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ねえ 何がそんなに楽しいの? 「何がって?どうして」 だって君はいつでも幸せそうな顔して笑ってる 「うん。だって幸せだから」 そういって君の伸ばした腕が指先だけ僕の前髪に触れた。 ねえどうして なんでそれだけでこんなに苦しいんだろう ねえ僕は全然幸せじゃないよ だって こんなにも 痛い 君の指先が前髪からつうと下って僕の頬を撫でた。 一緒に、零れ落ちた雫も浚っていく。 ごめんね すぐそばで君の声がした。 JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Chocolate box. | 2008.08.18 Mon 10:31
僕からの着信にワンコールで飛びついた君 余裕ないねって笑ったけど ねえ 本当はずっと待ってたよ 携帯から流れるメロディーが君からの着信を告げるのを 本当はずっと待ってた だけどやっぱり先に待ちきれなくなるのは僕のほうで いつだってそうなんだ だからせめて 着信音のなり始めたその瞬間から一秒だって僕を待たせないでよ 僕からの着信にワンコールで答えて 君も本当は待っていたんだと 無言で伝わるそのときがどうしようもなく切ない JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Chocolate box. | 2008.08.16 Sat 15:30
遅い帰り道 一人自転車を漕いだ 燈りはじめた街の光も 通り過ぎる人も すべてが遠く歪んで見えた どうしようもなく溢れ出る涙が なんだかどうしようもなくいとおしく感じる ああ そうか 今日出会ったすべての人が 今日心に浮かんだすべてのものが ひとつづつ ゆっくりと でも確実に僕の中に刻まれていくんだ そのすべてがひとつ残らず大切で 昨日と何も変わらないように見えてもひとつとして同じ自分はないのだと ふと空を仰いでそんなことを思った JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Chocolate box. | 2008.08.15 Fri 19:13
むかし君と入った坂の途中のジャズカフェ 今はもうないその店の焦げたようなコーヒーの 香りは今も残ってる チェット・ベーカーが好きだった 君は今どうしてるのかな 僕は黙って旅だったから 謝ることもできなかったけれど むかし君と入った坂の途中のジャズカフェ 今も残ってるのはあのコーヒーの香りだけ・・・ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 2002年6月21日 Buggy Heart ちいさなものがたり
Cafe ZaZou | 2008.07.27 Sun 19:09
考えさせられます どうして人は死ぬのでしょう どうして人は自ら命を絶つのでしょう あの事実がつきつけられた時 皆の絶望に染まった悲鳴 もし死んだのが私の友達だったら 私はきっと泣き崩れたでしょう あなたは何を私たちに伝えようとしたのですか 悲しみですか 苦しみですか それとも痛みですか きっと真実はいつも海の底 きっと真実はいつも空の向こう 死なないでなんて そんな無責任なこと言えないかもしれない それでもきっとあなたも気づいたでしょう あんなに泣いて あんなに悲しんだ 友達と先生と ...
通行人A | 2008.06.24 Tue 16:31
Fuwari Fuwari Yurete yurarete Dokomademo Tsugi no Machi wa Donnamachi? Sutekina Kaze ga Fuiteirukashira? Mata Kakkoii "HANA" ni Nareruto Iina!! JUGEMテーマ:ちいさなものがたり
Caramel Custard | 2008.05.05 Mon 23:55
幸せだね、と言ってくれた君のその笑顔と 歩くときには必ず繋いでくれる手のぬくもりが いつまでも忘れられずにいるけど いつも一緒にいるというのは あの頃の気持ちが少なくなってしまうんだろうか 空気の冷たい夜 星空の下 いつも通り手を繋いで歩く帰り道 わたしが笑うときみも笑ってくれるから わたしはとても幸せな気持ちになるんだ この気持ちはいつまでも忘れたくないよ これからずっと隣にいても この気持ちはいつまでも心にあるから
She is gone. | 2008.04.11 Fri 16:47
思い出すことがある 繋いだ冷たい手 歩く後ろ姿 煙草を吸う仕草 つぶやくように話すきみの声 ポケットにはわたしがあげたライター 大きく息を吸って 吐く 白くなって空へ消える 両手をギュっと握り締める だいじょうぶ だいじょうぶ わたしはきっときみのことを一生忘れない 忘れたくない 全部覚えていたい だけどちゃんと前へ進んでいるよ ちゃんと笑えているよ 撫でてくれるきみの手はなくなってしまったけど わたしはこれからも生きていくよ
Rainbow Rain | 2008.04.07 Mon 13:38
寒さで震える手を握り締めながら きみを待つ帰り道 すり抜けてしまいそうなことばを 手繰り寄せる 空はこんなに近いのに とても遠い 透き通った空気が 僕を包み込む 夜空に見える光は あたたかく 雲はとてもやさしいから ぼくはきょうも ここにいる きみと一緒に見るこの世界は すてきなものが溢れている そう信じてる
Rainbow Rain | 2008.04.07 Mon 13:37
とおく とおく 離れて 消える ちいさく ちいさく 聞こえる 雨音 触れる 伝わる かすかな温もり ビニール傘越しに見る風景は 雨で滲んでうまく見えないけど それはきっと雨のせいで 僕の 涙のせいなんかじゃないんだよ 出せない声は 夜空に消えて 言えなかった言葉は 見えないところにしまっておこう いつか 空に浮かんで消える その日まで
Rainbow Rain | 2008.04.07 Mon 13:36
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