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気恥ずかしくて面はゆい気持ちで太宰のことに触れていきます。 多くの太宰ファンがいらっしゃるようにぼくも太宰のファンでした。 いま、こうして申し述べることにも若干の抵抗があるけれど、事実です。 友人に勧められて読んだのは、浪人してるころだったように思います。 ということは二十歳を過ぎていたのか、この全集の発行は1967年です。 太宰文学の内容は、触れるに心が堪えられないので、その周辺について。 ショックを受けたのは、人間失格でした、ものすごかった落ち込み記憶です。 斜陽...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.11 Wed 17:22
70の手習いというのでしょうね、新しい世界を探索しはじめています。 昨日、ここにアップした写真と、今日ここにアップした写真は、同じ祠です。 神の祠ですが、場所は、天香久山、その頂上にある祠です。 国之常立神、クニノトコタチノカミと読むようです。 高天原は地上の世界の処ですかね、その地上最初の神さまがこの方。 ここから五組の男女神が生まれ、イザナキ、イザナミが五番目のペアだとか。 伊弉諾、伊弉冉と表記するのですが、この男女が交合して子を産んでいく。 なにやら、国生み神...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.09 Mon 18:06
日本の最初の物語といえば古事記ということでいいでしょう。 古事記は、日本国生成の歴史を書いたものです。 でも最初の部分なんかは、想像力を駆使してイメージされた物語。 科学的思考においては、この想像された物語が現実とはいえないです。 でも神の国なんていって、その神々を神社に祀って、崇めるんですね。 この精神構造は、いったい何なんだろうと思うところです。 神っていったい、いらっしゃるのか、いらっしゃらないのか。 いないのに決まってるじゃないですか、といったところで、...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.08 Sun 16:52
夏目漱石のことを書いたから、今日は堀辰雄について書きます。 夏目漱石ときたら次は芥川龍之介、系譜でいえば堀辰雄はそのあとですね。 文学史的には、夏目漱石の門下に芥川龍之介がいたんじゃなかったか。 堀辰雄は芥川龍之介の葬儀の場面からはじまる小説を書いています。 この写真の本は、堀辰雄全集第一巻、題字はたしか川端康成さん。 明治大正昭和と文学者というか小説家って仲間なんですね。 それはいまもあるんでしょうね、文壇とかいうやつ。 ぼくは高校一年か二年のころ、16歳か17歳...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.07 Sat 17:28
バスを待つところに朝日新聞の広告があって、夏目漱石没100年とあった。 昨年の広告がまだ更新されていないと思うけど、吾輩は猫である、の広告である。 やっぱり、夏目漱石っていうひとは、近現代文学のなかでは、最高峰なのか。 夏目漱石のことは、ぼくにとっても、いろいろと記憶に残る作家である。 漱石全集、いまは手元にない。 昨年、大阪国際メディア図書館へ移したところである。 である調で書くとどうも堅苦しくなる感じだが、漱石をまねる。 国費留学生の最初として英国へ渡った漱石が...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.06 Fri 17:49
夢を見た、これが初夢ということになるのでしょうか。 突然に室生犀星の名前と顔が脳裏に浮かんできたのです。 むろおさいせい、小説家です。 1889年生まれ、和暦では明治22年、金沢出身の作家です。 年譜をみてみると、1962年、昭和37年、73歳で逝かれています。 犀星さんの作品は、あにいもうと、性に目覚める頃、これは小説です。 それから犀星さんは詩人で、抒情小曲集と題された詩集があります。 犀星の名を知り小説を読みだしたのは高校2年のころです。 ぼくは17歳、多感な少年、いやも...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.05 Thu 10:39
初詣には元旦に平野神社へ参拝、交通お守りを頂いてきました。 その後、古事記を手元においてパラパラ捲りをしています。 昨年、甘樫丘から天香久山を眺め、その足でその山を登りました。 古事記にでてくる神、伊弉冉、伊弉諾、二伸の祠がありました。 伊弉諾はいざなぎと読み、男神、伊弉冉はいざなみと読み、女神。 この二人、この世で初めての男と女の子産み儀式をしたという。 エロスの世界の原点が、そこにあったといえばよろしいか。 いっぱい子供を産んでいく最中、伊弉冉が陰部を火傷して死ぬ。 ...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.04 Wed 15:28
昨日、詩人ボードレールの話を少し書きました。 やっぱり気になって、今日はそこから哲学の方へいきます。 ぼくは決して物識りではなくてアバウトな記憶だけが頼りです。 パンセはパスカル、国家はプラトン、昔の本を取り出してきました。 わからなですよ、全容が、古代からの西洋哲学の系譜なんてわからない。 まして、その内容なんて、わかっていません。 タイトルだけを並べて、あたかも読んだかのような装いをするだけです。 写真に撮ったのはボードレール全集のボードレールの肖像写真。 ...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.02 Mon 12:17
ボードレールの<悪の華>が気になってその詩集を開いてみました。 初版は1857年にパリの書店から発刊されています。 悪の華と名付けられた<悪>とは何を指すのだろうかと思ったのです。 かなり以前に思ったことが今も時折思い起こされてくるのですが・・・・。 悪の華の発刊から、いま2017年、新年を迎えて、ここに書き起こします。 悪の華なんていわない、詩集DIARIY2017、日記体です。 どうなることやら、時代の悪は時代の善とパラレルに、もしくは表裏です。 あんまり難しくは考えないで、気楽にやってい...
詩集:DIARY2017 | 2017.01.01 Sun 11:04
誰の手を離れたの? 空へも解き放たれず あったかな手にももう抱かれず 行く手ふさがれたまま じたばたじたばた プーさん めりくりすます ザンコクです きれいに飛び立たせて JUGEMテーマ:写真詩+゚*
甲羅は水の中 | 2016.12.27 Tue 12:15
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