そうな顔で、 「どうして、カークは55歳にもなって、子供みたいに泣いてたの?」 と私に尋ねてきた。 「君は、これまでのカークの苦労を知らないから、彼の事が変に見えるだけさ。」 この子は、自分がカークの監視役をやらされているという自覚はあまり無い感じだった。多分、カークが飛行機に乗るのを確認して来いと言われただけなのだろう。私の弟子のL君が、大阪から帰って来るときも、監視役の社員二人が関...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.28 Tue 18:43
JUGEMテーマ:ノンフィクション バスが出てから暫くして、私は、会社の女の子に頼んで席を替わってもらい、カークと話し始めた。 「アメリカに帰ったら、どうするつもりだ?つまり、手術を受けて、容態が落ち着いてからっていう意味なんだけど・・・・・・」 「アメリカに着いた時は、死体になってるよ。」 「そんな事は、ないよ。確かにその可能性は少なくは無いけど、そうはならないと思うよ。」 どうもカークは、悲観的になり過ぎているようだ。こんな時こそ、楽観的でいなければ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.28 Tue 12:35
JUGEMテーマ:ノンフィクション カークは、12時発の飛行機に乗るので、9時半にアパートを出た。スーザンは、カークのスーツケースを運ぼうとしたが重過ぎて、動かすのも大変そうだった。 「リュウ、よかったら、運んでくれない?」 「ああ」 どっちみちシャトルバスの乗り場までカークを送るつもりだったので、私はスーザンからカークのスーツケースを受け取った。 シャトルバスのターミナルまで行って、イスに座り、カークと話し始めた。カークは、半年間暮らした向かいのビルを眺めて、感...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.27 Mon 23:26
JUGEMテーマ:ノンフィクション カークは、シャワー室から出てきて、荷物をスーツケースに詰め始めた。 「馬鹿げてる。実にバカげてる。なんで、こんな帰り方をしなきゃならないんだ。」 と文句を言っていた。カークは、アメリカのお姉さんに連絡を取るためにパソコンのスイッチを入れていたが、中々立ち上がらない。会社から買ったカークのパソコンは、相変わらず動きがノロいようだ。 「チクショウ、このバカコンピューターめ!」 内心、「シメタ!」と思った私は、カークに、 「カーク...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.27 Mon 12:38
JUGEMテーマ:ノンフィクション 翌朝(6月2日土曜日の朝)、起きてパソコンのスイッチを入れ、カークのメールボックスを開いた。カークは入院中で、パソコンを使えないため、彼のメールボックスを使ってアメリカにいるお姉さんに連絡を取っているのだが、メールボックスを開いて、かなり寒くなった。送信済みフォルダに彼が自分で姉さんに送ったメールが残っていたのだ。時刻は、前夜の8時頃である。 カークが、誰かのスマートフォンか何かを借りて、打ったようだ。こういうところが、カークの迂闊なと...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.27 Mon 10:05
JUGEMテーマ:ノンフィクション 朝食を摂って、ユッタリしていると、カークが電話をして来た。 「オハヨウ、リュウ。」 「オハヨウ、カーク。今、一人か?」 「ああ、トイレから掛けてる。」 「それでも、今は、あまり重要な事は話さない方がいい。壁に耳ありだからな。」 「そうかもな。」 「いつ帰って来るんだ?大事な話があるから、早く帰って来いよ。」 「医者は、痛みがなかったら、もう帰っていいって言ったから、午後には帰れると思うよ。」 「午後だな。待ってるよ。」 ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.26 Sun 20:55
JUGEMテーマ:ノンフィクション ○○ 金曜日 (2012年6月1日) の朝、起きて携帯の待ち受け画面を見て、メッセージが何件も入っているのに気が付いた。 「今日、病院を移ったよ。個室から大部屋に移されたんだ。プライバシーがないから、好きにはなれないけど、仕方がない。ところで、頼みがあるんだけど、姉に連絡を取って、退院したら暫く厄介になってもいいかどうか尋ねてくれないか?姉のメールアドレスは、このメッセージの後にすぐ打つから。」 という内容だった。 カークに承諾...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.26 Sun 14:44
JUGEMテーマ:ノンフィクション 今朝 (5月31日 現在) 6時前に、カークから電話が入った。 「オハヨウ、リュウ。ちょっと頼みたい事がある。」 「何だ?俺にできる事があったら、何でも言ってくれ。」 「例のロシア人の女の子の事なんだけど・・・・・・」 「ベローナか。何をすればいい?」 「後で、僕のメールアドレスと暗証番号を君の携帯に送るから、彼女にメールしてくれないか?」 「いいよ。で、なんて打てばいいんだ?」 「『カークは、手術を受けるため急にアメリカに帰ること...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2024.05.26 Sun 08:57
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