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JUGEMテーマ:詩 堤防の先の灯台に 釣り人の影が浮かぶ 沈んでいく夕陽が 炎の色に海を照らす キジトラの猫が 路地の向こうへ消えていく 灯台が輝き始め 港の船が黒い波をかき分ける 光と影が一日の終わりを告げる
SANNI YAKAOO | 2022.04.14 Thu 10:52
JUGEMテーマ:詩 独り言を呟く 宙に流れる言葉を どこへ行くのか眺める 誰に言い 何を伝え どんな意志があって 独り言にそんな形はない 宙を漂う内に薄くなり 何を呟いたのかも読み取れなくなって また独り言を呟く 足元に言葉の欠片が積もっていく 孤独になるほどに 雪のように高く積もっていく 進めなくなる前に 戻れなくなる前に ...
SANNI YAKAOO | 2022.04.11 Mon 15:47
なんか食べたいね なんかおいしいもの ガッツリ系 シズル感 映え イイネ 食べた過ぎて絞れないよ 肉 魚 丼 定食 もう正直なんでもいんだよ 和食 洋食 イタリアン 満足するまで 納得するまで ステーキ ラーメン スシ バーガー もう何年も満足してない 腹の中に狗を飼ってる そいつがどしても満足しない ナンカタベタイネ ナンカタベタイネ もうずっと吐きそう ナンカタベタイネ ナンカタベタイネ おれもう破裂する...
bullet proof soul | 2022.04.11 Mon 13:39
JUGEMテーマ:詩 散った花びらの分だけ 緑の葉っぱが増えていく 失われた色の分だけ 新しい色が芽生える 枝の隙間から覗く新緑を 風に乗った花びらが祝福する 二羽のメジロが歌い ハナバチが踊り たくさんの命に歓迎されながら 淡い色の だけど鮮やかな色の季節がやって来る
SANNI YAKAOO | 2022.04.10 Sun 12:50
JUGEMテーマ:詩 羽ばたく鳥の声 雪のように降る桜の花びら 草を登っていくてんとう虫 耳に 目に 春が飛び込んでくる あとは心が暖まれば 本当の春になる 胸にはまだ木枯らしが吹いている 雪解けを待つ
SANNI YAKAOO | 2022.04.09 Sat 14:16
JUGEMテーマ:詩 足元の青い光 表面の汚れたビー玉が転がっている 土手の下 散った桜の絨毯の中に 鈍い光を反射して ここにいると主張しているけど 周りにはもう誰もいなくて 持ち主は帰って来ないだろう つまみ上げ 光に透かす 青色の濃い光が指を染め 湾曲した向こうの景色が映る 自分はここにいる 無機物なのに声が響いているようで しばらく睨めっこをする...
SANNI YAKAOO | 2022.04.08 Fri 13:37
JUGEMテーマ:詩 月はいつだって丸く いつだって空に浮かんでいる 満月も新月も三日月も 全部同じ月で いつだって本当は丸くて 本当は空に浮かんでいる 月の輝く部分を見るのか 見えない部分を想像するのか どんな月が出ていようと その日の気分で その日の自分で 月の在り方も変わってしまう 月は人の心を嘘なく映してしまうから 月を見上げたくない日もある ...
SANNI YAKAOO | 2022.04.06 Wed 13:08
JUGEMテーマ:詩 石の上にも三年のつもりで 一つのことを継続すれば 少なくとも自分は変わる 良くも悪くも昔とは違って 時を戻すことは出来ないから 二度とあの頃の自分は取り返せない どうせならこのまま五年 十年と座り続け 修行に勤しんで 石の上で骨になろう 即身仏のように 寿命の後もここにあって 死んでも終わらない道を邁進するのだ
SANNI YAKAOO | 2022.04.02 Sat 13:47
JUGEMテーマ:詩 塀の瓦に桜の枝がかかる 青黒い瓦を背景に淡い花びらが映える 後ろからはもっと高い木の枝が伸びて たくさんの緑の葉が桜を守るように広がっている ずっと昔からある光景で この道を通る度に足を止めてしまう 来年も拝めるよう桜に願う
SANNI YAKAOO | 2022.03.30 Wed 12:43
JUGEMテーマ:詩 鏡に映る自分 水溜りに映る自分 ガラスに映る自分 もっとも身近にいる人間なのに 何かを通さないとこの目で見ることができない 胸の内はどうだろう 何かを通せば見えるだろうか 自分でも見えない上に 鏡も水も窓にも映らないから どこにも知る手掛かりがない 他人の目にはちゃんと映っているのだろうか 自分のことさえ分からないのに 他人のこ...
SANNI YAKAOO | 2022.03.29 Tue 15:08
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