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JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 いるといえば いるそんな あなたは声を上げる思いついて砂場にしゃがんで小山を作り笑いながら 壊すいないといえば うそけれども 少し目をはなした隙におもちゃの船は流されてあなたはたぶん それを二度と思い出さないねえ無邪気なカミサマあなたのその手が生み出した人間の僕らに痛みを知らないまま大人になれた奴はいないよあなたは決して歳を重ねずとがめる親を持たない僕には 笑っているように見えても本当のこころは見えないんだろう明日は何して遊ぼうか と夕陽は僕らに約束のしるしその...
々でした。 | 2009.01.19 Mon 02:55
欲しくて欲しくて仕方ない 満たされたくてたまらない 心ごと身体ごと全てを あたたかく癒して欲しいだけ 一滴(ひとしずく)の水で 一片(ひとひら)の優しさで 一欠片(ひとかけら)の愛で こんなにも求めているのに 叶わない願い 飢える心が渇きひくつく痛み 苦しくて苦しくて 淋しくて哀しくて切なくて 痛むほど飢えて渇いて…それなのに 流れる涙だけが止まらない そのあたたかな潤いは 流れても決して自らを癒してはくれないのに だからますます渇き飢えて そうして更に涙は流れる …なんて悪循環な無限のループ JUG...
カケラ ノ コトノハ | 2009.01.03 Sat 02:52
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 バケツの上で手を叩くと血がドロップスのように飛び散った樹脂で固められた集合写真の中小枝に刺さった誰かが悲鳴を上げる幾重にも蜘蛛の巣纏ったお姉さんアンデッドのお嫁入りストロベリィはお葬式網破ったり 溺れたり逃げようとする左手にヒラリと飛び乗って押さえ付ける騎士今宵もワインの味のドロップス転げ落ちるばかりの思い出し笑い
々でした。 | 2008.12.31 Wed 12:38
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 離れて行った友達の誕生日を忘れられない自分があわれでときどきねときどきだけれどとても 惨めな気持ちになるんだ寝転んでシミュレーションおそらく やれ、といわれたらこんな今の自分でも二重跳び 3回ぐらい続けて出来そうスキップの仕方なんかに至ってはたぶん一生忘れやしない泣けない人が増えてるんだってね私はとっても不器用だけど「泣ける映画」なんて観に行かなくても涙ぐらいはまだ 当たり前に出る泣いてもいいんだよ、だなんて許されなければ 泣けないの?当たり前に湧き出る嘘のない感情...
々でした。 | 2008.12.16 Tue 00:00
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 ◆無題。覆すことなんて、無理。踏み出せない領域と、降り注いでくる笑顔。とか。(なんにも望んでないのに)そんな筈はない。でもそれは嘘でもない。 を塗りつぶしたのは誰?正しい理性が邪魔するから、触れられない。ナトリウム灯の寂しさと、崩れてしまいそうな私の理性。とか。(そんな概念なんて、棄ててしまえばいい)そう思う。こんな私でも。素足で歩く砂の上のような、そんな安心感と、穏やかに吹く風が、私に優しかったら嬉しいのに。そんな夢をみました。
I want to meet that worthless me | 2008.12.05 Fri 00:18
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩お腹の中に要らない内臓があるのかも知れないこの世界中でおそらく私ひとりだけについている臓器があって夜になるとそこが見えない鳥に啄ばまれてしくしく痛むのかも知れないそれを私は悪意だと思うけれども鳥にしてみてばそんなつもりじゃないのかもしれないいずれにせよ私は涙を流して身を捩るこの痛みをわかってもらえない苦しみに小さな鳥だろうか大きな鳥だろうか私の耳には羽ばたきながらやってくる音が夜毎に聞こえる私の臓器はそんなにも食欲をそそる色をしているのだろうかそれとも私の中に巣食う汚...
々でした。 | 2008.11.23 Sun 03:19
消え去りたい いなくなりたい 小さな缶の中に入っている僕 さらさらの灰になった僕 投げ捨ててほしい 君の声ごと もう焼け落ちたいと願ったんだから もう焼け落ちてしまったんだよ 君の毀れた眼球 血みどろの肉 逆に曲がった腕 もう焼け落ちてしまったんだね 意識はハッキリしてる 火に包まれる 目が剥きだしで 歯が折れて 肉は削げて 髪は千切れて 酸素と僕を連ねる 二酸化炭素 水 全て吐き出して もう焼け落ちてしまいたかったんだ もう焼け落ちてしまったんだ
Sadistic Wonderland | 2008.11.22 Sat 16:05
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 バスの座席に座り電車のシートに座り乗り換えホームのベンチに座った待合室の椅子に腰掛けて診察室の椅子に座って話すそこでまで辿り着いて やっと落ち着かないのは背もたれがないせいだ と気づく「あの病院」ではなく「あそこの病院」でもない「この病院」でそれに気がつく
々でした。 | 2008.11.21 Fri 02:27
JUGEMテーマ:後ろ向きな詩 ブーツの踵の音が耳でかさぶたになっているビル風に街路樹の葉が捩れて駄々をこねる舗装された大通りを往く車に日々心を轢かれていることに気づかない人たちが足を引き摺り今日も深い息を吐いている暴れる上着の前をグーで合わせて身にまとった衣服の躾を憂う女たち赤ちゃん一人が隠せるほどのバッグには期待だけが重たく詰め込まれて乾いた唇を彩るなら口紅よりも温かい飲み物おそらくこの街中でもそう多くはない行くアテも目的もない見慣れた足が二本平日の昼間の宙を浮いている意味もなく携帯電話を開い...
々でした。 | 2008.11.14 Fri 01:20
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