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写真は牛丸維人、この二冊組の詩集は2025年6月15日に北田町で開催されたしろくま古本市、そのgramme会場の奥でブースを開いていた本と喫茶畔さんで買った。地名+詩、新たに名づけることを拒絶して茫漠たる地理へその身を投げ出す勢い、がある。 歩くと落ちているものが見えてくる 存在を忘れ去られようとするものたち 棄民 そして私はうたう 「地上の星」『掛川詩』より。行へふいにそれまでとはかけ離れた言葉「棄民」が挟まれる。そこで詩の風景が開ける。「棄民」は私の用語「氓」と同じようなものだろう...
断食月報 | 2025.06.15 Sun 17:03
JUGEMテーマ:詩 和訳と大きいデザインはこちら・・・「あんたって詩人なの?」〜喜怒哀楽の50音詩〜 The reason I work is not only because of money, but also because I want to lead a regular life. I'm a fan of YouTubers, and they say that if they have a few days off in a row, they quickly reverse their day and night schedules. By working six days a week, they get up early every morning and go through their usual routine every morning. This is really...
娯らっくのサイト速報 | 2025.06.10 Tue 06:47
令和6年(2024年)9月18日の日付とともに寺道亮信の挨拶が印字された栞が入っている。寺道とは2023年5月21日に東京都は赤羽で開催された第9回詩歌トライアスロン公開選考会で会った。東京大学大学院生であることはそのとき知った。 そのとき私とは同じ三詩型鼎立部門で競り合っていて、寺道が受賞していても私は納得していただろう。その日に寺道がつくった「嬉しき玩具」をもらって浜松市へ持って帰った。そして寺道は翌年に『乳既』を上梓してイタリアへ行ってしまった。 発行所の七月堂は豪徳寺にあるという、2017年夏...
断食月報 | 2025.06.05 Thu 07:46
水野満尋という掛川市の詩人を知ったのは2025年の静岡新聞新春読者文芸に載っていた「ドリームホテル遠江」である。それから4月に発行された『文芸かけがわ』第十九号に掲載された「君達の地から―若き友へ」と「窓 かそけきや うれいりそ」の2篇で驚いた。さらに5月の静岡新聞読者文芸には「花咲き乱れ」が掲載されていた。 そして、ふらふら立ち寄った谷島屋書店磐田店の詩歌コーナーにこの『忘却の審判』が置いてあり、私が知る以前の水野満尋の詩業を知った。収録された20篇のうち18篇が静岡新聞読者文芸の掲載作...
断食月報 | 2025.06.04 Wed 15:27
この詩集は、静岡市葵区鷹匠の水曜文庫で2024年6月30日に買った。その4日後の7月3日には鴨江アートセンターでつじむらゆうじの参加型インスタレーション展示である詩幣がはじまり、詩創造者として私が展示会場に並べた何冊かのなかにこの詩集も含まれていた。あとがきには 詩は貨幣の対極にあるものなのです。 とある。対極にあるものだからこそ、詩幣のようにむりやり合わせると違和感がダダ洩れになり、それはアートの一種にもなる。 それから2025年3月20日に第七回浜松「私の詩」コンクール表彰式がクリエート浜...
断食月報 | 2025.06.03 Tue 05:30
この新装版の詩集は2025年5月5日に掛川市にあたらしくできた本屋すみれで購入した。店名と筆名の一致は偶然らしい。ゆずりはすみれは静岡市葵区居住、とくに私は交流はないけれどともに静岡県で詩を扱う人なので名は目にする。ただ静岡県はブルネイよりも広く、人口はウルグアイくらい、GDPはエチオピアやエクアドル並みある。ほとんど国だ、なんの話だ。つまり静岡県は西部と中部と東部、さらには伊豆と分かれていて文化圏を異にしており、今後なにかのおりに会えればいいかな、くらいの感覚でいる。川根本町千頭のてんでんこを訪れ...
断食月報 | 2025.06.01 Sun 05:30
この詩集は2024年の11月に送付されてきた。酔芙蓉は遠州灘や詩季に参加している鈴木和子の筆名であり、浜松「私の詩」コンクールを主催している。表題の「亡国の蝶」は一章になっており妲己や驪姫や楊貴妃といった中国史上の美女、そして楽毅や曹丕など英雄をテーマにした詩が並ぶ。本人曰くテレビドラマの影響だという。 草原の国で単于に愛され 子等も生まれた とおい海鳴りを微かに聞きながら 「深海魚 草原へ―王昭君―」より。李白の漢詩「王昭君」には 漢月還従東海出 と海の句があり、そこ...
断食月報 | 2025.05.31 Sat 05:43
この詩集は2025年5月11日の詩の合評会、詩季に参加したヒメ巴勢里ご本人から購入した。ヒメ巴勢里は浜松市民文芸や県民文芸などの詩部門で入賞・入選を重ねてきた。しかし詩集を出す際の筆名はヒメぱせりとひらいたらしい。 ヒメ巴勢里はサトウハチローの流れを汲む木曜会で詩の研鑽を長年積んできたという。詩を原稿用紙一枚にまとめることなどはあとがきにも書いてあるけれど、合評会の際の、ことばのかかり方の指摘や漢字への指摘といった言動からその研鑽の深さを垣間見た。 いまは結社などでのそうした修行が忌まれる...
断食月報 | 2025.05.30 Fri 05:38
この文庫サイズの詩集は、浜松市中央区田町のKAGIYAビルは3Fのgallery kairaiで開催されていた玉谷天音の個展である邂逅場で2025年1月25日に購入した。たまたまKAGIYAビルで手にしたチラシをとって会場を訪れたのだ。そのため、玉谷天音が岐阜県から進学のために浜松市へ来たという経緯はそのときはじめて知った。KAGIYAビルは2FのBOOKS AND PRINTSのスタッフをしていたことはのちに検索して知った。 奧付に「デザイン 村上亜沙美」とあり村上製本が関わっている。とすると、みかわや|コトバコなど尾張町・北田町・田町あ...
断食月報 | 2025.05.29 Thu 19:33
この表紙の硬い詩集は、浜松市中央区紺屋町にある絵本の店キルヤで2025年1月5日に買った。その日はタケウチマイの個展がキルヤで開催されていたと思う。確か前原本光の詩集は店頭に2冊置いてあり、そのうち在庫のある本が『La Plume』だった。 instagramはストーリーズしか見ない派だけど、公園やカフェやアートセンターなどでアコーディオンやピアノを弾く前原本光、いやmotomitsu maeharaの画像や動画が流れてくるのをよく観る。アコーディオンとウクレレのacoléléという音楽ユニットの一員でもあるらしい。で...
断食月報 | 2025.05.28 Wed 21:25
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