JUGEMテーマ:詩 どこからか梅の香りが漂う 潮の香りと混じって 春の訪れを告げる 目で見るより 耳で聞くより 匂いはどうしてこうも 去年の春を思い出させるのだろう 目を閉じても 白と赤の花びらが浮かぶ
SANNI YAKAOO | 2022.03.16 Wed 14:31
私は何のためにここにいるのだろう 何のために笑うのだろう 生まれた星たちが いつか消えてしまうよって 誰かが言う 愛したこともいつか 春の夢に消えてしまうの? 繋ごうよ 出来るだけ沢山 話そうよ 沢山の喜びを紡ぐために 私はここにいるから 2022.03.16
そこにあるもの | 2022.03.16 Wed 02:52
今日から詩のブログを始めます。 詩を書くのはとても久しぶりで、拙いかもしれませんがよろしくお願いします。 過去に高校生の頃には同タイトルのサイトを運営しており、中学生の頃には咲高逢という名前で、SKY LINEというサイトを運営していたこともある者です。 昔関わったことのある方、良かったら気軽に話しかけてください。 早いもので、今年34歳になります。 詩はしばらく読んでもいませんでしたが、懐かしくてもう一度始めてみました。 金子みすず、宮沢賢治、八木重吉、銀色夏生などが...
そこにあるもの | 2022.03.16 Wed 02:51
JUGEMテーマ:詩 人の来ない森の奥 小さな草の茂みに囲まれて 澄んだ水が溜まっている 草木の緑を反射して 透明ながら色を持って 水底の岩が揺れている 魚はいない 鳥も来ない 清らかすぎて かえって不気味で 覗き込んでいると吸い寄せられそうになる 足早に立ち去る でも脳裏からは消えない 10年過ぎた今もハッキリと覚えている 偶然出くわした景色が 心の一...
SANNI YAKAOO | 2022.03.13 Sun 12:25
JUGEMテーマ:詩 どこかで一つ生まれて どこかで一つ消えていく 輝く朝に希望を抱いて 霞む夜に癒されながら 現れては溶けていく もしこのまま溶けて 何かの糧になるなら それも悪くない 月を見上げて 霞む夜に祈りながら どうかこの身を 出来れば魂まで 朝が来るまでに溶かしてほしい 生まれ変わりはこの世にある 眠ればきっと 朝...
SANNI YAKAOO | 2022.03.11 Fri 12:14
JUGEMテーマ:詩 口から涎が垂れる 荒い気遣い 垂れ下がった尻尾 訴えるような目 リードを引っ張り 外へ出ようと足を踏ん張る ここは怖い所だと知っている 注射に採血 エコーもある 今日は試練の日 辛い時間を乗り越え 会計を済ませて外へ出ると 嘘のように足取りが軽くなる 尻尾を振りながら一声吠える 元気になってくれればそれでいい
SANNI YAKAOO | 2022.03.09 Wed 14:51
JUGEMテーマ:詩 長い長いと思っていた時間が とても短く思えるようになり 色鮮やかな体験は 少しずつ灰色へと近づいていく 歳を重ね 色を失い 高速で進む時間に ふと青臭い疑問を感じる 人生とはなんだろうと 雨上がりの水溜りのように 少しずつ感動が消えていく だからこそ稀に訪れる感動に 涙もろくなる 体力や気力より 涙腺が一番弱くなって...
SANNI YAKAOO | 2022.03.08 Tue 13:28
JUGEMテーマ:詩 白波が岸壁を駆け上がり 足元へ届く カモメの数が増えていき 足元の影が増える いつもは穏やかな海が 激しく怒っている 人に叱られると腹が立つが 自然に叱らると素直になれる もうすぐ灯台が光る 漁火も見えるだろう 悪いのは自分だと 認められそうな気がする
SANNI YAKAOO | 2022.03.05 Sat 15:27
JUGEMテーマ:詩 山道が靄にかすむ 雨上がりの湿気が 木々と落ち葉の匂いを強め 自然と深呼吸がしたくなる 薄い光に 淡い色合い 夕暮れなのに 夜明けのようで 一夜を飛び越えて朝を迎える
SANNI YAKAOO | 2022.03.04 Fri 13:16
JUGEMテーマ:詩 たくさんの火花が散って 意識が朦朧として 頭を押さえながらうずくまる 上を見ると看板の角 人は頭上を気にしない 気にすることも難しい 落し物を拾おうとして 立ち上がる時の注意を忘れる 数年ぶりのタンコブを撫でる
SANNI YAKAOO | 2022.03.01 Tue 13:55
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