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後ろ向きな詩

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愛らしく、狂おしく

あいつに微笑むお前を見るたびにこの想いは加速するすべてが俺のモノだったらと（きっと叶うことのない願い） JUGEMテーマ：後ろ向きな詩

届け、 | 2009.05.22 Fri 10:29

思考回路

無機質な瞳歪な電子音冷たい手足鋼の心臓わかってるの、頭では。君と結ばれないことくらい（機械仕掛けの君に恋をした）JUGEMテーマ：後ろ向きな詩

届け、 | 2009.05.13 Wed 20:08

何一つ

どれ程頑張ろうが、もがこうが、僕はこの星の一部に過ぎなくて、微生物のようにちっぽけだ。高らかに笑い、其処に何を求めるのだろう？意味なんて無いのに(でも何処かで信じている矛盾)

届け、 | 2009.05.09 Sat 10:00

その金杯には「永遠」と刻まれているゴールする先はいくつか分かれていてそれぞれ「愛情」であるとか「友情」だとか他にも「名声」などと書かれている手前には停止地点が設けられていて「信じること」と書かれているそれより前には「知ること」という前提で跳ぶハードルがかなりの長さで設けられているそしてスタート地点から間もないところで「好奇心」という品種のニンジンがぶら下がって揺れている馬である私たちは走ってゆくのだけれどニンジンだけを食べ跳ばずに棄権する者が増えて来たある...

ちょい待ち、チーフが呼んでいる☆ | 2009.04.08 Wed 09:30

メルヘン

JUGEMテーマ：後ろ向きな詩白金と大粒の貴石が輝く透かし細工のティアラの　隣に馥郁たる香りを放つ大輪の季節の生花を置いてさて　姫よどちらをお前の頭に載せたいか　と王は尋ねる幼い姫君は迷うことなくすこやかな腕を伸ばしふっくらとした白い両手に花を掬って微笑む静かな朝の庭蓮の葉の上から斑点のない青ガエルが池に飛び込んだ　まさにそのとき国の端に　小さな火の粉が落ちた

々でした。 | 2009.03.17 Tue 02:46

伝言

JUGEMテーマ：後ろ向きな詩駅には伝言板というものがあった黒板にチョークで書き殴られた事務的な連絡があり今にも消えそうな女文字の柔らかな筆跡がありそれらは容赦なく時間の経過によって消される運命だった子どもの頃ませていた私は退屈に任せこの伝言板を読むのが好きだったやがて消されてしまうのにちゃんと相手は気づくんだろうか出会えるのだろうか　とまず最初に衛生問題云々で大好きなオレンジジュースの噴水が撤去されてしまいやがて伝言板も消えた改札は自動化され駅員のリズミカルなハサミの音が消えた大量に小銭を持ち...

々でした。 | 2009.02.16 Mon 02:16