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さて。今夜はアシュアークの登場です。 絵の直しと文の校正で手間取りました…。 登場人物紹介 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…) 22 騒動の種 白馬に拍車を軽く入れ…アシュアークは白い優美な門を潜った。 途端、ふわっ…と柔らかい…空気に包まれ、心の中で 『これが光の結界か……』 とつぶやいく。 愛馬ロゼッタが、ひひん。と顔を上げ、アシュアークはなだめる様に手綱を引き絞る。 が直ぐにロゼッタの落ち着かない理由が解った。 緑の芝生と噴水のある庭園の中、突如として人が空間か...
アースルーリンドの騎士 | 2010.08.16 Mon 01:55
ううむ…。 今日の音楽はどうなんだろう…。 敵方の大移動…。 彼らも光の結界入りです。 まあでも、ノルンディルは重傷のようですが…。 この人が回復してくれないと、話が始まらない。 登場人物紹介 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…) 間も無く、怪我人達が馬車で次々に到着する。 出血の激しいノルンディルは真っ青で、髪迄が青く染まって見え、メーダフォーテは慌てて結界内の寝台に彼を運ぶ様命ずる。 グーデンが、運び込まれた怪我人の、最後尾に姿を現す。 そして不満げに顔を...
アースルーリンドの騎士 | 2010.08.14 Sat 02:19
今日こそ挿絵欲しいところです…。 でも竜描いた事がナイ………。 登場人物紹介 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…) そっ…と立ち上がると、ファントレイユとテテュスの後ろからささやく。 「君が…ワーキュラス?」 少年は頷く。 「ここは結界内だから、ディアスに負担を掛けず自由に僕は能力が使える。 僕にも癒しの能力はあるけれど…人間の体は小さ過ぎて…僕が能力を放射すると、体が消えてしまう」 「?どうして消えるの?」 ファントレイユの問いに、少年は寂しそうに微笑む。 「体...
アースルーリンドの騎士 | 2010.08.09 Mon 06:29
灰児(ハイジ) 独房棟の入り組んだ造りをものともせずに、朝比奈は大股でどんどん歩いていく。 あとに続く写楽は、ゆったりとして見えるのに無駄のないいつもの歩き方で、歩きながら周囲の様子をそれとなく確認しているように見える。 頭の中ではすでに建物の見取り図を描きはじめているのかもしれない。 そのあとを追う無二は、自分よりコンパスの長いふたりの速足についていくためほとんど小走りである。 階段を上がって3階のうす暗い廊下をしばらく行くと、開けたところに人影が集まっているのが見えた。 ...
き み は ぼ く の ひ か り | 2010.08.05 Thu 21:27
JUGEMテーマ:連載 ばれていたのが気まずかったのか、それとも答えの内容に気を悪くしたのか。どちらにせよ、ルミセイルは形容しがたい顔をした。そわそわと落ち着かない様子で、微妙に笑ったような怒ったような泣きたいような、そしてどこか諦めた感の漂う表情だ。「やだなぁ俺、外見たいですもん。だいたいそんなまだるっこしい魔物退治なんて、たいがい俺みたいな新兵の仕事でしょーよー」唇をとがらせつつ、苦笑したエドゥアールの気配を感じ取ったのか、ルミセイルはきちんとまっすぐに立って敬礼した。「お騒がせしました。...
AMIRROL//* | 2010.07.31 Sat 18:55
JUGEMテーマ:連載 急にしおらしくなってしまったルミセイルは、しかし諦めきれないといったふうにかぶりを振る。「俺だって行きたいですよ」どこに、とは言わなかった。言わなくてもわかると思ったのだ。少なくとも、エドゥアールには。思った通り、エドゥアールはちらりとその薄青の目をルミセイルに向け、そして空を見上げて息をついた。「……それはだめだ」「なんでですか」ルミセイルは即座にかみつく。あまりの素早さにエドゥアールは一瞬反応できなかったようだった。若干見開き気味の瞳に、逡巡の色が浮かぶ。なにを言った...
AMIRROL//* | 2010.07.24 Sat 21:35
JUGEMテーマ:連載第五章 玄丈先生と如雪の対決 6 最後の決戦(5)「うむ」 加藤さんが厳しい顔つきで翔太の言葉にうなずいてから、きいた。「ところで、ダイヤモンドホープが崩壊したら、活伝協会も終わりだろうな?」「そう思います」 そう言って、翔太は説明を始めた。「協会幹部の多くがダイヤモンドホープ社の関係者だと知れ渡ったからには、あの会に行く人はもういないでしょう」「如雪はどうなるのだろう? 彼は警察に逮捕されるのかね?」 加藤さんの質問に翔太が答える前に、スシボンが口をはさんだ。「如雪は...
ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2010.07.20 Tue 09:45
JUGEMテーマ:連載 「――どうして俺じゃだめなんですかっ!?」関節が白く浮くほど拳を握りしめて吠え猛る少年に、エドゥアール・オスカルドは苦笑した。エドゥアールに見えているのは彼の背中だけなのだが、少年がどんな表情をしているのかも手に取るようにわかる。おそらく、18という年齢にしては少し大きすぎる青い瞳で、目の前に立つ上官を怖がるでもなく睨み付けんばかりにしているのだろう。エドゥアールはむしろ、そんな少年に詰めよられる男を不憫に思った。いかにも気弱そうな、くすんだ金髪を短くした小柄と言ってもいい男...
AMIRROL//* | 2010.07.17 Sat 19:54
JUGEMテーマ:連載 そこからは、青い空が見えた。目に痛いほど澄んで、泣きたくなるくらいに青い空。灰色の石造りの街は、やわらかな光を浴びていつもより気が利いているように見える。もちろん、気遣いなど気にするまでもなくあけすけな好意を示すにぎやかな普段の街も、少女は好きだった。だが、今日ほど自分が“暮らす”この街がしゃれて見えたことがないのも事実だった。金色の瞳をつと上げた少女は、そこに明るい空を見た。なぜか、その青色に惹かれたのだ。どこか懐かしいような、穏やかな気持ちにさせられる色だ。しばらくし...
AMIRROL//* | 2010.07.15 Thu 22:08
What new//*2010.07.15. … PROLOGUE updateSINCE→2010.07.15.WRITEN BY KYOGOKU.DO NOT COPY!
AMIRROL//* | 2010.07.15 Thu 20:16
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