[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
ああ タバコの煙 チョコレートの香り 不意に蘇る君と過ごした日々 甘ったるい BLACK DEVIL Chocolate 立ち止まって振り返ると 人込みの向こうに君の後ろ姿が見えた その指先にちらついたオレンジ色の焔 タバコなんて今でも大嫌いだけどあの香りだけは好きだったよ 君と別れたいまでもそれだけが忘れられなくて ポケットのなかで灰色の箱をぎゅっと握り締める 君の残していった最後の一本 さよなら 唇だけで呟いた JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Chocolate box. | 2008.10.24 Fri 00:48
君は僕の友達の幼馴染みで だから気がつくとそばにいて 気がつくとあの笑顔を探してしまうようになっていて 友達に「好きな奴いるの」と聞かれてまっさきに思い浮かんだのは君の顔で それで恋してるんだと初めて気がついた 友達と話しながら君は楽しそうに声をたてて笑う 僕は会話にはまざらないで ただ君の細く伸びる綺麗な声に耳を傾ける 時折教室の窓から吹き込む緑色の風が 君の太陽の光で茶色く染まった髪をさらさらともてあそんで通り過ぎていく いつもと変わらない 今までと同じ風景 けれどどこかが違って見え...
Chocolate box. | 2008.10.24 Fri 00:29
誰もいなくなった街路樹で僕は箱の中で震えていた怖かったまた、独りになってしまうと思ったからそんな誰もいない街路樹にいつのまにか君が立っていた偶然なのか必然なのか君は箱の中の僕を抱えて街路樹を走り抜けていくそれはまるで独りの怖さを知ったかのような走り方だったきっと君も独りだったんだねでも君はもう独りじゃないもう二度と独りにはしないからJUGEMテーマ:ちいさなものがたり
ボクの創るセカイ | 2008.10.23 Thu 01:16
君のページをめくる指先がとても綺麗だと思った。 時折思い出したように言葉を紡ぐ唇が、手元に注がれる熱い眼差しが。 君が本を読む、その隣にそっと置かれたコーヒーカップから立ちのぼる湯気が、ゆっくりと誘うように君の頬を撫でて。 それでふと君は手の動きを止めて、カップへと手を伸ばした・ 馬鹿みたいだと思ってた。 たとえば今君を少しでも満ち足りた気分にさせることができたであろうコーヒーが羨ましいだとか、さっきまで君の視線を独り占めしていた本になりたいだとか、そんなふうに考えてしまうこと。 だけど...
Chocolate box. | 2008.10.20 Mon 20:31
やっぱりさ どうにもならないことってあるよ きみの視線の向かう先とか すべて想いは叶うっていうならさ まずはきみが証明してみせてよ ぼくの想いを叶えてみせて だからほら まずは 好きってひとこと 耳元で囁いて JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Chocolate box. | 2008.10.20 Mon 00:59
深い森の奥で君を見つけた君は寂しそうだった切ない顔をしていたきっと私じゃ癒せないそんな傷を抱えてるんだよね?でもね私もなんだよ私も今は傷だらけだけどね私たちには未来があるの私は深い森に迷い込んでしまったのけどそこには君がいたそれはきっときっと始まりだから私は君とこの深い森を抜けてアオゾラの向こう側へと歩いていくんだ...JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
ボクの創るセカイ | 2008.10.19 Sun 20:11
君はどこにいるのかなぁこの広い空の下見失ってしまいそうですその愛しい姿さえだけど大丈夫そっと 優しく あたしが背中押してあげるだから大丈夫あなたが 墜ちそうな時は 助けてあげるそっと優しく 背中押してあげるだから 大丈夫JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
weakly days | 2008.10.15 Wed 21:10
人によって変えられたこの街僕たちはまた住処を変えなきゃいけなくなる住み易くなったのは人間だけ僕たちはただ変わりゆく街を見届ける事しか出来ない無力だから逆らえないから僕たちは従う事しか出来ないそんな僕たちにとって唯一安らげる場所を見つけた風がそよぐ場所きっといつかは人に変えられるのかもしれないけれど僕たちはここを新しい住処にしたい JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
ボクの創るセカイ | 2008.10.14 Tue 00:09
既出を集めてみたよの図。 でも長すぎるとウザイので(俺が)短めを集めてみたよな図。 古すぎて顔真っ赤になりそうなのまであります。 お前、古すぎだろ!というほど古いのはないはず たぶん。 適当に探したら見つかるかもね、んふふ。 んじゃ追記。
Sadistic Wonderland | 2008.10.12 Sun 19:27
君は 覚えてるかな僕たちの間に あの日 があったことをあの日は 君の運転する車で二人 ドライブへ行ったんだ空はお世辞にも快晴とは言えなくて灰色の雲が立ちこめて今にも雨が降りそうだったね車道の真ん中に植わった 木々を眺めて僕が選んだ音楽に 耳を傾けてぽつり ぽつりと 小さく会話した君は 前から来たかったというパン屋に寄っておいしそうなパンを にこにこしながら選んだそして僕もつられて笑ったパンの紙袋を抱えて訪れた展望台景色は遥か遥か 遠くまで繋がり届き僕はあらためて 自分の小ささを知ったよあの日...
weakly days | 2008.10.12 Sun 18:11
全201件中 161 - 170 件表示 (17/21 ページ)